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『忘れられた六つ目の神器に選ばれました 〜人見知りな闇の少女と毒舌黒猫の学園英雄譚〜』  作者: 伊佐波瑞樹


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第29話 境界に立つ少女


 朝、アリシアは窓辺に立っていた。


 中央学園の空は、薄い雲を透かして淡く白んでいる。


 夜が明けきる前の空。


 黒でもなく、青でもなく、白でもない。


 その境目の色を、アリシアは静かに見つめていた。


 光と闇の境界。


 昨日、図書館で見つけた古い神学書の一文が、胸の奥に残っている。


『光は顕し、闇は隠す。光は乱れを鎮め、闇は動きを眠らせる。両者は相反し、また境界を同じくする』


 相反する。


 でも、境界を同じくする。


 その言葉は、簡単なようで難しかった。


 光と闇は敵同士なのか。


 それとも、同じ世界の違う役割なのか。


 アリシアにはまだ分からない。


 けれど、昨日ルシアンに声をかけられた時の緊張は、今も胸の奥に残っていた。


 優しい言葉。


 穏やかな微笑み。


 光と闇には共通点があるかもしれない、という言葉。


 普通なら、安心するべきなのかもしれない。


 けれどアリシアは、少し息苦しくなった。


 それを練習帳に書いた。


 そして、最後にこう書いた。


『光が優しく問いかけてきても、私は自分の闇を急いで差し出さない』


 それは、今のアリシアにできる小さな線引きだった。


「朝から哲学者みたいな顔をしてるわね」


 机の上からノアが言った。


 アリシアは振り返る。


「哲学者……?」


「難しい顔で空を見てるから」


「光と闇の境界って……どういうことかなって」


「そのままよ」


 ノアは前足を伸ばしながら言う。


「光があるから影ができる。闇があるから光の輪郭が分かる。どちらかだけでは、境目は生まれない」


「どちらかだけでは……」


「ただし、近いから安全とは限らない」


 ノアの声が少し低くなる。


「近いものほど、混ざりやすい。混ざる時に、相手の形を変えることもある」


「ルシアンさんのこと?」


「含めて、ね」


 アリシアは少し黙った。


 ルシアンを悪い人と決めつけない。


 けれど、自分が感じた違和感も消さない。


 昨日、リーネたちともそう整理した。


 記録する。


 決めつけないために。


 そして、必要以上に自分の力を差し出さないために。


「今日は、図書館でリーネさんたちと昨日の神学書の続きを確認する予定」


「ええ」


「その前に、戦闘基礎もある」


「前衛交代?」


「うん。メリルさんと、少しずつ合ってきた」


「調子に乗らない」


「うん」


「でも、できたことは覚えておきなさい」


 ノアは尻尾を揺らした。


「その二つは両立するわ」


「調子に乗らないけど、できたことは覚える」


「そう」


 アリシアは頷いた。


 それも、境界なのかもしれない。


 自信と油断の境界。


 警戒と疑いすぎの境界。


 怖さと好奇心の境界。


 自分はいつも、その境目に立っている気がした。


 食堂へ向かう廊下では、朝のざわめきが少しずつ大きくなっていた。


 メリルと合流し、ノアを足元に連れて歩く。


 メリルは昨日より少し眠そうだった。


「大丈夫?」


 アリシアが聞くと、メリルは苦笑した。


「昨日、風の羽根の練習を少し復習してたら、寝るのが遅くなっちゃって」


「羽根、どう?」


「二回に一回くらい浮くようになったよ。でも、ちょっと気を抜くとくるくる回って落ちる」


「見てみたい」


「今度、本当に見せるね。失敗するところも込みで」


 メリルは照れたように笑った。


 アリシアは嬉しくなった。


「うん」


 誰かの練習を見たいと思える。


 自分の練習を、誰かに話せる。


 それは、とても小さなことかもしれない。


 でも、アリシアにとっては大きな変化だった。


 食堂では、ガレスとミランダが今日も元気に待っていた。


「おはよう!」


「おはよう」


 席に座ると、ミランダがすぐに言った。


「アリシア、今日の戦闘基礎も前衛交代?」


「たぶん」


「私たちもやるよ! でも、私とガレスが同時に前へ出るから、先生に怒られる!」


「まだ直ってないの?」


 メリルが苦笑する。


 ガレスは真剣に言った。


「直している途中だ!」


「途中……」


「前に出たい気持ちを止めるのは難しい!」


 その言葉に、アリシアは少し笑った。


「止める……」


 ミランダがぱっと顔を上げる。


「あ、アリシアの得意なやつ!」


「まだ得意じゃないよ……」


「でも、魔力紐止めたんでしょ?」


「うん。でも小さい練習具だから」


 ガレスが腕を組む。


「小さいことができたなら、大きいこともいつかできる!」


「そうかな」


「そうだ!」


 迷いのない言葉だった。


 アリシアは少しだけ頷く。


「……そうなるように、練習する」


 ミランダが嬉しそうに笑う。


「うん!」


 朝食の途中、ルシアンは今日は少し離れた席にいた。


 こちらへは来なかった。


 ただ、一度だけ視線が合った。


 ルシアンは柔らかく会釈した。


 アリシアも会釈を返す。


 それだけ。


 胸は少し緊張したが、昨日ほどではなかった。


 半歩下がって見る。


 近づきすぎない。


 でも、逃げない。


 ノアが椅子の上で小さく言った。


「今の距離は悪くないわ」


 アリシアは小さく頷いた。


 生活基礎では、セリア先生が「境界線」について話した。


 アリシアは黒板の文字を見て、思わず息を飲んだ。


『自分の範囲』


『相手の範囲』


『共有する範囲』


 まるで、今朝考えていたことの続きだった。


 セリア先生は穏やかに言う。


「人と関わる時、すべてを共有する必要はありません。自分だけが持っていてよいもの、相手と共有した方がよいもの、まだ話さなくてよいものがあります」


 アリシアは真剣にノートを取った。


 黒月の名。


 ノアが神獣であること。


 六つ目の神器。


 それは、まだ自分とノアの範囲。


 夜の守り手の資料。


 影喰いの件。


 止める力の仮説。


 それは、グラン先生やリーネたちと共有している範囲。


 全部を隠す必要はない。


 でも、全部を話す必要もない。


 セリア先生は続ける。


「断ることは、相手を拒絶することとは限りません。条件をつけることも大切です。たとえば、『今は話せません』『先生がいるところなら話せます』『記録を確認してから答えます』という言い方があります」


