37 オバケ娘と飢え満たされぬ群勢 その陸
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武器持ちゴブが来て、少し時間が過ぎた。今の所突撃した新規クランが犠牲になって、ソロプレイヤーが良い所を持ってこうとして爆散。森へ進軍するって声掛けたらコレだよ…。
「何で皆んなで協力出来ないかねぇ…」
「同感。」
シロガネのアンニュイなお気持ちにクオンも同感の様。
「ボスが居るらしいから、我先にって奴でしょ」
「武器持ち上位に舐めて掛かるからああなるんだ」
「兜とかされるとヘッショが決まらないのは常識ッスよ」
遠距離でチクチク嫌がらせしてた新規さんが上位ゴブ共に呑まれた原因がソレ。行けると思ったんだろうけどね…。
それと比較してもどっしり構えて爆撃する鬼いさんと頭が駄目なら目を正確に撃ち抜く精密さん。
「MP回復待ち〜」
「ワイも休憩や〜」
そして、上位ゴブの防具なんて関係ないと言うレベルで水魔法で撃ち抜く椎名と、空から魔法の爆撃や自身へのエンチャントで急襲するそら。
「どうだ、さや様。凄いだろ?ウチのメンバーはよっ!」
「そうだね…。特に範囲殲滅だったらサカキさんが凄い」
「そう言うアナタはもう少し綺麗に戦いなさい。」
「漢なら泥臭くてナンボだろ!お嬢〜」
「…はぁ。死ななければいいわ。」
私ももっと活躍しないとねっ!
ポーン…。
<平原エリアの奪還を確認。…評価B+。イベント進行します。>
あら、やっぱり突撃して人員が減った事で評価が下がったね…。
「こうなるから説得したんだがな…」
「妥当ね。」
「こっから巻き返せばええ!」
「だね〜」
「団長、森は流石に吹っ飛ばすのは不味いよな?」
「当たり前ッス!」
「出来れば爆発無しで頼む!」
「しょうがない。殴りで行くか…。了解した」
…壺で殴るの?割れないのかな…。
「……壺では殴らないぞ?」
「あはは…、ソウダヨネー」
「殴れそうッスけどね〜」
「結構高いんだ。そんな勿体無い事するか」
「さぁ、おしゃべりはここまでだ。全員森に入る
ぞ!ゴブ共は各個任せる!回復欲しくなったら俺んとこまで来い!」
「了解。」
「そらちー任せた〜」
「あいよっ!」
「近距離は不得意なんだがな…」
「文句言うなッス。援護するから前だけ行けッス」
「さや様は1人でも行けるか?」
「もーまんたい!…おいで!くうちゃん、スイちゃん!」
「わふっ!」「キュッ!」
わちゃわちゃし過ぎてこっちに攻撃が来そうだったけど、此処なら問題ないでしょ。…あれ?
「スイちゃん少し大きくなった?」
「キュキュッ!!」
ポンッ…。ポト…
返事して鎌にチェンジ。…うん、前より禍々しくなってますな…。何よ、その反りは。草刈り鎌じゃないのかねチミ〜?命を美味しく刈り取ってるって?
ポンッ…。
「キュッ!」
「それじゃ、くうちゃん。前みたいにお願いね。スイちゃんも沢山食べておいで」
「わふっ!!」「キュッ!!」
「さや様もいつの間にかやべー事になってるな…」
「そう?さやはこんな物じゃない。」
「さやはんはやべー奴やねん」
「あぁ…。そう言えばそうだったなぁ…」
「……おい」
染み染み言うんじゃないよ。
さて、森なんだけど…。私のやる事って弓ゴブ落としだったんだけど…。らいふぉーさんが撃ち落とすからね…。2、3体の弓ゴブなんて、精密ロボ子さんには格好の的。故に地上戦。
「ゲギャーッ!」
「武器の持ち方から勉強しなっ!」
剣鉈持ってる癖に殴りに来るとか…。避けても良いけど、振り下ろす前に前進。勢いの無い武器なんてただの鉄の塊なのだよ…。斧刃脚ッ…!
ゴキッ…!
「ギッ?!」
からの〜。ゼロ距離[カオスショット]!
ドゴシャッ…!
「ギュペッ…」
<スキルレベルが上がりました。>
<[物理攻撃]がレベル10になりました。[パワーボム]を覚えました。>
<[混沌魔法]がレベル5になりました。[カオスランス]を覚えました。>
お…?スキルレベルが上がったね。混沌魔法君の伸びづらさよ…。そして、…パワーボム?プロレス技の?……どうやれと?
実はSTRに振り込んでいるので直殴りの方が単発火力がある鬼いさん。٩( 'ω' )و
因みに普通の地面にパワーボムは殺人級なので良い子はマネしちゃダメです。\(^ω^)/




