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「おつかれさまです、事務の近藤です」
支部からの電話だ。
「おつかれさまです。何かありましたか?」
「遠藤競技委員長から伝言がありまして…」
エンチョウさんから…?
「清掃活動など、おつかれさまとのことです」
「びっくりしましたよ。何かしたかと思いました」
「あと、岡本副競技委員長にお礼を言うようにとのことです」
「岡本さん?」
何かお礼をするようなことがあったのか…
「岡本さんが葉山さんの出場停止期間の窓口代わりになって、オファーなどをブッキングしていたみたいです」
どうりで自分のようなレベルの選手のオファーにしては破格だと思った。
ただ、どうしてそこまでしてもらえるのか、心当たりはない。
「どうしてそこまでしてもらえたんですかね?」
「いやぁ、こちらではわからないです。直接聞いてみてはいかがですか?」
「そうなんですね…お礼の言葉かけておきます」
電話を切り、岡本さんに内線電話をかけるが、留守番電話に転送された。
きっとゴルフだろうな、と思いつつメッセージを残す。
次のレースの予定はまだ入ってはいないが、病気ではないことが判明した以上は、心に余裕ができた。
数日後、福田が練習中という連絡を受け、レース場へ向かう。




