第1回ことはら情報局
大変申し訳ありません!!!
一身上の都合により、小説の更新が間に合いませんでした。その代わりといってはあれですが、ちょっとした補足資料的なものを作成したので、ご興味あれば是非ご覧ください!
1.まず『つらたんたん』って何なの?
いきなり『観念』と言われてぽかんとした人も少なくないかと思います。観念とは、ざっくり言えばある概念に対して人々が抱くイメージのこと。それの負の感情が極限まで高まった時、観念を司る『つらたんたん』が生まれるのだとか。4.5言めあたりで説明こそあれど、大変分かりにくかったと思うので、ここで補足をします。
つらたんたんの特徴や能力、及び観念世界の装飾は、つらたんたんの司る観念、つまりは大衆のイメージに依存します。例えば2言めの『仲違い』のつらたんたんが分かりやすい(当社比)。「相手を傷つける」要素は鮫肌、「縁を断ち切る」要素は刃物攻撃と千切れた赤い紐、そして「空気が重たい」要素は水のような空気として反映されています。
また彼らは負の感情という栄養を摂るために、ありとあらゆる手段で人間を怖がらせます。自身の能力を用いた攻撃はもちろんのこと、『同調圧力』のつらたんたんのように、言葉で人を追い詰めるつらたんたんも居ます。ちなみにこれは余談ですが、『同調圧力』のつらたんたんの能力は精神操作であり、5分以内に強制ダンス状態を解除できない、あるいはつらたんたんの口車に乗せられた場合、安美たちはデッサン人形のような『彼ら』と同じになってしまっていました。お〜、怖。
2.つらたんたんってどうやったら倒せるの?
つらたんたんを倒すには、「再生が追いつかないほどの大ダメージ」を与える必要があります。しかし単純な物理攻撃では、それこそ核でも使わない限り再生されてしまいます。ですので、つらたんたんの傷の治りを遅くする『言霊』を用いた攻撃が特効なのです。
言霊は誰もが持っている力ですが、その真価を発揮できるのはごくごくわずかな人間のみ。一般人は生命維持のために消費したり、言葉の影響力を強めたりするくらいしかできません。ちなみに言葉の影響力が強まるとどうなるかというと、コスパがよくなります。RPGで例えると分かりやすいです。呪文の発動には言霊が必要ですが、その呪文が人々により語られていればいるほど、その呪文の威力が増し、発動に必要なエネルギーが縮小されます。皆さんも積極的に諺を使って、主人公たちを応援しましょう!
3.ダミーとの契約ってどんな仕組みなの?
まず疑問に思うことがあまりますよね。『言葉贄』が「無限に言霊を生み出せる」はずなのに、紡久先輩や笑子に分配することで、安美の元に残る言霊は最低限。「なんでや! 無限ならいくら引いても無限やろがい!」と言いたいところだと思いますが、これには言霊の仕様が関係します。
言霊を生み出し、蓄え、使う仕組みは、理科で使う回路のようなものだと思っていただければよろしいかと思います。『発電機』で生み出した『電気』は、『バッテリー』に蓄えられます。安美発電所の電気は量も質もパないですが、『バッテリー』は無限ではないため、蓄えられない言霊はダダ漏れになり、それを嗅ぎつけたつらたんたんが虫のように寄ってきます。そのためバッテリーに一定の『上限』を設け、それを上回った言霊を自動的にダミーが受け取り、分配しているのです。




