第53話 2026年6月1日
ブックマークしてくれた人ありがとうございます。
ついでに評価もお願いします
俺はハイラックスをガレージに停め、エンジンを切った。2026年6月1日。今は以前に発注していた機械が納品された日だ。また同じ日にもどってきた俺は、運転席から降りてガレージの中を見渡した。ついさっきまで1600年の塩屋村にいたというのに、ここはいつもと変わらない。
俺はハイラックスの鍵を持って家の中へ入り、とりあえず一服することにした。冷蔵庫から飲み物を取り出し、椅子に腰掛ける。さて、これから何を買えばいいのか。今回は塩屋村とは違い、人口80人ほどの隣村を支援することになる。しかも五日以内には戻ると約束してきた。
必要な物を忘れて何度も買い出しに行くのは面倒だし、今のうちに全部書き出しておこう。俺はノートとペンを取り出し、机の上に広げた。まずは倉庫だな。塩屋村では大きな倉庫を建てたが、今回はそこまでの広さは必要ないだろう。とりあえず6メートル×6メートルでいいか。
うちの村の倉庫の半分くらいの大きさだ。それでも36平方メートルあるんだから、米や農具を保管するには十分だろう。俺はノートに倉庫用資材一式と書き込んだ。柱や梁に使う木材、壁板、固定用の金具、それに屋根用のビニールシート。向こうでは猟師三人と漁師三人に建築を任せるつもりだから、できるだけ作業しやすいように資材を揃えておきたい。
次は炊事場だ。塩屋村で使っているのと同じロケットストーブを作るための耐熱レンガ、それから100リットルの大鍋を一つ。隣村は確か80人と言っていたな。全員分の食事を一度に作るなら、このくらいの鍋が必要になるだろう。食器もいるな。椀80個、スプーン80本。
今まで何を使って食べていたのかは分からないが、炊き出しをする以上、全員分を揃えておいた方がいい。カナさんに炊事を任せるつもりだから、余計な苦労はさせたくない。それから、俺たちが泊まる場所も必要だ。倉庫は三日で建てる予定だが、最初から寝泊まりできるわけじゃない。
とりあえず四人用のテントを三張り買っておこう。今回の遠征は俺を含めて十一人だから、三張りあれば全員寝られる計算だ。俺はそこまで書いて、飲み物を一口飲んだ。さて、次は農業関係だな。今回は100メートル四方の畑を二つ作るつもりだ。
一つは琉球芋、もう一つは粟を育てる。合わせて2ヘクタール。今までの隣村の農業とは、規模がまるで違うものになるだろう。まず化学肥料500キロ。2ヘクタールに使うには全然足りないだろうけど、ないよりはいい。土の状態もまだ分からないし、足りなければあとで追加すればいいか。
次に農具だ。バケツ10個、スコップ20本、斧10本、ナタ10本、それに一輪車3台。向こうの村人にも手伝ってもらうつもりだから、道具は多めに用意しておきたい。特に切り株や木の根を取り除く作業では、斧やナタが必要になるだろう。
そういえば、トイレも作らないとな。塩屋村と同じように共同トイレを設置するつもりだ。今回は四か所でいいか。必要な木材や囲いの資材、それに受けとして使うバケツを4個。さっき農作業用に10個と書いたから、バケツは合計14個だな。俺はノートの数字を訂正した。
それから畑の防鳥対策だ。100メートル四方の畑が二つ。鳥に種や作物を食べられてしまっては困るから、それぞれの畑を覆える防鳥ネットも必要だ。かなりの面積になるが、今のうちに準備しておこう。あとは……そうだ、おやつだ。
マカトにチョコをたくさん置いていくと約束してしまった。あいつ、あれだけは絶対に忘れないだろうな。塩屋村のみんなにも配れるように、個包装のチョコレートを50袋ほど買っておこう。俺は思わず笑いながら、ノートに書き足した。
ここまでの物は、ほとんどホームセンターで揃えられるだろう。木材や防鳥ネットは量が多いから、店に在庫があるか確認する必要はあるが、手配自体は何とかなるはずだ。次は食料だ。今回は隣村の80人に、とりあえず一か月分の米を支援するつもりだ。
