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神様になった  作者: 小原河童
王都支部長編
626/668

酷いベッサム家

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!


今回もタイトルに悩みました(笑)

後半でサンランドが組織した冒険者パーティー、これまで語られなかった愚行が少し出てきます。

それではお楽しみください。

直ぐにロンロが出て歓迎してくれた。


お姉様ここではすべて私にお任せくださいと、ルネが言い出した。

はじめに此方を紹介しましょうね。

こちらの美少女はシャーロットさんと言い始めて私が持った神官です。

こちらのメイドは私専用のメイドでお姉様から名を貰ったロンロと言います。

お互い仲良くしてくださいねと、ルネが話した。


これはこれは、先程ルネ様から紹介に預かりました、ロンロと申します。

私はヨウコさんと違い神界から出る事は出来ません。

それでルネ様を宜しく頼みますと、ロンロが挨拶した。


「これは、ご丁寧なあいさつ痛み入ります。

某はこれ迄はシャーロット・グレイブルと名乗ってきましたが、これからは某もしくはシャーロットとお呼びください。

何分不束な新人の見習いの分際ですが、ルネ様の手となり足となり手助けする所存であります」と、シャーロットがロンロに話笑顔で挨拶は終わった。


それでは今からお茶にしましょう。

お姉様はモンブランで、アニタさんにはこのケーキとオリビアさんはババロアで、某さんにはプリンにしましょうと、言い次々にルネが出した。


お茶は紅茶とコーヒーにしますねと、微笑むとシャーロットがおかしくなった。


ロンロとヨウコさんが給仕してくれ、直ぐにお菓子を食べ始めた。

特にシャーロットは見た事が無い茶色をした焦げ臭い泥水の様な物に警戒した。


「あぁこれはコーヒーと言って、ちゃんとしたお茶ですから、はじめにババロアを一口食べて飲んでみて」と、オリビアが説明した。


仕方が無いので、オリビアが話す通りにして飲んでみたところ、その美味しさにすっかり虜になった。

「ルネ様、これは良いですね。

私は大好きになりました」と、笑顔で言うのでルネも大満足だ。

お茶とお菓子で一息ついたところで、シャーロットが言い出した。


「あの私ばかりこの様な美味しい物を頂いていますが、ローナがどうしているのかと思うと心配です。

あの娘は軍人その者といった感じで、本当に宿の女将が務まるのかと、色々する必要がない苦労を某がさせていると思うとローナに申し訳ないです。

元は私がローナに話したばっかりに、ローナを巻き込んでしまったのですから」と、言い涙が溢れだした。


シャーロットが話した事を聞いて、アニタとオリビアがルイネの方を見た。


「ルネ説明してあげて」と、ルイネが言うので、ルネが説明を始めた。

「心配は要りませんが、美味しい物が食べられているかと問われると、ルイネ様の邸ほどではないが領主様の邸で美味しい物を食べていると思いますからシャーロットは安心しなさいね。


ローナはセレスに連れて行かれた後に、セレスから説明を受け宿の女将になるところを、セレスが作戦参謀付きの執事が欲しいと言い出して今はセレスの下で執事として働くようですね。

部屋は領主の館の中に個室を用意してもらっているし、特に問題は無いと思いますからね」と、ルネが話した。


その話を聞いて、アニタもオリビアも驚いていた。


「優秀なセレスが引き立てるのだから、ローナもそれなりに賢いのでしょうね。

それにしてもこの前エランに会った時は、出自に関わりなく賢い配下が欲しいとこぼしていましたが、新領主は賢い配下を簡単に切り捨てるのですから、先が容易に想像できますねと、ルイネが言い出した。


