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~・~ 7 (3)

家に帰り、食後でみんなゆっくりしてる時に他の2人に旅行の件を話した。


「良いじゃん!行こ行こ!どこに行く?やっぱ夏だから沖縄?」


「沖縄は暑いだろ。日焼けするぞ」


「なら北海道?」


え、北海道行くの?高校生だけで?そんなに遠出して大丈夫かな。


「北海道良いね。涼しいし海鮮美味しいよね」


「札幌ラーメンとかもあるし…」


「朔はどう?北海道行った事ある?」


行った事ある…って言うのかな。どっちかって言うと……


「…行った事あると言うより住んでた」


地元だから行った事あるというより住んでたが正しいかな。北海道生まれの北海道育ちだからな…行った事あるとは言わないか。


「え、北海道から来たの!?元道県民なの!?」


今なんて言った?道県民?なんだそれ。


「道県民じゃなくて道民ね」


「だから朔は暑いの苦手なんだ」


「ならこっちの夏未体験?」


「体験はした事はある」


来るたびに夏には2度と来ないって意気込んでるんだけど遂に住んじゃったから回避不可能。あの暑さ耐えられるか本当に不安。


「じゃあ北海道はやめるか」


「いや、みんなが行きたいなら良いよ」


僕1人に合わせる必要なんてない。みんなが行きたいところに行くべきだよ。


「…みんなどうする?」


「正直北海道行った事ないんだよね」


「俺もねぇ」


「なら北海道に行く?朔は良いの?北海道で」


「良いよ。北海道は良いところだからね」


北海道は自然に溢れてるし動物もたくさんいるしね。肉も魚も美味しいし。


「地元愛か〜良いね」


「みんなも北海道気にいると思うよ」


冬は寒いけど夏は涼しいから。観光にはもってこいだ。冬も全然観光出来るけど楽しいより寒いが勝つと思う。


「北海道のどこ行く?やっぱ札幌?」


「旭川とかも良いけど支笏湖行ってみたい」


「海鮮食べたい」


「海鮮は北海道のどこ行っても食べられるよ。後行けるのは多分一つの都市だけだよ。北海道は大きいからそんなあちこちには行けないよ」


「う〜ん…温泉行きたい!」


「なら登別とか洞爺辺りかな」


「知床行けるか?」


「登別辺り行くなら行けないよ。知床はもっと北だから」


温泉街行くなら新千歳空港か…新千歳なら札幌とかも行けるな。小樽…はちょっと遠いか?


「登別ってどこ?」


「簡単に言うと札幌から南に行ったところにある。確か室蘭の上じゃなかった?」


室蘭って言っても分かんないか。分かりそうな市あったっけ。伊達って言っても分かんないか?


