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神様になった  作者: 小原河童
王都支部長編
639/652

手強い服

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!


本編で馴染みの神が説明する「他人に服を脱がすことが出来ない」の訳が分かります。

それではお楽しみください。

遺産では稽古の最中でシャーロットがヨウコさんを相手に一生懸命剣を振るっていた。

アニタとオリビアもそれぞれが得意とする武器を使い各自で訓練をしているので、しばらく見ているとルネがやって来た。


「お姉様お帰りなさい、見ての通りです」と、喜んでる。


あれっ?スーザンが居ませんね」と、不思議がるルイネに、スーザンは余程疲れていたのかまだ起きてきませんね。

と、ルイネが言うスーザンに反応したのがシャーロットだ。


「あのルイネ様、スーザンはそのぅ。。。」

良く分りました、今はまだ服を着るのに手間取っているのでしょう。

「はい、私が手伝っても良いと思いましたが、スーザンさんが少々時間が掛かっても一人で着たいと話されますので」と、困ったように話した。

「それで良いと思いますからね。

シャーロットにはいろいろ気を使わせますが、スーザンについては気にせず見守ってやってください」

と、話していると、アニタもオリビアも訓練を終えルイネの傍へやって来た。


おはようございますと、二人が挨拶するので、慌てたシャーロットも挨拶をした。

談話室に行くというルイネに、シャーロットは「訓練の汗を流してきますから、少しお時間をください」と言い、気にしなくて良いからと、ヨウコさんが話した。


談話室に入り暫くすると戸を叩く音がして、泣きそうな顔をしたスーザンがやって来た。


その手にネクタイを持って「皆さん、私にネクタイの結び方をお教えください。

先程から何度も何度もくり返しているのですが、上手く出来ません」


「笑っては大変失礼ですが、スーザンは服を着るところから始めましょうか」と、笑顔のアニタが連れて部屋に行こうとしたら、オリビアも一緒に行くと言い2人でスーザンを連れてスーザンとシャーロットの部屋に行った。


「私とオリビアが付き合いますから、先ずは今着ている服を脱ぎましょう」と、アニタが言うと、直ぐにスーザンは服を脱ぎにかかった。

しかし、ブラウスの左片袖からは簡単に腕が抜けたが右腕で手こずり始めた。


「あぁ、またです」と、泣きそうな声で応援を求めるので、アニタがスーザンの腕をブラウスから出そうとしたところ、ブラウスが突然硬くなり腕を抜く事は出来なくなった。


「あっ、あれれ、おかしいですね。

何だかブラウスの生地が急に固くなりました」と、アニタが言うとスーザンは困ってしまい、遂に泣き出した。


「あっ!私原因が分かりました。

アニタさんも馴染みの神様から聞いていると思いますが、スーザンの服もですが、私達の服も他人は絶対に脱がせる事は出来ないのですよ。

出来るのはルイネ様だけですから、スーザンは泣かないでもう少し頑張りましょう」


「そっ、そうでした。

私も以前ルイネ様からも聞いていましたから、これは失敗でした。

スーザン安心して、腕が抜けない原因が分かりました。

右袖のボタンが留まったままですから、先ずはボタンを外しましょうね」と、アニタが説明したら、スーザンは泣き止み苦労してボタンを外すと簡単に腕が抜けるので、スーザンが良い笑顔を見せた。


神様謹製の下着姿になったスーザンに「はじめはジャンパースカートです」と、オリビアが言いオリビアの指示でジャンパースカートを穿に掛かった。


「スーザンのも私たちのと同じ仕様ですね」と、オリビアがアニタと話しているとスーザンが自己流でジャンパースカートを穿いた。

「あのスーザン、少しおかしくないですか。

今背中にあるこの両方の膨れたところに、胸が収まるのですから。

今前にきている方が後ろになります」と、アニタが教えスーザンも漸く分かって笑顔で穿きなおした。

自力でスカートが穿けたとスーザンが喜んでいると「もっとこうして、胸の膨らみを全て納めるようにやってみて」と、オリビアが言い出し、自力で着れたと喜ぶスーザンにダメ出しした。


「次がブラウスでね。

ブラウスに両腕を通して着てから、袖口のボタンを留める前に前の方から始めましょう」と、説明するアニタに素直に従い、一番上の首に近い所のボタンを留めるのに時間が掛かった。

