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神様になった  作者: 小原河童
王都支部長編
647/652

冒険者ギルド王都支部長の仕事

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!


昨日に続き今日も長いです。

小分けにするよりもこの方が面白いと思いました(笑)

それではお楽しみください。

ホールに入るとスマイルが迎えてくれた。


談話室に入ると、直ぐにスマイルがお茶とお菓子を用意してくれた。

「そう言えばジョアンは結局昨日の朝しか食べていないので、お腹が空いたでしょう」と、言う瑠璃に恥ずかしそうにするジョアンよりも早く「それなら、ヤミーに何か作ってもらいましょう」と、スマイルが言い出した。


「そうそう、今朝はルイネさんと朝食を一緒にしますから、朝食前に皆を集めてくださいね」と、瑠璃が言うと良い笑顔で了解したスマイルは部屋を出た。


「と、言う事ですから、ルイネさんも朝食に付き合ってくれますね」


「はい、特にスーザンは隠れ家の朝食が初めてでしょうから」と、ルイネが話すと「あのルイネ様、某も宜しいのでしょうか」と、言うシャーロットにルネが答えた。

「勿論シャーロットも一緒ですから」と言うのを聞きシャーロットは喜んだ。


そこへ、戸を叩く音と共に、スマイルがお茶と大きめのスポンジケーキを用意して来た。


私にもやらせて欲しいと言うヨウコさんにマイが、「隠れ家では私達にお任せください」と、言うのでヨウコさんは諦めた。


そうそう、ゴズは出て来ても良いですよと、瑠璃が言うとゴズが直ぐに現れた。


「ゴズは使用人が朝食前に全員が集まると私に教えてくれますか。

話しておく事が出来ましたから」と、瑠璃が言うのを聞き納得した。

「アニタさんにシャーロットは初めてと思いますが、ゴズさんは素敵でしょう」と、オリビアが面白そうに言い出した。


そうでしたねゴズ、オリビアの隣がアニタさんで貴族風の服を着たのはシャーロットさんですよ。


「これは初めまして、私は瑠璃様の使い魔で、二つの邸の全てを任されています。


それに今はアースンの執事もやっています」と、言い見事なお辞儀をした。


と、ゴズの自己紹介から御辞儀でアニタもシャーロットも緊張し始めた。

そして、ゴズが部屋から出行くと二人は喜んでいた。


その後は使用人が起き出し料理人が朝食の用意を始めた。

気を利かせたゴズが部屋を出たので瑠璃は食堂に居るメイドと庭師たちに席やらいろいろと細かい事を指示していた。


それから暫くするとスマイルが食事の用意が整っていますと、呼びに来たので、瑠璃の後にルイネが付いて食堂に入った。


ルイネ達を見た使用人全員がルイネのファシネイトの掛かり、昨日の朝の事は無かった事になっていた。

しかし、ジョアンが代官になり子爵になったと瑠璃から聞くと喜んだ。


「もう一つ大事な事があります。

ルイネさんが良い事を言ってくれたので、バニーで最後と決めていましたが、ジョアンを私の使徒にしました。

はじめて隠れ家に連れてくる時からジョアンは私の使徒になりたいと話してくれていましたら」と、話すと使用人が喜び、最初は恥ずかしそうにしていたジョアンが「時間が掛かり、一時は諦めたところ本当に運良くルリ様に使徒になる事が出来ました。

