34 オバケ娘と飢え満たされぬ群勢 その参
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ダンジョン。私のイメージだと洞窟の中とか、遺跡?後は珍しい感じだと森そのものがダンジョンっていうパターンかな?…それで、今回は森の中。ゴブ共の異常発生の理由が分からないけど、リアル寄りなんでしょ?だとしたら、洞窟を掘ってダンジョンを当てたとかかな。
「セイッ!」
ゴキッ…。
「ギュグッ…」
コレで何回目の暗殺なんだか…。気分は仕事人ね。革製の防具を着けたって首を折れば関係ないし。森に入って結構時間が経ったけど、下のゴブ共の質が上がってきてる。さっきもヴィン君が気付かれそうになってたし。
「流石です」
「…コレくらいはね」
「ですが、そろそろ限界かも知れないですね…」
「ごめんなさい…」
「ドンマイさ!」
「潮時かもね…」
バサッバサッ…。
「見つけたで!」
「ナイスッ!」
「洞窟型ダンジョンでしたか?」
「よう分かったな…。せや。少し北東方面に大きな穴が空いとった。そこからぎょうさん出とる」
「攻撃で塞がりそう?」
「無理やな。皆んなで間引きしつつ目指すが正解やろ」
「という事はその位置目指して全軍前進かな?」
「ですね。目的地も分かった事ですし、戻りましょう」
「じゃあ、なるべく木に張り付いてる弓ゴブ狩りながら戻るよ」
「「ハッ!」」
「ワイは先に戻って報告するでッ」
「頼んだよ」
バサッバサッバサッ……。
後はコチラも無事帰るのみだね…。 …ふむ。
「ただ弓ゴブ狩りしながら帰るのも味気ないし……地上にも少しちょっかい出すとかどう?」
「ふむ。宜しいのではないでしょうか」
「僕も隠れるよりは攻撃の方が得意」
「回復なら任せてくれ」
コレなら多少無茶しても戻れるかな?…良し。
「くうちゃん。スイちゃん。おいで」
「わふっ」「キュッ」
「藍那さんの動きは見てた?」
「わふっ!」「キュッ!」
「良し。スイちゃんを咥えて首を刈りなさい。体力と臭いが辛くなったら直ぐに戻る事。いいね?」
「わふっ!!」「キュッ!!」
「では、行動開始!……私達も続くよ」
「「ハッ!」」
「いやはや…末恐ろしいですね…」
はい。只今惨劇の最中で有ります。視えないくうちゃんに咥えられた鎌がゴブ共を撫で斬りしておりますッ。そして、私達。枝を跳びながら弓ゴブを蹴落としついでに魔法やら矢等を降らせております!……うん。雑魚ゴブの旨みの無さよ…。経験値しかくれない。それも微々たる量…。しかも、臭い。そりゃ、過疎るよ…。なんか腹立ってきた…!それッ[ダークニードル]連射連射ーッ!オマケに[カオスショット]も喰らいなッ
「ヴィンセント。メジェ子様を怒らせないようにしような…」
「う、うん」
「凄まじいですね…。では、私も。それッ[ランタンボム]!」
ボカーンッ…!
ギャーッ…。
「ジョンさんもやるじゃん」
「私は範囲殲滅型なのですが、燃費が悪いのです…」
「どぅっさんもえげつね〜…」
「僕はどっちも怖い…」
「…コワクナイヨ?ワタシタチハミカタダヨ」
「「ヒェッ」」
何で怖がられてるんだろうね…。ウケケケッ…
口が裂けてスマイルしているメジェド様が空中から爆撃かましているのを想像してみて下さい。勿論目はガンギまり。('◉⌓◉’)