 昨日、自分がルシアンに言ったこと。


 先生たちがいるところで。


 それは間違いではなかったのだ。


 アリシアは胸の奥が少し軽くなる。


 班練習では、相手から答えにくい質問をされた時の返し方を考えた。


 アリシアはメリル、トマ、ミーナと同じ班だった。


 課題文はこうだった。


『それ、どうして黙っていたの?』


 ミーナが腕を組む。


「責められてるみたいに聞こえるわね」


 トマが言う。


「言い方によるけど、ちょっときついな」


 メリルがアリシアを見る。


「アリシアちゃんなら、どう返す?」


 アリシアは少し考えた。


 黙っていたこと。


 話せなかったこと。


 話さなかったこと。


 それは自分にもたくさんある。


 でも、全部を謝る必要はない。


「……まだ整理できていなかったので、話せませんでした」


 アリシアはゆっくり言った。


「それと……話す範囲を先生と確認してから伝えたいです」


 自分で言ってから、少し驚いた。


 ちゃんと条件をつけられた。


 メリルが優しく頷く。


「いいと思う」


 ミーナも言う。


「丁寧だし、全部を拒否してるわけじゃない」


 トマが感心したように笑った。


「アリシア、最近こういうの上手くなってきたな」


「え……そ、そうかな」


「うん。最初の頃なら、たぶん全部謝ってた」


「う……」


 確かに。


 少し前なら、まず「ごめんなさい」と言っていたと思う。


 アリシアは恥ずかしくなりながらも、少しだけ嬉しかった。


 戦闘基礎では、エレナ教官が今日も厳しかった。


「今日は前衛交代に加え、第三者の介入を入れる」


 生徒たちがざわつく。


「二人の連携が形になり始めると、相手はそこを崩そうとする。横から入られた時にどうするかを見る」


 アリシアは少し緊張した。


 二人でもまだ難しいのに、第三者まで入る。


 だが、エレナ教官は言った。


「完璧にやれとは言わん。崩れた時に、どう立て直すかを学べ」


 アリシアとメリルは、カイルとミーナを相手にする形になった。


 カイルが正面。


 ミーナが横から槍で圧をかける。


 もちろん実戦ではない。


 軽い動きだけ。


 それでも、二方向から来るだけで視界が一気に忙しくなる。


 アリシアの胸が少しざわついた。


 見えすぎる時がある。


 エレナ教官にそう言われたことを思い出す。


 情報に溺れるな。


 カイルの肩。


 ミーナの槍。


 メリルの杖。


 自分の足。


 全部を見ると、動けなくなる。


 優先する。


 何を止めるか。


 何を任せるか。


 カイルが踏み込む。


 アリシアは受け流そうとする。


 その瞬間、横からミーナの槍先が入る。


 メリルが杖を上げる。


 アリシアは一瞬、どちらも止めようとした。


 その迷いで、木刀が遅れる。


「止め」


 エレナ教官の声。


「アリシア。全部止めようとするな」


「はい……」


「お前の位置で止めるべきはカイルの二手目だ。ミーナの槍はメリルに任せろ」


「はい」


「メリル。横から来る槍に反応はできていた。ただし、アリシアを待ちすぎた」


「はい」


 全部止めようとするな。


 その言葉が胸に残る。


 黒い力も同じかもしれない。


 すべてを一人で止めようとすれば、きっと潰れる。


 何を止めるか。


 何を任せるか。


 それを選ぶことが、連携なのだ。


 二回目。


 カイルが踏み込む。


 ミーナが横から入る。


 アリシアはカイルの二手目に集中する。


 メリルの杖が横へ向く。


 ミーナの槍を牽制する位置。


 アリシアはカイルの足を見て、木刀を低く入れる。


 止まる。


 メリルの杖も、ミーナの進行を止める。


「止め」


 エレナ教官が頷いた。


「今のは役割が分かれていた」


 アリシアは息を吐く。


 メリルも少し笑う。


「任せてくれてありがとう」


 メリルが小声で言った。


 アリシアは首を横に振る。


「メリルさんがいてくれたから、任せられた」


 エレナ教官が遠くから言う。


「会話は後だ」


「はい」


 二人は慌てて姿勢を戻した。


