18 水守カナタの日常 その1
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朝の6時。スマホのアラームで起床する。
「うーっん…。はぁ。…足重ッ…。ぁ…。そうだったね…。おはよう。くうちゃん。」
布団をめくり、居るであろう存在に挨拶する。
足の重さが無くなった。退いてくれたみたいだね。寝る前は足首に顎乗せて寝たのかと思ったけど。さっきは完全に足に全身乗せてたでしょ…。
「あっ。早く行かないとね…」
階段を降りて洗面所へ。顔を洗って、身嗜みチェック。…うん。寝癖が凄いねぇ…。まぁ、良いか。
ここで、我が水守家のご紹介。結構古くからあるらしく、なんと道場がある。そして、朝の日課として、健康体操に太極拳を採用している。…うん。中々グローバル。しかも、武術よりで、組み手とかある。なんか、じっ様が昔師事してたとかで取り入れたとかナントカ。
「おはようございまーす!」
「おはよう、カナタちゃん」
そして、我が家には門下生がいる。朝早くからご苦労様だねぇ。じっ様の生徒兼父上の同僚らしい。まぁ、私からしたら近所のおっちゃん枠。他にも居るけど、私より強いのがこの人位。
「ほうほう。カナタ。おはよう」
「おはよう、じっ様」
我が家のバケモノ枠、その1である。名前は水守自然
通称、自然じぃ。オン年80代らしいけど、怪しい。どう見ても50代にしか見えないし、なんだったら、そこらに居る50代の人より動ける。と言うか、勝てない。
「ほうほう。カナタや、面白いもん連れとるのぉ」
「あっ。じっ様にも視えてるんだね。この子はくうちゃんだよ。くうちゃん。ウチのじっ様。めちゃんこ強いんだよ」
居るであろう右足付近に視線をやって、ご紹介。
「うむ。宜しくのぉ」
何やらエアーでわちゃわちゃしとる。撫でて貰ってるんだろうけど…。視えないからね、、ボケたと勘違いされないかな…。
「カナタや。大事にしてあげなさい」
「もちろん!」
「うむ。では、体操した後はいつもの組み手じゃ。誰か今日こそはと言う者はおるか」
日課の体操をこなしつつ手を挙げてる人達を見る。うん。いつもの大学生コンビだね。最近は骨がある奴が減って、あんまり手を上げなくなったからね…。ちょっとだけセーブして相手するか…。
「「宜しくお願いします!」」
「はい。宜しく」
さぁ。何分待つかな?
「ありがとうございました」
「うぅ…あり、がと……した…。」
まぁ、もったほうかな?もう1人は気絶。まだまだだね〜。じっ様なら、瞬よ。
「じゃあ、シャワー浴びてくるね〜」
「ほうほう。行ってきなさい。」
「ふむ…。カナタにも視る力を鍛えんといかんかのぉ…」
ふぅ…。サッパリしたね。……今日は目玉焼きかな?
「おはよう。カナタ」
「おはよう」
「おはよう、父上、母上、あれ?ばっちゃまは?」
「母さんなら、用事が出来たとかで出掛けたよ」
「ほ〜ん…。そうだ、父上、多分居ると思うけど、くうちゃん。」
「あぁ…。居るね。宜しくね、くうちゃん」
「はい、カナタ。遅れちゃうから、食べちゃいなさい」
「頂きまーす!」
むぐむぐ…。やはり目玉焼きは2個あると嬉しいね。お味噌汁も豆腐とお揚げのコンボ。最強和食だね〜。
目玉焼きに何を掛けるか。それは戦争の元になるからね…。ご想像にお任せってね♪
我が家のバケモノ枠その3、父上こと水守静間。陰陽師らしい。勝てぬ。
我が家のバケモノ枠その4、母上こと水守桜。以下同文。その2は居たらご紹介。
朝ごはんを食べて歯磨き。2度目の身嗜みチェック。…うん、良し。…う〜ん。ちんまい。今日も背は伸びず…か。では、いざ学校。
「いってきまーす!」
水守静間。醤油派。
水守桜。マヨ派。
水守自然。塩派。




