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種族:レイスでも物理で殴るんです!〜陰陽太極で無事、世界も侵食アップデート!〜  作者: 佐野松 友
6章 恵みの民

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84/105

84 オバケ娘とダンジョンの続き

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


 スキル宝珠でパワーアップしたスイちゃんを持ってズンズン進む。


「さっき見たより禍々しい見た目になってる。」

「草刈り鎌なんですよね…?」

「おかしいなぁ。呪いは無くなってたんだけど…」


 片手で持つギリギリの重さになってるんだよね…。コレは、ダイエットなのか?車輪を与えるべきなのかね?


「さや。キノコがまた来た。」

「あいあい。スイちゃん、キノコ狩りだよ」

「きゅんっきゅんっ」

「タロちゃんが手前のヤツは食べられないけど、奥のは食べられるとの事ですっ」

「了解!」


 手前のヤツ。赤紫の縞々キノコ。いや、食べられるとしても手は出さないでしょ…。


 ゆっくり近寄って来るのを、こちらから迎え撃つ。若干重くなったけど問題なく扱える、スイちゃんを横スイングっ!…食べられないなら、滅多切りでも良いんだけど、ついついキノコって縦に裂きたくなるんだよね。…食べられないけどインベがあまり気味だし、澪さんへお土産にするか。


 次。傘も軸も真っ黒な丸い感じのキノコ。


「さや様っ、そのキノコは市場に滅多に出ない幻のキノコですーっ」

「え、食べられるの?真っ黒なんだけど…」

「…黒トリュフ?。」

「え、マジで!?」


 私は食べた事無いから分からないけど、こんな形なんだ?確かに良い香りがする様な?…方向転換して逃げようとしてる。


「何処に行こうと言うのかね?」


スパッ…。


 おお〜。確かに凄い香り。こんなに大きかったらさぞ、料理に使えるでしょう。お金もがっぽり。


「ウケケケッ」

「さや。まだ生きてる。」

「おっと。スライスして保存しないとだね」

「あ、そのキノコは横スライスでお願いしますっ」

「あいあい」


 トリュフのブロック肉キノコ。余さず使ってあげましょう。


「澪が喜ぶ。」

「リゾットがおすすめですっ」

「チョコちゃんは食べた事あるんだ?」

「…?。偶に食卓にでますよね?」

「でる。」

「かーッ!コレだからお金持ちはッ」


 私の家だってそれなりに大きいけど、そんなハイカラな料理出た事無いよっ。今日の夕飯だって揚げ豆腐と鶏肉の煮物だぞ。…うん。美味しかったけどね。


「今度食べに来る?。」

「行く」

「即答なんですね、うふふ」

「きゅん〜」


 それはそれ、コレはコレでしょ。こんな良い香り、リアルでどれだけ美味しいのか。大変興味が有りますね。


「ゴブさえどうにかすれば、キノコ天国じゃん。このダンジョン」

「食べられるかの判別要員がいる。」

「…キノコ博士ってレア称号なの?」

「…どうなんでしょう?。タロちゃんはキノコに突撃して食べてたので…」

「毒ありでも?」

「はい。毒に当たったら、近くに生えている毒消し草をもぐもぐしてたので…」

「良く生きてたね、君。」

「きゅんっ」

「ヤバいヤツは避けてたらしいですけど、私には全部毒キノコにしか見えませんでした」

「…叱らなかったの?」

「良く食べる子なので…。それに、毒耐性持ちなんです」

「きゅん〜」

「あはは……」

「何て?」

「美味しい毒もあるよ〜って…」


 流石レア個体。多分持ってるスキルも色々変なモノ持ってそうだね。進化したらポイズンて付かないよね?…紫色のウルフか。想像し難いね。

好きなお散歩コースは北平原とゴブ森。オヤツはキノコ。毒はスパイス。最近は狩りも出来る。

おや?…タロちゃんの様子が!?

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