 けれど、その言葉は胸の中に残った。


 任せる。


 任される。


 境界線を引く。


 共有する。


 今日の生活基礎と、戦闘基礎がまた繋がっていた。


 昼食後、アリシアは図書館へ向かった。


 今日は、リーネ、メリル、シオンと一緒に「光と闇の境界」に関する資料を確認する予定だった。


 図書館の閲覧席には、リーネがすでに三冊の本を並べていた。


 メリルが記録紙を用意する。


 シオンは少し離れた椅子に座り、眠そうに頬杖をついている。


「本当に来てくれたんですね」


 アリシアが言うと、シオンは片目を開けた。


「来なかったら、リーネが後で倍の質問をしてきそうだからね」


「否定はしません」


 リーネが淡々と言う。


 シオンはため息をついた。


「怖い怖い」


 調査は始まった。


 今日の資料は、古い神学書と魔法理論の基礎書、そして風の国に伝わる境界祭の記録だった。


 リーネが神学書を開く。


「昨日の記述と近い箇所があります」


 彼女は読み上げた。


「光は乱れを鎮め、闇は動きを眠らせる。光は表を守り、闇は裏を守る。表裏は争うものにあらず、境に立つものが世界を保つ」


 アリシアは息を飲む。


 表と裏。


 境に立つもの。


 世界を保つ。


 メリルが小さく言う。


「闇が悪いって感じじゃないね」


「はい」


 リーネは頷く。


「少なくともこの神学書では、光と闇は対立ではなく役割分担として扱われています」


 シオンが口を挟む。


「でも、今の正史では光だけが残ってる。闇は消えた。つまり、役割分担が崩れたか、崩されたか」


 言葉は軽いが、内容は重い。


 アリシアの胸が少し冷える。


「崩された……」


「可能性の話」


 シオンは肩をすくめる。


「僕は歴史家じゃないからね」


 リーネは記録する。


「役割分担の消失。正史との差異」


 メリルは眉を寄せる。


「もし闇が裏を守る役割だったなら、どうして忘れられたんだろう」


 沈黙が落ちた。


 アリシアは練習帳を握る。


 その問いは、ずっと胸の奥にある。


 闇は必要だったかもしれない。


 守る役割だったかもしれない。


 それなのに、なぜ消されたのか。


 ノアは足元で黙っている。


 アリシアはノアを見た。


 ノアは何も言わない。


 けれど、その沈黙には、やはり何かがある。


 まだ話せないもの。


 まだ話さない方がいいもの。


 アリシアはそれを無理に聞かなかった。


 自分の範囲。


 相手の範囲。


 共有する範囲。


 今日の授業を思い出す。


 さらに資料を進めると、風の国の境界祭の記録に、シオンの歌と似た一節があった。


『夜明け前、灯火を消すな。夜を拒むな。境に立つ風は、光と影の道を分ける』


 シオンが少しだけ身を乗り出した。


「それ、風の国っぽいね」


「知ってる?」


 メリルが聞く。


「似た祭りはある。夜明け前に灯りを持って山道を歩くやつ。今はただの行事だけど」


「そこに、黒布とか影の席は?」


 リーネが聞く。


「僕が見た時はなかった。でも古い形式ならあったかも」


「確認対象ですね」


「また仕事が増えた」


 シオンは面倒そうに言ったが、完全に嫌がってはいなかった。


 その時、ノアの耳がぴくりと動いた。


 アリシアはすぐに気づいた。


「ノア?」


 ノアは足元から、図書館の窓側を見ている。


「……違和感?」


 アリシアが小声で聞くと、ノアは目を細めた。


「少しだけ。影喰いとは違う」


 アリシアの胸が緊張する。


 リーネがすぐに反応した。


「ノア反応あり?」


「はい。窓側に違和感があるみたいです」


 メリルが記録紙を出す。


 シオンも立ち上がった。


「行くの?」


 アリシアは少し息を吸った。


 手順。


 一人で行かない。


 触らない。


 報告する。


「まず、司書さんに知らせます」


 アリシアが言うと、リーネが頷いた。


「適切です」


 シオンが小さく笑う。


「学習してる」


「シオンさん」


「褒めてるよ」


 アリシアは少しだけ苦笑し、司書のところへ向かった。


