103 オバケ娘と暗愚、樹獣の咆哮を聴け その参
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「質問。王国側の戦力ってどうなってるの?」
「…200万と少し。」
「…コチラ側の戦力は?」
「……2万くらいだと思う。」
…わお。100倍差ねぇ。
「…コレはエルフだけの場合。それに、エルフは強いから。」
そうか。プラス戦力が続々参戦する予定があると。
「獣王様が多分、西から攻めて来る。そうなると、400万はいると思う。」
「持久戦に持ち込めば勝ち確…ね。…別に200万、喰らい尽くしても良いんだよね?」
「もちろん。」
実験と経験値になってもらいましょう。ウケケッ
「…なんか怖い会話が聞こえるッス」
「そうか?いつも通りだと思うぞ」
「…確かに。それもそうッスね」
見えて来ました、始まりの町。SAN値ゴブといい、何かと攻められますな…。…いや、王都の奴らは攻めるのかな?
シロガネ達は会議の為、早足で先に行ったけど、今回は平和に終わるかな。
「思っていたより東側に逃げる人が少ないね?」
「この町はどちらかと言うと、獣人もエルフにも寛容。王都からしたら、逆賊。」
「どんだけ人間至上主義なのよ…」
「神は人形だから、我らも神の子、らしい。獣の神様もいるのにね。」
気持ち悪い考えですこと。都合が悪い部分は無視ですか。
「そんなのが200万?」
「疑問に思ってる人が大多数だと思う。…でも、軍人は上の命令が絶対だから。」
悲しきは兵士なりってヤツだねぇ。
「まぁ、上の奴らが無能な事を恨むんだな」
「シロガネ、会議はいいの?」
「ああ…。過激派がガチギレしてるからな。一番槍は我らにってな」
「エルフスキーと動物園だっけ?」
「おう。だから、さや様の新技?は後になるぜ」
マジですか。被害範囲が広くなるから、出来れば最初が良かったのに…。
「開幕のドデカイ花火、上げたいんだけど…」
「…上にか?」
「え?相手に決まってるじゃん」
「さやはん、それは花火やない、爆弾や」
「あ。丁度良い所に最後のピースが」
ーガシッ、ぐるぐるぐる…。
「な、なんや、ワイをどうするつもりやっ」
「出来たッ、指向性、そら弾頭1号ッ!」
「砲丸に括り付けただけやんッ」
「大丈夫っ、君は爆発の瞬間コレを撒き散らせばミッションコンプリートだっ」
「何や、この小さい粒は?」
「澪特製、小型爆弾。」
「…ワイの生存確率は?」
「知ってるよ?爆破耐性が付いたらしいじゃん」
「ぐっ、せやけど、熱いし、痛いんや〜」
「けいじばん。」
「…ヤリマス」
あんなに暴れてたのに、クオンの鶴の一声であっさり承諾しよった。…またナニカ書き込んだの?懲りないカラスだねぇ。
「さや様、あの2人がクラン、エルフスキー連盟とケモケモ動物園のトップだ。説得は任せるぜ」
「あいあい」
見た感じ、長身エルフの人とタヌキの獣人かな?
「こんにちは、クラン永遠の彼方のさやです。一番槍にご志願したとか?」
「こんにちは。…ええ、とても許せないのでね。開幕精霊術で焼け野原にして差し上げようと思いまして。あ、わたし、エルフスキー連盟、代表のレゴラスと申します〜」
凄い形相からの一転が怖いんですけど。修羅から、美形のチェンジが一瞬なのも怖いね。
「いやいや、一番槍は僕達ケモケモ動物園に任せてよ。テイムしたお友達で蹂躙してみせるから。…僕は園長のポンパ。宜しくね。君も一番槍志願かい?」
このタヌキ、策士タイプかな?
「うん。実験で開幕大きな花火を上げたくて。被害範囲が広いから最初に使いたいんだよね〜。でも、前に出ないなら、後でもいいよ?」
「では、レゴラスさん、さやさん、僕達で。」
「あら、宜しいので?」
「流石にお友達に攻撃されたくないからね…。撃ち漏らしが多そうなら、トドメは任せてよ」
焼け野原状態なら、更に威力も上がるかな?
レゴラス。エルフガチ勢のオネェさん。元ネタは指輪の人
ポンパ。獣ガチ勢の古狸。元ネタは某ハンター。
尚、初心者狩りはしません。