朝と夕方に40リットルずつ雑炊を作るとして、一回につき米3キロ。一日6キロだから、30日で180キロになる。30キロ入りの米袋が六つだな。前に買った時と同じ値段なら、一袋1万円だから合計6万円。いつもの米屋に行って、業務用の米を180キロ注文しておこう。
もちろん、これだけで80人の食事を全部賄えるわけじゃない。魚や獣の肉、山菜なんかも使ってもらう必要があるが、毎日温かい雑炊を食べられるだけでも、今よりはずっとましになるだろう。それから、肝心の種も必要だ。
琉球芋の種芋と粟の種。畑だけ作っても植えるものがなければ意味がない。これは農協で相談して、必要な量を揃えることにしよう。琉球芋は塩屋村でも育てている安納芋だから、向こうでも同じものを植えるつもりだ。粟については、種の量や育て方も確認しておいた方がいいだろう。
俺はノートに「農協・琉球芋の種芋、粟の種」と書き足した。さて、ほかに忘れているものはないかな。俺はノートを見直し、買い忘れがないか確認した。倉庫用資材、ロケットストーブ用のレンガ、100リットル鍋、椀とスプーン、テント、肥料、農具、トイレ用資材、防鳥ネット、チョコレート、米180キロ、それに琉球芋の種芋と粟の種。
こんなもんかな。いや、肝心なものがまだあった。トラクターだ。今回はおーはちーだけではなく、畑を耕すためのトラクターも必要になる。広い畑を人力だけで耕していたら、いつまでたっても終わらない。中古でいいから、ロータリー付きの小型トラクターを一台手に入れたいところだ。
ただ、これはホームセンターに行ってすぐ買えるようなものじゃない。中古農機具店で在庫を確認して、整備や引き渡しに時間がかかる可能性もある。だったら、最初に農機具店へ行った方がいいな。俺はノートの一番上に、大きく「トラクター」と書き込んだ。
よし、これで大体の準備は決まった。あとは実際に店を回って、必要な物を買い揃えるだけだ。今回は荷物も相当な量になるが、ブラックホールがあるおかげで運搬の心配をしなくて済む。まさか、こんな形で現代の買い物が1600年の村づくりに役立つとはな。
俺はノートを閉じ、残っていた飲み物を飲み干した。さて、まずは中古農機具店からだな。俺はスマホを取り出し、ネットで中古農機具を販売している店を探した。検索してみると、県内にも中古のトラクターや耕運機を扱っている店が何軒かあるらしい。
その中から在庫の多そうな店を選び、住所を確認して家を出た。しばらく車を走らせて店に到着すると、敷地内には大小さまざまな農業用の車両が並んでいた。赤や青、オレンジ色のトラクターに、見たことのない形の機械まである。俺は車を停め、展示されている農機具を眺めながら販売員を探した。
すると、作業着姿の男性がこちらに気づき、歩いてきた。「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」「あの、畑を作りたいんですが……」「畑ですね。新しく農業を始められるんですか?」「ええ、まあ、そんなところです。今まで使っていなかった土地を畑にしようと思ってまして」
「なるほど。では、少しお話を伺ってもよろしいですか? 畑の広さや作る作物によって、おすすめする機械がかなり変わってきますので」「お願いします」販売員は俺を展示場の奥にある事務所へ案内してくれた。冷房の効いた室内には農機具のカタログが並び、壁にはトラクターやコンバインの写真が貼られている。
俺が椅子に座ると、販売員はメモ用紙を取り出した。「まず、畑の広さはどれくらいを予定されていますか?」「100メートル四方の畑を二つです」「100メートル四方が二つ……ということは、合計2ヘクタールですね」「そうなります」販売員は少し驚いたように俺を見た。
「結構な広さですね。家庭菜園というより、本格的な農業になりますよ。ちなみに、何を栽培される予定ですか?」「一つはサツマイモです。安納芋ですね。もう一つは粟を作ろうと思っています」「安納芋と粟ですか。なるほど、どちらも畑作ですね。水田ではないということですね?」「はい。水田は作りません」
