74 オバケ娘とゴブリンの村?
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PKが思っていたより少ない。てっきり、大量に待ち伏せしてると思ったのに…。
「ゴブ森より、先の迷いの森で待ってるんやない?」
「行った事無いなぁ」
「ワイは何度か有るけどエルフ必須やねん」
「そんな所あるんだ?」
「ゴブ村と似たようなもんや。人間お断りやろ?」
「確かに。え、じゃあ、先行してる私達無理じゃん」
「とりま、ゴブ村に集合して、椎名と姫さんを分けて行動やない?」
「だね」
粗方やっつけたから、ゴブ村に集合ってクオンに連絡っと。
「クオンに送ったから、私達はゴブ村に行くよ」
「あいさーッ」
やって来ました、ゴブリンの村。……村?
「…町やん」
「数は力だね兄貴」
「よく来たなぁ〜。何か食うもん持ってないか〜?」
ゴブリンの太っちょことゴブリンガードのゴブンドさんです。…食べ物ね、、
「PKが干し肉落としたけど、コレでいい?」
「ワイは果物持っとるでッ」
「くれたら通って良いぞ〜」
「…ええんかい」
「人間には見えないぞ〜?」
「オバケとカラスだね〜」
食べ物を渡してゴブ村?に入場。
「後から来るウチのクランに人間がいるんだけど、入っちゃダメ?」
「う〜ん?ジェネラル様の友達の家族か〜?」
「多分?お酒を一緒に呑んだって言ってた」
「本人が来るのか〜?」
「うん。もう直ぐ来るんじゃないかな」
「それなら、ジェネラル様を呼ぶんだぞ〜」
そう言って角笛を吹くゴブンドさん。
「そう言えば、流暢に喋れるようになったんだね?」
「ん〜?村が発展して学校が出来たんだぞ〜」
「そう言う事だ。大食い以来だな」
「ジェネラルさん」
「今は進化して、グランドジェネラルだがな」
「呼び難いぞ〜」
「…だからジェネラルでいいのだ」
「あはは…。了解」
「で、何をしに来たのだ?」
「ウチのクランで遊びに来た。…ついでにエルフの姫様を送り届ける依頼かな」
「…エルフの姫か」
「うん」
「昔、まだ俺がゴブリンの時に森の恵みを食い荒らした伝説のエルフがいてな…」
「……うん」
「そうか…。だが、今は発展して食材は豊富だ。どんと来いだ」
「ワイはてっきり確執があるんかと思いましたわー」
「森で暮らす隣人だぞ。精霊魔法で昔王国が痛い目に遭うのを見ている先人がいるのだ。喧嘩なんて売らん」
「馬鹿な人間より、理性的じゃない?」
「…ホンマやね」
「愚かな王は何処でも生まれる可能性はある。今の王は穏健派だが、一昔前の王は侵略者であった」
「何処も似たようなモノなのね〜」
「おう、お邪魔するぜッ」
「凄い発展速度ね。」
「よく来たな友よ」
「酒も持って来たぜ?」
「…やるか?」
「姫様次第よ。」
「だそうだ、どうします?」
「澪さんもいますし、お腹も空きました」
「それなら、今日は一泊させてもらいましょう。」
「さんせ〜」
「きゅんっ」
「ご飯食べたいだけやん」
「…俺達も入って良いのか?」
「本当はゴブンドを倒さないとダメなんだが、シロガネの家族なら、別だ」
「…それは助かる…」
「ッスね」
「よく来たね」
「ごぶぞー君じゃん」
「君達のおかげで登録数が伸びてね。今では、人外の者達の観光地になってきてるよ」
「やっぱり人間お断りなんだ?」
「いや、ゴブンドに勝ったら人間も観光できるよ」
「…負けたら?」
「負けたら…。あそこに居る建材作りの手伝いだね。それが嫌なら有金貰う感じ」
身ぐるみ剥がさないんだ?
「まぁ、優しいほうだねぇ」
「そうかい?コレでも厳しいって声も出たんだけど」
「さやはんはアウトローやねん」
「ハッハッハ。ところで鳥の唐揚げの大食い大会とかやってない?」
「良いね。あれ以来何度かやったけど、盛り上がりに欠けたんだよ〜」
「丸鳥とかオススメだよ?」
「良いね、良いね〜」
「あの〜。何でワイ見ながらその話を…?」
「気のせいじゃない?」
「気のせいだよ〜」
「アカンッ。タスケテーッ」
バサッバサッ…。
「それで?大食い大会やるの?」
「前回よりも強者が居ないとチョコさんがまた優勝するよ?」
「大丈夫。更に上を連れて来たから」
「あははっ。それなら盛り上がるねッ!」
「料理人も連れて来たから、どんと来いだよ」
「オーケー。また、解説宜しくね」
任せなさいな。
こぶぞー。ゴブリンキャプテンシャーマンになった。
登録数が少しバズって増えて、現在752人。