シャーロット、貴方に対しても隊長のロジャーが言っていましたよ。

次期軍の隊長になる者だとね。

「あのどの様に言われても、ロジャー程度の者より優れた者は多いと某は常々思いますから、今は不快に感じます」と、言い出した。


待っていると思いますからリンウッドの執務室に行きましょうと、ルイネが言い「お気を付けて」と、ロンロが言う中で執務室に転移した。


「これは良くいらっしゃいました。

遠方の当地にお越し下さり、このリンウッド・ガリ感謝申し上げます」と、言い祈り始めた。


ヨウコさんお願いしますねと、言うルイネの指示でヨウコさんがこの場を仕切って話が始まった。


「あっ、チョットお待ちください。

今お茶とお菓子を用意させますから」と、言い筆頭執事のジャルを呼び、用を言いつけ、家族を呼ぶ事と以降の商談は明日にするよう指示した。

「心得ていますから、早速手配してきます」と、喜びを細い体全体で表し退出した。


「大変重要な話のようですから、ジャルが戻るまでお時間をください。

それにしても、今日おいでになる事を聞いてから時間が経っていますから、この様な遠い処へおいで下さり申し訳ありません」と、言い出すからヨウコさんが話した。


「我々に距離は関係ありません。

今日はチレント様にお会いしておりまして、つい長居をしただけです」と、言うと、「それなら当地でも長居をしてください。

それに夕食を準備させていますから、家族とお願いできませんか」と、言い出した。

お嬢様と、ヨウコさんが聞いてくるので了解した。


「それを聞いてリンウッドが大喜びしている所へ、メイドがワゴンを押して入って来た。

その後から家族とジャルも一緒に来た。


「皆喜べ、今夜は神様が食事の招待を受けて下さったぞ!」と、大声で言うと、家族の歓喜の声が聞こえた。


メイドが給仕して下がったのでルイネが話しはじめた。


今から話す事は事実ですが長くなりますから、ジャルさんんもお座りください。

「神様がそう言われるのだからジャルはわしの隣に座れ。

ウェイクは一つずれろ」

宜しいのでしょうか。

私の様な者がウェイク様を差し置いて、領主様の隣に座っても」

「それは良いんだよ。

ウェイクもジャル、お前を信頼しているからウェイクにも仕えてやってくれ」と、言い出した。

「私もジャルを頼りにしていますからね」と、ウェイク笑顔で言い出すので、「あのう神様のお話を聞きましょう」とジャルが照れて言い出した。


今日来た目的は主に二つあります。

はじめに話す方は、呆れるような理由で起きた領主交代についてです。

ガリさんも良く知るベッサム領主エラン・ベッサムは現在ジュエルと共に廃鉱山に幽閉されています。


驚くリンウッドをはじめ家族が騒ぎ始めた。


まぁ、こうなるよなと、ルイネはガリ家族の狼狽えようを面白そうに見ていた。


ヨウコさんが、まだ話の途中ですからね。

最後まで聞きなさい、それからにしませんかと、言ってくれた。


新領主は次男のガルです。

長男のケニーは軍をまとめるようですね。

軍の隊長は変わらずロジャーです。

長女のステイシーは、ジュエルが持っていた諜報組織を継ぎました。

それから残る家族は、執事のギルが面倒を見るのでしょう。

館の別棟に軟禁されていますから。

と、こんな感じですが、その大元はここに居るシャーロットが率いて人間狩りを行っていた貴族の捕縛にエランの命でロジャーとステイシーを同行させて出動したのが切っ掛けです。


その途中で私達がシャーロットをはじめ、ロジャーにステイシーを助け、色々苦言を言いましたがそれを実行しようとしたシャーロット近衛騎兵第一小隊長と第一騎兵小隊長の二人が、賊の汚名を着せられ、賞金首にしましたね。


何でも共謀して夜間に領主の館に忍び込み殺害を企てたとかですが、それはステイシーが手引きしてシャーロットが軍の改革案を持って直訴しただけなのですが、上手く利用されました。


それで、これまで様な信頼を元にした取引は長く続かないのでベッサム領主には気を付けなさい。


「いやぁ、本当に驚きました。

この様な世代交代は何代も前の話と思っていましたし、盤石と思っていたエランの身に起こるとは驚きですな。

それに、エランの奴がおかしな事をしているので、まるで王様気取りだなと何時かの社交界で揶揄ってやった事があるが、実際に近衛兵に今会っていますからな」と、シャーロットを面白そうに見た。


「それで、呆れる理由と言うのは何でしょうか」


それは毎朝の朝食ですね。

初めてエランの朝食を御馳走になった時に上の兄姉三人はあからさまな不平を感じましたし、二度目もですね。

夕食に誘われた時にエランが言いました。

あの質素な朝食が我が家の家訓なのだと。

そのおかげで今は家族も使用人も大病を患う者がいなくなったと自慢げに話してくれました。


あのベッサム夫婦と特に上の兄弟と姉は傲慢ですからね。

それに加えてエランは非常にガメツイ人ですから、何かにつけて我々神と縁を持とうと無駄にナルディア領主に恩着せがましく関わってきましたね。

と、こんな感じでしょうかと、ルイネが話した。


あのうお嬢様と、言うヨウコさんにあっちはオリビアかシャーロットが話すでしょうと、言い温くなったお茶を飲んだ。


「傲慢でガメツイか、まさに言い得て妙ですな。

昔から彼奴は公明正大と傲慢を大きく勘違いしていまして、ルイネ様もご存じと思いますが、我々4大貴族が冒険者パーティーを組んで活動を始めた頃から、サンランドと良く対立していましたからね。


臆病で狡賢いサンランドと傲慢なエランの口喧嘩は傍で見る分には面白かったのですが、エランとサンランドのおかげで一番割を食ったのがルチェですから。

ルチェの奴が苦労して獲物を見つけて我々を案内しても、隠れる事をしないエランのおかげで何度も獲物を取り逃がすし、ルチェが見つけたあのゴブリンの集団でついに愛想が尽きまして、私が初めにパーティーを抜けたのです。


実害の面ではサンランドですが、エランも普段の行いが酷かったですから、私が魔法よりも剣の修業を始めたのです。

名のりこそしないが何時も何時も人間相手の戦の様な狩りをするので、逃げる事が出来ない薬草採取ばかりするので、ナルディ市のギルド本部が呆れていましたね。

それで薬草の類には人一倍詳しくなりましたと、リンウッドが自嘲気味に話した。


「それで話を戻しますが、私にエランを助けろと申されるのでしょうか」と、言うリンウッドに、「いいえ、ただ傲慢を絵に描いたような兄姉のやり方に注意しなさいと話しに来ました。