それが一番嬉しいです、皆様にはこれまでどおり宜しくお願いします」と、ジョアンが挨拶して朝食が始まった。


ジョアンの席はバニーとリバの間になった。

ゴズの指示でジョアンが席に着き皆が食べ始めた。

「食べながら聞いてくださいね。

明日の夜は盛大にジョアンのお祝いをしたいと思いますから、ゼイロさんもビスケさんヤミーさんはその心算で頼みますね」と、瑠璃が指示すると料理人が大喜びし始めた。


そして「ステーキとケーキは欠かせないとして、ジョアンは何か食べたい物があれば言ってくれよ」と、ゼイロが聞いた。

その一言に使用人が皆固まってしまった。


「あっあれ、私の言い方がマズかったかな」と、言うゼイロに「そうですよ、ジョアンは御代官様ですから」と、リバが言い出すと「私にその様は気づかいは無用ですから。

今までどおりで頼みますから。

それに春には約束どおりオースチンさんについて種まきをさせてください」と、言い出した。

「ルリ様、宜しいでしょうか」と、言うジョアンに瑠璃は微笑みジョアンの思う様にやりなさいと、了解した。


ルイネ達は隠れ家で朝食を食べ遺産に帰った。

昨日から大変な一日でしたから今日は一日中寝なさい。

何ならヨウコさんを貸しましょうかと、言うルイネにアニタが代表して、ヨウコさんと一緒が良いですと話すので、ヨウコさんが喜び皆を連れて談話室を出た。


アニタとオリビアの時と違い今は二人も多くなっているので、ヨウコさんがどの様にするのか興味が出てきたルイネだ。

何もする事が無くルイネはルネを連れてルリの私室へ転移した。


ルイネが来ると直ぐに「ルイネさん先ほどは助かりました」と、言う瑠璃にルイネは喜んだ。

「まぁ、ルネには話しても良いでしょう。

私が隠れ家の使用人にファシネイトを使いましたから」と、ルイネが話すとルネも納得できた。


「エレン達は寝たのでしょうか」と聞くと、マイさんと一緒に寝ていると思います。

それで今日はルイネさんとルネさんには私に付きあってください。

今日もギルドへ行きましょうと、言う瑠璃にルイネは喜んだ。


ギルドの前に転移するとこの前と様子が違い、冒険者と貴族の私兵が屯していた。


面白そうなので中に入ってみましょうと、言う瑠璃に付いてルイネもルネもギルドに中に入ると、顔を真っ赤にし怒っている貴族が一人いた。


「おい、貴様等は一体誰に口を利いている。

わしはメンドーサ伯爵様だ。

これがどういう事か分るよな」と、光り輝く頭で事務員に凄んでいたところへ瑠璃達が来た事を知ったアンデル・ナットがこれで安心できると喜んだ。


メンドーサが振り返ると瑠璃とルイネにルネを見つけ、「貴様等は何しに来た。

今はわしが先だがそもそもお前ら小娘に用がある処でもなからろうが」と、怒鳴り出した。


「ルリ様、面白くなりそうですね」と、喜ぶルイネにルネも同感だと言いメンドーサの後ろを歩き階段の方へ進んだ。


「おい、貴様等は何処へ行く。

わしが先だと言っておろうがぁ」と、大声で怒鳴るメンドーサに、今ギルド支部長がおいでになりましたと、アンデル・ナットが説明した。

「カナンはお茶とお菓子の用意をして執務室に行きなさい。

それから、メンドーサ様も御一緒ですからね」と、今まで受けてきた罵詈雑言を思うと、この先が少し面白く感じた。


それはカナンも同じで、アンデルの指示に笑顔で答え奥に入って行った。

「あなたはここで騒がれると仕事の邪魔になりますから、不満があるのなら私が聞きますから執務室に行きましょう」と、瑠璃が言い、明らかに小娘と勘違いているのが良くわかるメンドーサに話し同行を求めた。


幾分怒りが収まったメンドーサは思った。

これは好都合だと。

此奴ら小娘を脅して、今まで同様に冒険者をタダで使おうと考えているのが、瑠璃達には良く分った。


階段を登り切り突き当りの執務室に入ると「さぁ、先ずは掛けて話しましょうか」と、言いソファーに座るよう勧めた。

そこへ戸を叩く音がして、カナンがお茶とお菓子を用意して入り笑顔で給仕して出て行った。


「貴様は」と、言い出すメンドーサに「先ずはお茶とお菓子を楽しみましょう」と、瑠璃が静かに話した。


瑠璃はルイネとルネにネットワークを介して色々メンドーサについて話した。

それをメンドーサがどの様に受け取ったか、無言なのでわしを恐れていると都合が良い様に勘違いをしていた。


お茶とお菓子で一息つくと「さて今日おいでになった用件を聞きましょうか。

先程はかなり御立腹の様子でしたが」と、ルイネが面白そうに言い出すと、ルイネの話を遮り「貴様等はふざけるなよ。

おかしな小娘をわしの邸に遣し、一方的におかしな事を言い出したがあれは一体なんだ。

わしはまだ同意なぞしておらんぞ。

ふざけるのも大概にしろよ」と、言い出すと収まっていた怒りが再燃し、瑠璃達はたっぷりと罵詈雑言を聞いた。


「それで要件がまだですが一体何用で我々が怒られるのでしょうね」と、ルネが言い出した。

「そうそう、用件をまだ聞いていませんね」と、面白そうに瑠璃が言い出した。


メンドーサの怒りが頂点に達した事が瑠璃に良く分り、「本日は当事者がまだ起きて来ないので、それで聞いているのですから」と、言うと怒りでメンドーサの両手がプルプル震えはじめた。


次のドルン・ジェファーソン男爵がもう直ぐ来ますから、要件を話さないあなたはお帰り下さいと、瑠璃が言う。

瑠璃に続き「今日が最後と思いギルドのお茶とお菓子でもてなしましたからね」と、ルイネが面白そうに話した。


「ルイネさん今のはとっても良いですよ」と、瑠璃が言うとルイネが喜びルネも嬉しそうだ。


「おい、貴様は何か勘違いしている様なので話すが、この先お前もお前の家の者も、依頼はギルドは一切受けんからな。

その理由を儂は書面にしてお前に渡したぞ。

このまま素直に帰るなら見逃してやるが、さてメンドーサよ、どうする」と、瑠璃が怒った。


「既に儂の使いから聞いていると思うが、お前の家には今月末から過去に遡って莫大な額の人頭税が王宮から請求されるからな。

ここで暴れても良いが、お前がいくら頑張っても儂等3人には敵わんぞ。

素直に帰るなら許してやるが、お前の家からの依頼は今後王都支部では拒否じゃ」


「貴様等は誰に口を利いている。

わしは王族派に所属するメンドーサ伯爵様だ、どうだ恐れ入ったか」と、激怒して言うメンドウーサに瑠璃達は大爆笑しているところへ、先程の女性事務員がジェファーソン男爵を連れてきた。


