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神様になった  作者: 小原河童
王都支部長編
631/667

スーザン使徒になる・2

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!

スーザンの驚きを無視してルイネはロネット商会の店内に直接来た。

店の中に既に客は居なく閉店が近いのが良く分ったが、ルイネ達の来店に気が付いた仕事人は、すかさずこの前の若い仕事人が店の前に閉店の札を掛けついでに扉に鍵も掛けた。

そしてルイネの来店を喜んで主に知らせた。


近くに居た仕事人をヨウコさんが呼びつけて、スーザンを前に押し出した。


今日は遅くに申し訳ありませんが、この娘に良く合う部屋着を探してくれますか。

それともう一つが、此方にも頼みます。

この娘の方は、よく似合うドレスに下着もその他も追加で頼みますねと、言うルイネに驚くスーザンとシャーロットは直ぐに店員に連れられ見えなくなった。


今回もヨウコさんがルイネに付いてくれ、そこへ主のロネットがやって来た。


「神様、毎度御ひいき本当にありがとうございます」と、言い祈りだした。

主に合わせて、手すきの仕事人8人が何処からかやって来て、ルイネの前で祈りを捧げるから、ヨウコさんは大喜びでルイネが複雑な心境になる。


「ヨウコさん」と、言うルイネの声でヨウコさんが、皆様遅くに迷惑を掛けますね。


とんでもございません、私等は今日も神様に会えた事が嬉しくて、それも一日の締め括りのお客様が神様ですから、何と言う幸運でしょうと、喜ぶロネットと仕事人に、ルイネはそれは良かったと、思ったが声に出しては言えないから、「さぁ、立ってください」と、言った。


「勿体ないお言葉、ありがとうございます」と、ロネットから言われた。


直ぐに何時もの豪華な談話室に案内され、何時もの仕事人がお茶とお菓子を用意して来たところで、笑顔のルネを先頭に談話室に入って来た。


「今日もいい買い物が出来ました」と、言うルネの後ろにいる若い仕事人は青くなっていた。


「そう、それは良かった。

皆さんもこちらでお茶を頂きましょう。

特にスーザンは初めて経験することかもしれませんから」と、言うルイネ指示で、お茶とお菓子と楽しんだ。


「あの旦那様、今日もそのぅ」と、言い出す若い店員に、すかさずヨウコさんが、私達は買い物に来ている訳ですからね。

と、言い出し今日も強引に納得させた。


ロネットがスーザンを良く観ていたから、スーザンがその視線に気が付き恥ずかしそうにする中で「もしかして、そちらのお嬢様が着られているドレスですが、去年の春に私が仕立てたものと思います。

着心地は如何でしょうか。

不都合があれば仰ってください、直ぐに直しますから」と、ロネットが嬉しそうに言い出した。


「そのぅ、私は良く分りませんが、とても着心地が良くて大満足です」と、微笑むとロネットは満足そうに微笑んだ。

その後は世間話になり、良い時間になったと判断したヨウコさんが、「お嬢様」と声を掛けたのが合図になりルイネも了解して、遺産に帰って来た。


「さぁ、中へ入りましょう」と、ルイネが言い扉の前に立つと自然に扉が開くので、まだ慣れないシャーロットと初めてのスーザンが驚いた。


指摘はしなかったがスーザンが棒立ちになる驚きようが面白かった。


ホールに入ると「先程庭の方へお帰りになったと思いましたが」と、バトラーが迎えてくれた。

其方の美しいお嬢様はと、言うバトラーにお茶とお菓子の用意を頼んだところ持って来たのはテスだった。


「バトラーに伝えて下さい。

紹介は夕食の時にしますからと」と、ルイネが言うと喜んで退出した。


お茶を楽しむ前に、シャーロットが恐縮し「また私の様な者に素晴らしい服を買って頂き感謝申し上げます」と言い続いてスーザンも「私にまで買って頂き感謝申し上げます」と、ルイネに言う。


「私はね、私に仕えてくれる者には最高の物を身に付けて欲しいのです。

それで、今夜からスーザンはシャーロットさんと同室で頼みます。

シャーロットは部屋に案内してくれますか」と、言い防虫アイテムをルネに渡した。

ルネ、後を頼んでも良いですよねと、言うルイネの指示で談話室を出て行った。


ルネ様も嬉しそうでしたねと、ヨウコさんが話した。


(ルリ様明日は同行をお願いします)

(そう、良い話になったのね。

ルイネさんが進んで使徒を持ってくれると私も嬉しいですから。

それに、セレスにもアースンにも話していますから、明日の朝食後に遺産に行きますからね)

