14 オバケ娘と平原ピクニック
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やって来ました、平原。うん、貴族町から北真っ直ぐだったね。ルーキー向けの東はイベント中らしくて、今行ってもあんまり成果が見込めないんだって。うん。確かに全然魔物湧いてなかったからね…。
「ここが〜平原〜」
「平原〜」
「ん。平原。」
足環の具合を確かめないとね。外套はバッチリ機能しているから、後は太陽君との我慢比べかなぁ。
「で、此処で出てくる魔物は?」
「ここは北平原だから〜イノちゃんと〜、うさぴょんと〜、わんこ〜」
「突撃ボアとホーンラビット、ダッシュウルフとエリアボスのアクセルウルフね」
クオンの翻訳があって助かるね…。わんこって…。
うん?足環がなんか動いた様な……。
「居たよ、あれが突撃ボア。」
「おっし、いったるかー」
「がんばれ〜」
呑気に草を食べてるイノシシ君。ふむ…。混沌魔法君試してみるか。
「[カオスショット]!」
ベギッ
「プギャッ…!」
「いよっし。」
うん。リアルなイノシシな動きみたいだね〜。お尻にお見舞いしたら驚いて飛び跳ねたよ。
「フゴゴゴ…。」
うん。とても怒ってますねぇ…。そりゃ、ご飯中突然殴られたら怒るよね。足を何度も擦ってる。
「プギャー!!」
だが甘いよ。横にMPブーストっと。避けたらこっちのものだよね。腕に[念動力]をしてーの!殴るッ!
「うりゃ!」
ドゴスッ…!
良し、急所の目に入った!
まだまだ、コイツもオマケぇ…!闇魔法…!
「[ダークショット]!」
「ぷぎゅぅ……」
<スキルがレベルアップしました。>
ふう……。
「勝ったよー」
「おめでとう。」
「おめめ〜」
魔物一匹じゃ、コレくらいか。さてと、ドロップ品は?
[食材]突撃ボアのモモ肉 レア度:NO 品質C
突撃ボアのモモ肉。
町の定番。食卓の味方。煮込みに最適。
ふむふむ。煮込みね〜。良いね!
[食材] 突撃ボアの霜降り肉 レア度:R 品質B
突撃ボアの霜降り肉。
食べると肉汁が溢れ出す。町の贅沢品。
…!霜降りだと……?ボア君、君はなんてものを落とすんだ…!
「凄いねぇ!1回で出るなんて、、流石お嫁さん!」
大の肉好きが凄い反応だよ…。う〜ん…。
「コレ、いる?」
「クダサイ!」
まぁ、良いよね。案内賃みたいな物かな。食べる必要無いし。
「おお〜!凄い霜降りだぁ〜」
うん。凄い笑顔だね。まるで宝物を手にした子供の様にお肉を掲げている。あれ、どうするんだろ?
「さや。折角だからピクニックにしましょう。此処のアクティブは一定レベル以上だと襲って来ないから大丈夫よ。」
「えっ…私は?」
「レイス系統は視認されにくいから大丈夫でしょう。たぶん。」
「大丈夫〜!襲って来たら追加ご飯だから〜」
うん。先輩達に任せれば良いか。隣の肉食がいて襲ってくる方が悪いんだし。
レジャーシート持ってる辺り、椎名は此処の常連なんだろうね。凄い手際がいい。と言うか素早い。食に対する熱意よ…。うん。まな板出して、、
「ごっはん♪ごっはん♪霜降りステーキ〜」
さっきのお肉、此処で焼くのね…。魔道具かな?ステーキ皿に乗せて豪快に焼いてる。…網目とか付けないんだ。
「カットして食べるから一緒だよ〜」
「そうなんだ〜」
うん。見てたら言われてしまったよ。まぁ、食べ方人それぞれだよねぇ。
「はい。あ〜ん」
「えっ」
「取った人が最初に食べるべきだよ〜」
「さや。」
「うぐ…。あ〜ん」
むぐむぐ…。……!
「美味しい!油も全然しつこく無いし食べやすいね!」
「でしょ〜。1回は食べるべきなんだよ〜」
確かにコレは価値アリだねぇ。うん。納得した。
「私はアップルパイがあるから。」
「クオンは甘い物だよね」
「まぐまぐ…」
「さやにはお茶を出す。」
「むぐむぐ…うまぁ〜」
「ありがとう」
「もむもむ…」
肉食さんは食没にはいられました。
肉食万歳\( 'ω')/