「あのう私は止めたのですが、強引に執務室を目指されますから、仕方なくお連れしました」と、言い入ったところでメンドーサが激怒していいるし、支部長達は大爆笑中で、タイミングが悪かったと勝手に判断してお茶とお菓子を置いたまま部屋を出て行った。


「よぅ、お前はまだ呼んではいないが良く来たな。

それで要件は何じゃ」と、言う瑠璃にジェファーソンはメンドーサが居る事に驚き、小娘相手に大の大人が二人なら脅すだけで簡単に終わると思うとニヤリと微笑んでしまった。


「要件は貴様が良く知っていると思うが、今日はその条件の撤回を求めてきた。

わしはお前等に手荒な真似はしたくないからな。

なぁ、メンドーサよ、其方も同様だろう」と、メンドーサをさりげなく誘う辺りは、かなりの曲者と瑠璃は感じた。


(ルリ様、またおかしなのが来ましたが、此処は私じゃ無理ですからルネに任せましょうか)と、ルイネが面白そうに言い出した。

(そうですね、この場合ルイネさんは相手にしない方が良いですね。

私かルネさんが良いでしょうね)と、瑠璃が言うとルネが喜んだ。


「さすがに儂等もつまらんお前等に付き合うのはもう飽きたからな。

このまま素直に帰るなら許すが、ジェファーソンよ、お前の家にも儂の使いの者が行ったと思うが、儂が渡した書の通りじゃ。

王族派なら、滞納分の人頭税も何とかしてもらえ。

因って王都ギルド支部ではジェファーソン家からの依頼は今後一切拒否じゃ」


「貴様は誰にものを言っている、わしを愚弄するのも大概にせぇよ」と、言い腰の得物に手を掛けた。


「あぁーあ、このまま素直に帰るのなら酷い事をする心算はなかったが、得物に手を掛けるともう許せませんね」と、ルネが言うと直ぐに、メンドーサを薄茶色をした縦じまが4本ある濃い茶色の気味悪い大蛇にかえて見せた。


驚くジェファーソンに、その蛇が突然ジャンプし襲い掛かって来たから、驚いたジェファーソンは後ろに下がる時に足がもつれ尻もちをついた。

恐怖でジェファーソンは盛大に漏らしてしまった。

その隙に大蛇が顔間近で鎌首を上げた大蛇の赤く長い舌がチロチロと出ていたが、その舌がついにジェファーソンの頬に当たり、尚迫って来る大蛇に震えていたが直ぐに泡を吹いて気絶した。


「今からもっと面白くなるところで気絶されると興ざめです」と、つまらなそうに言いルネはメンドーサを人に戻したところ、泡を吹き白目を剥き気絶しているジェファーソンを見て、あれは夢ではなかったと思い恐怖した。


「おいメンドーサ、貴様の友人が盛大に漏らしたのだから、お前はその服で後始末を頼むぞ。

儂がしても良いのだが、それでは儂がつまらんからな」と、瑠璃が言うと、何故かメンドーサは直ぐに上着を脱ぎ水溜りを拭き始めた。


暫くの間無言で作業をするメンドーサを瑠璃達は見ていたが、ルイネが近寄って行き「これを終えると友人を連れて素直に帰りなさい。

帰る途中で中央広場にある神の像を見ると良く分りますからね。

その次は決してギルドに近づかない事ですね、あなたも長生きがしたいでしょう」と、優しく話すとメンドーサはさらに恐怖し震えだした。


作業が終わったと感じたルイネが、ルリ様と言うと「メンドーサよ、お前に用はないから友人を連れて帰れ」

メンドーサ伯爵は許されたと思い、素直に気絶しているジェファーソン男爵を担いで帰った。


まだ若いのにメンドーサ伯爵の後頭部、特に両耳の近くから首筋に申し訳程度にピンク色をした頭髪が瑠璃は面白く感じた。


最後の仕上げに瑠璃が右手を軽く振って漏らした床を綺麗にした。


「さて、良い時間になったので今日はこれで帰りましょうか。

今日も十分楽しませてもらいましたから」と、微笑む瑠璃を先頭にして下の受付に行くと、事務員が全員起立して「お疲れさまでした」と、言い出すから、今日はこれで帰ります。

明日は無理と思いますが明後日はまたこのメンバーで来ますから、貴族が来ると直ぐに私の執務室に行くように指示を頼みますから。

今日はお疲れさまでした」と、言い外へ出ると直ぐに転移して神界の瑠璃に部屋に来た。

チョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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