 窓側の違和感を伝えると、司書はすぐに確認用の札を持って同行した。


 四人と一匹、そして司書。


 窓側の閲覧席へ近づく。


 そこには、古い魔導灯が一つ置かれていた。


 普段は夜間用の補助灯として使われるものだ。


 今は昼間だから点いていない。


 けれど、その周囲の光が少しだけ歪んで見えた。


 アリシアは足を止める。


「……灯りが、眠ってるみたい」


 思わずそう呟いた。


 司書が魔導灯を確認する。


「結界灯の流れが弱いですね」


「結界灯?」


 メリルが聞く。


「図書館の窓際には、外からの微細な魔力干渉を避けるための結界灯が置かれています。これはその一つです」


 リーネの表情が硬くなる。


「弱っている原因は?」


「まだ分かりません。影喰いの残滓とは違いますが……」


 司書が札を近づける。


 すると、魔導灯の周囲に細い黒い線が一瞬だけ浮かんだ。


 アリシアの胸の奥の夜が、ぴくりと揺れる。


 ノアが低く言った。


「触らない」


「うん」


 黒い線はすぐ消えた。


 司書の顔が険しくなる。


「これは……結界の継ぎ目に残った干渉痕ですね」


「干渉痕……」


 アリシアは胸が冷たくなる。


 影喰いとは違う。


 でも、また黒い線。


 また、図書館。


 また、夜の守り手の資料を調べている時。


 シオンが小さく言った。


「偶然にしては、続くね」


 リーネが静かに頷く。


「記録しましょう」


 司書はすぐに魔導灯を封鎖し、学園の結界担当へ報告すると言った。


 アリシアたちはその場から離れた。


 誰も勝手に触れなかった。


 誰も一人で抱え込まなかった。


 手順通りだった。


 それでも、アリシアの胸はざわついていた。


 夜、部屋に戻ったアリシアは練習帳を開いた。


『今日は、生活基礎で自分の範囲、相手の範囲、共有する範囲を学びました。ルシアンさんへの返事は、間違っていなかったと思えました』


 続ける。


『戦闘基礎では、全部を止めようとして失敗しました。エレナ先生に、全部止めようとするなと言われました。私は何でも一人で止めようとしてしまうのかもしれません。でも、メリルさんに任せたら、うまくいきました』


 さらに書く。


『図書館で、光と闇の境界について調べました。闇は裏を守るもの、境に立つものが世界を保つ、という記述がありました。その後、ノアが窓側の結界灯の異常に気づきました。黒い干渉痕がありました。影喰いとは違うそうです。でも、また黒い線でした』


 ペンが止まる。


 怖い。


 やはり何かが動いている。


 影喰い。


 結界灯。


 黒い線。


 偶然ではないかもしれない。


 でも、今日は手順通りに動けた。


 司書に報告した。


 リーネたちと共有した。


 触らなかった。


 アリシアは最後に書いた。


『怖いです。でも、今日は一人で抱え込みませんでした』


 ノアが机の上へ飛び乗る。


「今日の点数は?」


 アリシアが聞くと、ノアは少し考えた。


「九十六点」


「昨日より上がった」


「生活基礎を使えた。戦闘基礎で任せられた。図書館で異常に手順通り対応できた」


「減点は?」


「結界灯の黒い線を見た時、半歩前に出そうになった」


「……触らなかったよ」


「だから減点だけで済んだのよ」


「うぅ……」


 ノアは少しだけ目を細めた。


「でも、今日はよく報告できたわ」


「うん」


「抱え込まなかった」


「うん」


 アリシアは窓の外を見た。


 夜が広がっている。


 学園の魔導灯がいくつも灯っている。


 その光の周囲には、必ず影がある。


 光と闇の境界。


 その境目に、今、自分は立っているのかもしれない。


 アリシアは練習帳の最後に一行を書き足した。


『私は全部を止めるのではなく、誰かと一緒に、止めるべきものを見つけたい』


 ノアはその一文を見て、静かに頷いた。


「いい答えね」


 アリシアは少しだけ笑った。


 怖い夜だった。


 けれど、隣にはノアがいた。


 そして学園のどこかには、同じ記録を持つ仲間たちがいた。

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