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未完成な不良少年たち  作者: 島 洋一
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第12章  故意か過失か

第12章  故意か過失か


俺は投げられた左右の背負い投げで、、、全く痛くはないし怪我することも無かった。

しかし樽井の状態は腰の骨を折り、頭に致命傷を受けている。

「受け身をちゃんと取らせるように投げるのが柔道」

それが武雄高校に入ってから格技授業で習った柔道だった。まず受け身の練習から始める。釣り手に引き手が大事である。特に引き手は投げたときに引いてやらないと怪我をする。

そう俺が俊彦に習った左の背負い投げというのは受け身を取らせない「投げ」だった。

ちゃんと引いてやらないと樽井のように怪我をする。

あのとき俊彦は鶴崎には引き手をするように教えて俺には受け身を取らせないただの背負って投げるやり方を教えていたのだった。


樽井。この人は何かを盾にして突っ張ることに嫌悪感さえ抱いてる正真正銘の「不良のなかの正義」「模範的な不良」だったかもしれない。

鶴崎に俊彦の傘を被って調子づいてる俺をしめさせたのは樽井だったようだ。また山中の傘の下で調子づいてる鶴崎を締め上げたのは樽井だった。

樽井が喧嘩が強ければ山中がどうなったかは分からない。


受け身を取らせないで投げた山中。裁判の結果は殺人未遂で少年行きとなった。

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