09 オバケ娘と初めての町
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はい。戦闘すら無く町まで着いたね。いや、プレイヤーが多い事。戦闘のせの字もなかったね。私の初戦闘君は何処?
ポーン…。
<人外プレイヤーで戦闘をする事なく町まで辿り着きました。称号[平和主義]を獲得。>
「えっ……」
「どうした?」
いやいや。……確かに戦闘しなかったけど!後で確認しなきゃ。
「いや、何でも無いよ〜。ソレよりも。…日傘とかない?日差しの継続ダメキツイんですけど。」
さっきからベシベシ食らってるんだよね……。即死じゃないだけありがたいけど。日陰に移動しながらじゃないとキツイよ……。
「あ〜……。悪い。お嬢様の傘使ってくれ」
持ってるんかい。ありがたく使わせてもらいます。サンキュートワお嬢様。……おぉ〜。ゴシックパラソルですやん。分かってるね。こだわりを感じるねぇ。
「良いね。この傘、ダメージ無いよ」
「そりゃ良かった。だが、日光耐性付けとかないと後々面倒になるぜ?」
「あぁ…うん。なんか色々あって忘れてたよ……」
レイスになったプレイヤーが、何回も太陽浴びて死に戻りしてやっと生えたって掲示板で愚痴ってたね…
私?即殺じゃないだけまだマシだよね〜。太陽さんと対話しながら気長に生えるの待つよ。
「おっ。居たぜ、あそこだ」
うん。似たような日傘さしてるね。此処からじゃ顔が見えん…。と言うか。…絡まれてますやん。いかにもなナンパ野郎に。……うん。絶許。
「だから。待ち合わせをしていると言ってる」
「良いじゃん。俺達とデートしようよ!待たせてるヤツより絶対楽しいからさっ。ヒミツのスポットとか知ってるし!」
2人かよ。金髪ロン毛は分かるとして。隣のスポーツ刈りもかい。と言うか…VR MMOでナンパとか。…無いわ〜。
「悪ぃ。待たせたな、お嬢。さや様連れてきたぜ」
「お待たせ〜待った?」
「大丈夫。……ふむ。目がとても綺麗ね、さや。…いつも通り、クオンよ」
「おおぅ。アリガト」
開幕先制パンチですわ〜。ならば!
「クオンも猫獣人とても似合ってるよ!高貴なるお猫様って感じ!ロシアンブルーかな?…吸って良い?」
「うん。良いよ。」
トワ様、じゃなくてクオン。いや、お猫様。……あぁ〜…お日様の香り。最ッ高!コレだけで生きていける……。
「あ〜と。……御二方。その辺にしてやってくれ。流石にソイツらが哀れだ」
「何よ。待ち合わせ、は別にしてなかったけど良いじゃない。ね?クオン」
「ええ。ワタシが待ってただけだもの。それに、さやは来たし。あぁ…あなた達。パートナーが来たから退いて。」
おぉ〜……。流石クーデレ。見事なまでのスルー力。……うん。なんか、ごめんね?
「いやいや。待ち人が来たなら丁度良いじゃん。名前的に女の子でしょ?そこの野郎省いて4人デートとかどう?名案っしょッ」
うわぁ〜……この金髪、、ある意味凄い才能だね……シロガネさんの中が美女だと知ったら、どうなるんだろうね。
「悪いけど。あんた達と遊ぶ予定は無いよ。あんまりしつこいとGMコールするよ?」
「何だよ!俺達はこの猫の子とデートするとこだったんだぞ!こっちは人外のバケモノでも我慢してやるって言って……」
「は?」
うん。よーしよし。そうか…。まさか、自分がこんなテンプレ踏むと思わなかったよ。えっと…。ほいっ
ポーン…。
<プレイヤーさや様がPVPをプレイヤーケンヤ様に申請。>
「勿論受けるよね?クソキモナンパ野郎。その作り物みたいな顔歪ませて、捩じ切ってやるから。」
次回は初戦闘!\( 'ω')/