「札幌から近い?」


「割と近いのかな。そんなに市を跨がないから割と近いと思う」


でも一つの市が大きいからな…どうだろう。電車で何時間くらいかな。特急使えばなんとかなるかな。


「じゃあ札幌と温泉街行くか」


「なら今から宿と飛行機取っといた方が良いよ」


「空港は旭川空港だよね」


「新千歳空港だよ」


なんで札幌行くのに旭川行くの。遠回りになる。


「函館は?」


「札幌行くなら函館は行けないよ」


この人たち北海道の地図入ってないの?流石に函館と札幌が遠い事くらい分かるでしょ。


「今度マネージャーに相談してお盆は仕事なしにしてもらうよ」


「俺もお盆はゆっくりしてぇな」


「俺はお盆元々仕事ない」


「僕も割とないからスケジュール調整すれば全然大丈夫」


僕トルコ行くのいつだっけ。9月だっけ。


「朔は大会大丈夫?」


「僕は9月だから大丈夫だよ」


「なんだっけ。シニア大会?だっけ。出るの?」


「僕はまだシニアには出れないんだ。後9月にあるのはジュニアグランプリシリーズっていう大会の予選だね」


「なんでシニア出ないの?」


「世界シニア選手権は17歳じゃないと出られないから」


「じゃあ朔はまだジュニアなんだ」


「うん」


まぁ七月時点で16歳になってれば全日本シニアには出られるんだけど…ややこしいから省くか。


「じゃあとりあえずお盆は休みを取る方向で動くか」


「今気づいたんだけど朔はお金大丈夫?俺らは貯金があるからなんとでもなるけど…」


「大会の賞金がそのまま使わずに残ってるから全然大丈夫だよ」


「賞金貰えるの?」


「うん。軽く10万くらい」


「え、そんなに?」


「大会によるけど優勝したら100万貰えたらするよ」


「太っ腹だな」


「世界でトップだからね」


「そりゃ100万も払うわ」


「じゃあとりあえずお金問題は解決ね」


個室が5つ取れるところあるかな…やっぱ家族向けが多いかな。まぁ温泉街なら一つくらいあるか。


「ねぇ朔オススメの宿ある?」


温泉に行った事ない人に聞かないでよ。なんか評判が良い宿あったかな……


「やっぱ登別の温泉街だね。これといった宿は知らないけど」


これで合ってるかな。多分聞きたかったの宿の名前だよね。でも、そんくらいなら調べたらいくらでも出てくるから自分で調べて欲しい。


「あ、じゃあ僕らで調べあって体育祭後に細かく決めよ」


「賛成。ついでに行きたい所も調べておこ」


「札幌行きてぇな」


「札幌のどこ行きたいかだよ。札幌も広いんだから」


「僕オススメの札幌ラーメン屋と海鮮丼食べれる所知ってるんだけど行く?」


「お前ラーメン食った事あんのか?」


「ラーメンくらいあるよ。道民で札幌ラーメン食べた事ないとか流石にありえないでしょ」


「寿司は?」


「あるよ。海鮮系は意外と制覇してるよ」


「さすがに北海道住んでたらあるか」


道民で海鮮食べた事ないのはありえないでしょ。いくらなんでも馬鹿にしすぎ。


「朔は北海道のどこに住んでたの?」


「札幌」


「じゃあ地元じゃん!」


「まぁそうだね」


だから迷子にはなりにくいかな。土地勘もあるし融通がきく。


「とりあえず各々プラン考えて体育祭明けにまた話し合おう」


それで宿取れるかな。北海道って夏休み時期は人で溢れるからな……難しいかもしれない。まぁその時はその時か。


考えても仕方ない。今は体育祭に専念しよう。クラスのみんなが本気でやろうとしてるからな…手を抜くわけにはいかない。


よし、作戦でも軽く考えとくか。


「ねぇ体育祭の話に戻るけどみんな何に出るの?」


「俺は借り人になった」


「あ、俺も」


「俺はリレー」


「僕は二人三脚になった!朔は?」


「僕は氷上障害物競走だよ。後はリレーの補欠」


「え、じゃあワンチャン景と戦うの?」


「もしかするとね」


「50m走いくつだ?」


「スポーツ科は100m走だよ。確か12秒とかじゃなかった?」


「じゃあ50m6秒で走るじゃん」


「景は何秒なの?」


「…7秒」


「1秒差しかないじゃん!いけるいける!」


「陸上で1秒は大差だよ」


陸上は0.何秒で戦うから1秒と差があったら相当まずい。一位狙える差じゃない。


「…こいつに負けたからといって他の奴らにも負けるわけじゃねぇしな」


「がんばれー」


まぁ50m走7秒で走れるなら特進科と芸能科相手なら余裕でしょ。でもスポーツ科相手だと無理だね。僕より速い人たくさんいるから。


「朔も圧倒的な差見せつけちゃえ」


まぁ相手にスピードスケートとかアイスホッケーやってる人がいない限り相手になる人はいないでしょ。


油断はしないけど軽い気持ちで挑もう。重く捉えず責任を感じすぎずの丁度いいところで。


「なんか作戦はあるの?」


「一つの演技としてゴール出来たらなと思ってる」


「じゃあジャンプとかしちゃうの?」


「出来たらしちゃおうかな」


「4回転?」


「4回転跳べる勢いつけられるかな。障害物あるから4回転は厳しいかもだから出来て3回転かな」


「3回転も良く回れるな〜僕一回転が限界だよ」


一回転できれば十分じゃないかな。2回転もしなきゃいけないタイミングとか来ないでしょ。別に。


「とりあえずもう遅いし解散にするか。じゃあまたこの話は体育祭後にね〜」


僕自身も色々調べなきゃな…みんなの事どこに連れて行こうかな…隙間時間を使って調べておこう。


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