(ありがとうございます、お待ちしています)と、ネットワークで会話して終わった。


何時の間にかアニタとオリビアもシャーロットの部屋へ行っていた様で、少女特有の歓声が聞こえ談話室に帰って来た。

お嬢様、邸も賑やかになりましたねと、と言うヨウコさんはとても嬉しそうだ。

談話室に帰って来た皆がお茶を飲んでいるとこへバトラーが食事の用意が出来たと知らせに来た。


初めて観る室内に驚き感激するスーザンを連れて、食堂へ入った。


「スーザンの席はオリビアの隣にしましょう。

シャーロットはルネの神官ですからと、ルイネが言い、直ぐに席が決った。


そこへ、バトラーとメイドの二人が美味しそうな食事を運んで来た。


初めにスーザンに言いますが、私の邸では食事にメイドは一切付きません。

それともう一つは、これから先は服の脱ぎ着は一人でやって貰いますからね。

同室のシャーロットに頼らず自分自身でしてください。


「はい、私は服の脱ぎ着については頑張ります。

もしおかしなところがあると遠慮なく指摘してください」と、シャーロットを見ながら話した。


「食事の前ですが、スーザンは使用人に自己紹介をしてくれますか」と、ヨウコさんが言い、席から立ったスーザンが「ルイネ様から話が出た、私はスーザン・ガリと申します。

歳は今年で16歳です。

特に家から習い事の強制は受けていないので、何も出来ませんし特技もありません。

極普通の者ですから皆様指導を宜しくお願いします」と、言いその場でお辞儀をした。


スーザンありがとう。

では、アニタさんから紹介を頼みます。

席を立ったアニタが、私はアニタ・クロームと言います。

アルトバ領の出で色々あり過ぎて、今はルイネ様の使徒になる事が出来ました。

スーザンさん同様に特技も趣味もなく極普通の者です。

宜しくお願いします。

そうでした、歳は15歳ですと、言い苦笑しながら席に着いた。


私はオリビア・チレントと申します。

歳は今年で17歳になりました。

特技は剣が少々使えますが、特に趣味といったものはありません。どうぞよろしくお願いしますと、言い席に着いた。


次に席を立ったシャーロットは、傍から見ると気の毒なくらい硬い表情で「そっ、それがしはシャーロット・グレイブルと申します。

ベッサム領の者ですが、これからは某もしくはシャーロットとお呼びください。

私の方も色々あってナルディア領主を頼ってナルディ市へ来てルイネ様の好意でルネ様の神官に付く事が出来ました。

どうぞよろしくお願いいたします」と、話しベッサム軍式の敬礼をして着席した。


以上のようですから次は、邸の使用人に頼みます。

先ずは、バトラーからにしましょうと、ヨウコさんに指示でバトラーが話した。


私はバトラーと申しまして、この名はルリ様から頂きました。

お嬢様の邸、遺産の管理をする者です。


私はメイドのファニーと申します。

この名は、ルリ様の使徒であるセレス様から頂きました。

何なりと御用を申し付け下さい。

私はメイドのテスと申します。

この名は、ルリ様の使徒バニー様から頂きました。

ファニー同様何なりと御用を申し付け下さい。


私は料理全般の責任者、名をボンと申します。

どうぞよろしくお願いします。

私は料理とお菓子担当で、デリーシャと申します。

どうぞよろしくお願いします。

私も料理担当の者で、シャランと申します。

どうぞよろしくお願いします。


私は遺産の庭の管理を任されている者で、テスラと申します。

どうぞよろしくお願いします。

私は庭担当のアンリーとお申します。

どうぞよろしくお願いします。

私も庭担当の者でグラントと申します。

どうぞよろしくお願いします。


最後私は、ルイネ様から一切の些事を任されたもので、名をヨウコと申します。

どうぞよろしくお願いしますと、お辞儀をした。


さぁ、これで紹介が終わりましたので、食事をお楽しみください。

当邸の食事は美味しいと思いますと、バトラーが言いボンも他所には絶対に負けないと話した。


シャーロットもスーザンも初めての麺料理に驚いていたが、その料理が入る皿の見事さに驚き、普段使いの銀製品にさらに驚いた。


アニタとオリビアを真似て、はじめに麺料理を食べたところ、これが美味しくて大好きになった。

次に飲んだスープはまろやかなとろみが付いた物で、初めての体験だがこれも美味しい。

ソーセージが入った野菜サラダにかかる酸っぱいタレが大好きになり、美味しそうに食べた。

美味しいものを食べると自然といい笑顔になるの見て、ルイネも嬉しくなった。


食事が終わると談話室に移動して、ルイネが明日の予定を大まかに話した。


お茶を持って来たバトラーに明日はスーザンのお祝いをしますからよろしく頼みますね。

その時はルリ様と使徒の皆さんも一緒ですからと、言うと何か特別な物を用意しましょうかと、聞いてきた。


今は特に思い付かないので、明日思い付いた時は宜しく頼みますね。

明日は遅くなると思いますから、今夜はお茶を飲んだら下がって休みなさいと、言うルイネにアニタとオリビアが喜び4人で出て行った。


今からルリ様の所へ行きましょうと、言うルイネに付いて隠れ家の庭に転移し、何時もの様に談話室に入った。

チョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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