久しぶりの二人きり
みんなぁ~!!
今日も来てくれたありがとうぉ~♪
楽しんでってねぇ~!
新章に入ってから新たな登場人物を紹介していませんが、作中に出るキリンは、セレスの使い魔です。
短文ですが、それではお楽しみください。
「ところで、エレンもバニーも昼まで寝るのでしょうか」と、聞くルイネに、「特に何も言っていないから、どうなんでしょうね。
昼食後少しだけ王都のギルドへ顔を出す事にしましょう」と、言う瑠璃に、それなら私もルリ様に同行します。
「ゴズさんに聞きますが、ローナはどうなんでしょうか」と、ルイネらしい漠然とした聞き方に、気心が知れるゴズが面白そうに話しはじめた。
「セレスに付いた新しい執事ですね。
はじめはナルディア軍とは違う敬礼を面白がられていましたが、与えられた仕事に対し強い統率力を事務方に発揮し、早くも目に見える成果を出し始めています。
配下の事務方にも人気ですし、今はキリンと同じ位に有能ですね」と、ゴズが教えてくれた。
ゴズさんは知らないと思いますが、同僚のシャーロットという娘が私の下に居るのですが、何時も気に掛けて私に聞いてきますから、今の話で安心出来ました。
「サニーは私の後ろに隠れなくても大丈夫ですから、此処に居る者に怖がる事は要りませんからね」と、瑠璃が怯え震えているサニーに話した。
紹介しましょう、此方は新しいメイドのサニーです。
ジョアンの後を継いでメイドとして隠れ家に来てもらいました。
「初めまして、どの様に話が伝わっているのか知りませんが、私がお嬢様の使い魔のヨウコです」と、完璧なお辞儀をした。
「これは大変失礼いたしました。
伝説の大先輩に先に名乗って頂きました。
私は今度ルリ様の下でメイドをするもので、サニーと申します。
どうぞよろしくお願いいたします」と、言いお辞儀をした。
ルリ様食事の用意が出来ておりますと、今度はリバが呼びに来た。
では、ルイネさんもルネさんも一緒に食べましょう。
瑠璃から勧められ久しぶりの隠れ家の昼食にルイネは期待した。
昼はゴズが居るのを知り使用人は大喜びし、その後にルイネとルネを見て賑やかになった。
久しぶりに見る使用人皆の顔を見ていると懐かしさで一杯になるルイネに、ルイネが食べる様子をジーンは面白そうに見ていた。
「シチューを一口飲んで、これはゼイロさんが作った物ですね。
本当にこの味が懐かしいです」と言い微笑むと、それを見た皆がおかしくなった。
当時を思い出した瑠璃も「ルイネって本当に怖い娘」と、思った、勿論冗談なのだ不思議にそう思った。
食事の途中からルイネとルネが使用人各人から質問攻めにあい、律義に全てに応えようとするルイネを観て瑠璃は、昔と同じだと感じた。
瑠璃のゴズという言葉で、ゴズがこの場を仕切ってサニーの紹介を始めた。
「本当は食事の前に紹介する心算が、皆さんがルイネ様を見て喜ぶから遅れてしまいました。
こちらはサニーと言います。
サニーは観て分るようにメイドとして皆さんと一緒に隠れ家で働いてもらいます。
仲良くしてくださいね。
責任者のリバに言いますがサニーは聖霊ですから、休みは要りませんからね」と、ゴズが紹介した。
その後は使用人が自己紹介をはじめた。
「今日は忙しいので今から王都のギルド支部へ行きます。
エレンとバニーが起きると何か食べさせてくださいね」と、瑠璃が言い庭へ出てそのまま王都のギルド支部へ転移した。
「ルリ様、何かとっても懐かしいですね。
何時以来でしょうか」と、言うルイネは嬉しそうでニコニコしていた。
皆さんこんにちはと、言う瑠璃の後からルイネ達が入ると、何処からか「神様だ」という声が聞こえはじめその声が次第に大きくなってきた。
その声にルイネが恥ずかしそうにするその仕草が可愛くて、ギルドの仕事人から大いに喜ばれた。
「今日は忙しいので、皆さんの様子を見に来ましたが、仕事は指示した通りで頼みますね。
明日はギルドへ来る事は出来ませんが、やる事は同じですからね。
宜しく頼みます」
「お任せください。
支部長をガッカリさせる事はないと思いますから」と、自信たっぷりに新たな責任者のアンデル・ナットが答えた。
そうぉ、それなら良いのですがね。
アンデルさん困った事が起きると直ぐに私に知らせなさい、宜しいですね。
では、今日はこれで帰りますから、留守を頼みましたよ」と、言い瑠璃は転移して隠れ家の談話室に帰って来た。
「ルリ様王都の奴等を信用しても宜しいのでしょうか」と、ルイネが心配しだした。
「今はまだ大丈夫と思います。
初日に言う事を聞かない者を二人クビにしましたが、その中の一人はルイネさんも会った事がある以前の責任者でしたから」と話すとルイネが増々心配しだした。
ヨウコさんを先に帰したルイネも昼が過ぎるとアニタ達が心配になりルリに帰ると伝え遺産に帰った。
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