私同様にこの世界の神であるルリ様も見限っておられますから」と、話すとルイネが言い出した。


「シャーロットさんから話を聞いて、ルリ様もルイネ様も何故かベッサム領主の館に行かれ、ベッサム配下の貴族に手出しは無用だと言われる、その前に、ステイシーが私を見てルリ様に言うのですよ。

伯爵家の娘がルイネ様の使徒になっているのだから、私をルリ様の使徒にして欲しいと。

それで、興味を持たれたルリ様が訳をお聞きになると、伯爵家よりも侯爵家の私がルリ様の格に相応しいとですね。

それで、ルリ様はもうバニーさんで最後、使徒は持たないと話されると、兎人のバニーさんをルイネ様に譲りその後が私だと言い出しました。

その前にステイシーはルイネ様から使徒にはしないと宣言されているのにですよ。

もうその直後ルリ様が激怒された時は、本当に怖かったですから、今思い出しても体が震えてきますと、言ったが確かに顔色が悪くなり微かに震えていた。


次は私が話しましょう。

私が人間狩りの現場を見つけ、その何故か獲物にステイシーがなっていました。

ステイシーの太ももに矢が刺さり、動けない状態でいる時に私達が助けに行くのですね。

ステイシーが使徒になりたいのなら何をしたいか私に話して欲しいとルイネ様が言われ、その期限の日に狩りの獲物になっていたのです。

ルイネ様の指示で私がステイシーのボロボロになっているスカートを裂いて太ももにポーションを掛けようとしたところ、下賤な身で私に触るなと言いました。

その言葉に怒られたルイネ様は放置され挙句は矢が刺さったままの状態でエランが居る執務室に連れ帰り、ステイシーは使徒にしないと宣言されたのです。

その結果、ルリ様に強引に縋ろうとして断られ怒れたのです。


順番で行くと最後が某ですね。

某の場合は人間狩りの首謀者である子爵のもう配慮は良いのでドゥーと言う子爵の捕縛にエラン直々の命で隊長のロジャーに何故かステイシーが付いてきました。

当時のステイシーは隊長に擦り寄っていましたので、某が恋と勘違いして隊長とステイシーの恋の後押しをするのです。


ドゥー子爵の捕縛の命が何故かステイシーが一夜を過ごした宿の捜索から、その後は昼食場所の特定と目的が大きく外れるのです。

某は恋の後押しに一生懸命で、エランの命を忘れていました。


隊長のロジャーがエランに援軍要請を出すと大隊規模の歩兵を送ったと返事が来ました。

その指揮がケニーとガルと書いてあったので、恐らくは軍精鋭の歩兵を派遣したと思いますが、昼食をとった町まで全力で走らせたが夜になり門が締り街に入る事は出来ず、疲労困憊で体力を消耗しているところで近くで網を張っている貴族の私兵と戦い全滅寸前のところをヨウコさんに救われたそうです。

某の方も上手く騙され奥様の手の者の罠にかかり、頼りの隊長が思いの外に頼りなく気が付くとまともに戦うことが出来るのが某だけになっていました。

もうだめと思ったところでルネ様に助けられ、隊長も某の隊の兵士もアニタさんのポーションで助かり、その場でルイネ様が今回の作戦の不手際を色々指摘されると、助けてもらったお礼も無く、神様だから出来るのだと兄弟が開き直るのですから某は呆れました。


その後から隊長が変わり、ドゥー市に入り市民に聞き込みを繰り返しても市民から相手にされず当てもなく市内を彼方此方を彷徨っていました。


ルイネ様に後で聞くとドゥーの配下を裏切らせドゥーの下迄誘導してもらって、やっとの事でドゥーを捕縛出来ました。

その時も軍規に則り猿轡を付ける様に隊長に進言すると上官を指図すると怒られ、行と違い帰りは険悪な雰囲気で帰りました。

ドゥーはエランの手で公開処刑されましたが、隊長が一向に軍の改革に着手しないので、某と友人のローナがしつこく言うもので、某は近衛にも拘らず市外に出て滅多に出会わないモンスター駆除の名目で街道の巡回をしていました。


一向に動こうとしない隊長に某が今回の件で親しくなったステイシーに頼みエランに直訴したところ、それが隊長に知れ馬番になりました。

そこで部下から某等は賊になったと知らされ、ナルディア領主を頼り二人で逃げたのです。


数々の愚行にリンウッドは呆れて言葉も無かった。

それはシーラも同様で、かろうじて感想を述べたのがジャルだったが、大した事は言わない。


「その酷いのは良く分りましたが、それなら何故ギルさんは何も言わなかったのでしょうね。

これ迄何度も会っていますが、そこが不思議です。


あの食事の用意が出来たそうですから、私が案内いたします。

ささやかな食事で恐縮ですが、我が家の料理人が腕を振るいましたので是非お召し上がりくださいと、リンウッドが言い豪華な食堂へ案内した。

チョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆を★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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