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未完成な不良少年たち  作者: 島 洋一
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第11章 事件

第11章   事件


俺が順調に勉強に身が入り出した頃、事件は起こった。俺に柔道の手ほどきをしてくれた一つ上の番長、山中さんが樽井を半身不随にしたというのだった。樽井は腰の骨を砕けるほどに折っているといううことと山中に投げられたときに頭を打ったらしく意識もはっきりしない状態だと言うことだった。

人が死にそうにもなると警察が動く。

山中は取り調べられ家庭裁判所の決裁で少年院行きとなった。


ここに鶴崎以下魔怒呂sの連中 が何故、下級生に締め上げられていたのか、鶴崎は下級生に対してやられるままであったのか 疑問を感じるマンニたちに届いた諸説を書いてみよう。


なんでも鶴崎達は一つ年下である 下級生からカツアゲをよく日常的にやっていた。それを魔怒呂sと銘打った不良グループ作りの最中であったので一つ後輩が魔怒呂sにはいれば同じグループないの金銭のカツアゲは御法度だった。しかし魔怒呂sにはいっても下級生に対するカツアゲは無くならなかった。下級生が泣きついたのは樽井だった。学年を跨いで「家来」となってくれる「人」に対して忠義を誓った「家来」に対して樽井は優しかった。鶴崎の一つ下の学年には「樽井の家来」が多くいたようだ。それを知っていて鶴崎の魔怒呂s連中はカツアゲを繰り返した。怒りを覚えたのは樽井で鶴崎達を締め上げた。樽井の同級生と年を跨いだ家来達は50人は居たであろう。


山中番長は鶴崎の幼なじみで鶴崎にしてみれば山中の息の掛かった自分が山中の同級生から締め上げられることは無いと思っていたようだ。それを知った山中は樽井を殺そうとした。

番長の左の背負い投げで、、、


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