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「これ、よかったら」
手元には一枚の写真が。
「おっ、高原ちゃんだ」
「ライブ写真撮ってほしいと依頼を受けて、先日のライブ行ってきたんですよ。そのライブ写真なんですけど、これは絶対内緒で」
「内緒にするに決まってるよ。マジでありがとう」
最後にはみんなで記念写真を撮り、清掃活動ボランティアは終了し、帰路に着いた。
家に着いてから、支部から電話が鳴る。
「はい、葉山です」
「記者さん、スポーツ専門誌より、問い合わせが合ったのですが」
「明日のことですか?」
「えぇ」
淡々と話しは進む。
「正直に話しましたよ。目と脳の検査をしてもらうと」
「なぜまた急に」
「あのフライングで感覚がやっぱり違うんですよ」
「う〜ん、そういうことですか…」
声を荒げそうになる。
違和感があれば病院へ行くのは当たり前だし、どう行動しようと自分の勝手だろうと。
こっちは様々な不安とも戦っている。
「とにかく、明日次第なんですよ」
話を終わらせたい。本当に明日の結果次第ですべてが変わる。
「う〜ん…SNSにはあまり書かないようにお願いします」
「もちろん、書くつもりはありませんよ」
いちいち楽しいこと以外をネットに書き込もうとは思わない。
マイナスの感情はマイナスしか生まない。
「変な噂になっても大変ですので…」
支部の職員は、ネットをなんだと思っているのか…
「大丈夫ですよ。わかりました」
そういって電話を切った。
お大事にの一言くらいあってもいいんじゃないかなんて思いながら布団に横になる。