それでも自力でボタンを留めると笑顔になった。


その笑顔を見ると二人は嬉しくなるから、喜び「次は問題の袖口のボタンに取り掛かりましょう」と、オリビアが言い、オリビアは自ら右腕のボタン4つ全て外して実演してみせた。


「わたくし、その様に器用に出来ませんわ」と、抗議するスーザンに「慣れですから」アニタが言い、さらに「スーザンは左手でボタンを留めるのが苦手なようですから良く観てて、こうボタンを穴に少し入れる事を意識してやってみて」と、言うのでスーザンは言われるようにすると、意外に簡単に出来る事に驚いた。


「出来ましたね、次はこちらへ来て」と、オリビアがスーザンを姿見鏡の前に立たせた。

「はじめにブラウスの襟をこうして立てるのです。

この斜線が二つある方が表になりますからこう持って、次はネクタイをクビに巻き、太い方を7割から8割にして、首の前で交差させて、細い短い方は体の前で動かさずに固定して、紐を結ぶ要領で太い方を動かして一度交差させ、そうそう良く出来ていますよ。

さらに太い方を今作ったこぶの前でもう一度交差させて、交差させた内側の輪の中に入れて下へ引っ張ると、凡その形が出来てきます。


うん、スーザン、良い感じですよ。

後はここで短い方を下へ引っ張り締め具合を微調整して、完成ですね。

もう少し上のを引っ張って、こぶの部分を小さくしましょうか」


「えっと、こうでしょうか」と、スーザンが聞くと「うん、良いんじゃないの。

これでスーザンが苦しくなければ完成ですから、次はブラウスの上からベルトで腰を締めて短刀を装備してと」と、アニタが言う。


最後がボレロですが、これは腕を通して前の2つのボタンを留めるだけと、アニタが説明している間にスーザンはボタンを留めさらに手袋を器用に付けてみせた。

これでスーザンの着付けは完成です。


「次はスーザンはこの様な格好をしてみて」と、オリビアが言い出した。

「オリビア、あれですね」と、アニタも面白そうに似た格好をするので、スーザンも従った。


「それで、この格好は何でしょうか」と、不思議がるスーザンが聞くと、この前行った異世界で、多くの少女や少年にこの様な色々な格好をさせられ、喜ばれましたから。


「そうそう、私達よりもルイネ様とルネ様の方が大人気で多くの少年少女に子供からお年寄りまでに囲まれて、凄かったのですから」と、アニタが話すので、詳しく教えて欲しいとスーザンが言い出した。


「あのう、ルイネ様が御待ちと某は思いますけど」と、シャーロットが服を着てきた。

「まぁ、シャーロットさんその服が本当に良くお似合いです」と、言い出すアニタに二人も本当に良く似合っていますと、言い出すからシャーロットが照れて困ってしまった。


では、あまりルイネ様をお待たせするのは如何なものかと思いますから、談話室へまいりましょうと、アニタが言い談話室に向かった。


談話室の前で立ち止まり声を揃えて「ルイネ様、ルネ様遅くなりました」と、言い談話室に入ると、ヨウコさんが喜んでくれた。

戸惑うスーザンにルネが、シャーロットの隣に座りなさい。

と、席を指定してくれたので、スーザンは大助かりだし服も綺麗に着る事が出来て嬉しい。


「スーザン、よく眠れましたか」と、ヨウコさんが聞くと、ヨウコさんと一緒に寝ると本当に寝心地が良くて、何か話していたと思いますが、気が付くと昼前でした。

「それは良かった。

昨日話した事に付け加えると、スーザンの服は昨日話したとおりでさらに付け加えると破壊不可ですし、濡れませんし汚れも一切付きませんからね。

それから、下着についても同様で、破壊不可で防水防汚と防臭効果もありますからね」


「次がシャーロットですね。

シャーロットの着ている服が、本当に良く似合い可愛く見えますね。

シャーロットは服もですが下着についても洗濯はメイドがしますから、メイドに渡してください。

宜しいですね」


それで、これからステイン・フィリップの館へ行きます。

不思議がる4人にヨウコさんが、先程お嬢様が話された、洗濯物に関係があるジョーが居る領主に会いにです。

と、話すとアニタとオリビアは納得した。

庭に出てから行きましょうと、言うルイネに付いて皆で庭に出た。


次の瞬間は何処か知らない執務室に来ていた。

チョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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