さんねんめ
ニジュウシセッキの小寒270はやけに疲れていた。
はぁはぁと、270のハート(心臓)は脈打つ、150は大丈夫スか?と余裕。
「主人! 茶はまだか!?」
「あ、団子うまいっス!!」
何かしらさっきから違和感を感じていた270。やっと茶が出てきた。その湯飲みにはゴポゴポと煮えたぎる茶が……。
そこで、270はやっと気付く! ここの茶屋は【夏至】が営んでいた!!
直ぐ様270は一緒に来て欲しいと投げ掛ける。
「いいよ」
あっさり了承してくれたと思ったのも束の間、
「但し2億ランドね」
とんでもない食わせものだった!!
小寒の総額、700万ランドだ……。増してや270は10万ランドしかない。どうしたものか……?
「おや!?そこにいるのは150か?」
顔見知りなのか?だったら協力を要請して欲しいとこだ。
そう言えば言ってなかったが、夏至は夏の最強ニジュウシセッキで、大寒なんぞ恐竜に蟻だ。
「ケチ!!いいよ〜だ!!べぇ〜!!」
「かぁ〜相変わらずだな150!!」
なんと折角のチャンスがなくなってしまった。270は放心状態、ってか暑い。もういい行こうと150を連れていく。
「おい! あんちゃん、団子に茶500ランドだ」
この成金!!と、言ってやりたかったが、向こうが正論である。500ランド払った。
さて、戻って来たら小寒達の冷たい(暖かい)歓迎が150を待っていた。でへでへ言いながら照れる150。
「大変だ!!大寒が一人やって来たぞ!!」
小寒が叫ぶ。一気に戦闘モード。大寒は雪吹雪を起こしじりじりと小寒達の結界を押して来る。150が一人、こん棒、自分と同じくらいの尺がある武器一つで大寒に向かう。
「はっはっは、小僧、そんなに死にたいか!?」
バコン!!
早すぎて見えなかったが、解説すると、150がこん棒を降り下ろしたのだ。大寒は消えた。ニジュウシセッキに死は無い無になるのだ。
圧倒的強さの150!!強い!!強いぞ!!