「分かりました。では、現在その土地はどういう状態でしょうか? すでに畑になっている土地ですか? それとも、これから開墾されるんでしょうか?」「これから開墾します。もともと畑だった場所もあるんですが、草が生えていたり、木の根が残っていたりする場所もあります」
「なるほど。そうすると、最初に土地を整える作業が必要ですね。大きな木や切り株は残っていますか?」「多少あります。ただ、それを取り除くための小型ユンボは持っています」「ユンボをお持ちなんですね。それなら話が早いです。木の根や大きな石をユンボで取り除いて、トラクターで耕すという流れになります」
販売員はメモを取りながら頷いた。「ちなみに、土地は平らですか? それとも傾斜がありますか?」「ほぼ平らです。多少の凹凸はありますけど」「それならトラクターも使いやすいですね。土質は分かりますか? 粘土質とか、砂っぽいとか」「そこまでは分からないですね。まだ詳しく調べていないので」
「分かりました。土質によっては最初の耕うんに時間がかかることもありますが、機械を選ぶこと自体はできます」販売員は一度メモを見直した。「次に確認したいんですが、農作業をされるのはお客様お一人ですか?」「いえ、ほかにも二十人くらいいます。ただ、機械を運転するのは基本的に俺になると思います」
「二十人もいらっしゃるんですか。それなら石拾いや畝の仕上げなど、人手が必要な作業も進めやすいですね」「そうですね。できるだけ機械で大きな作業を済ませて、細かいところを人力でやろうと思っています」「それがいいと思います。ところで、トラクターの運転経験はありますか?」
「ほとんどありません。ユンボは動かせますけど、トラクターは初めてです」「でしたら、操作が分かりやすい機種をおすすめしたいですね。中古でも状態のいいものがありますし、納車の際に基本操作をご説明できます」俺は頷いた。「あと、いつ頃から畑を作り始める予定ですか?」
「できれば、すぐにでも始めたいんです」「なるほど。でしたら、整備済みですぐお渡しできる在庫から選ぶのがよさそうですね。中古農機具は、機械によっては納車前の整備に時間がかかるものもありますから」やっぱり最初に来て正解だったな。
販売員は立ち上がり、棚からトラクターのカタログを数冊持ってきた。「お話を伺った限りですと、まず検討していただきたいのは20馬力から30馬力くらいのトラクターですね」「20馬力から30馬力ですか?」
「はい。もちろん15馬力程度の小型機でも畑を耕すことはできます。ただ、今回は2ヘクタールありますし、これから開墾する土地ですよね。小さすぎる機械だと、どうしても時間がかかってしまいます」「なるほど」
「逆に40馬力、50馬力という大きな機械もありますが、そこまで必要かというと、今回の条件では少し大きすぎるかもしれません。燃料代や維持費も上がりますから」販売員はカタログの写真を指差した。「それと、トラクター本体だけでは畑は作れません。後ろに取り付ける作業機も重要なんです」
「ロータリーとかいうやつですか?」「そうです。ロータリーは土を細かく砕きながら耕すためのものですね。今回のように新しく畑を作るなら、まずはロータリー付きの機械を考えた方がいいです」「ほかにも必要なものがありますか?」
「安納芋を作られるなら、畝を立てる作業機もあると便利ですよ。サツマイモは水はけが大事ですから、平らな畑にそのまま植えるより、畝を作って栽培するのが一般的です」「畝を作る機械もあるんですね」
「ええ。培土器や畝立て機など、いくつか種類があります。トラクターに取り付けられるものもありますよ。ただし、どの機種にも取り付けられるわけではないので、本体との相性を確認する必要があります」販売員は別のカタログを開いた。
「それから、開墾したばかりの土地なら、最初にプラウという作業機で土を深く起こす方法もあります。もっとも、土の状態によってはロータリーだけで十分な場合もありますので、必ず買う必要があるとは限りません」「なるほど。いろいろあるんですね」
「そうなんです。特に中古の場合は、トラクター本体が安くても、必要な作業機を後から揃えると意外に費用がかかることがあります。ですから、最初からロータリーが付属している機械を選んで、必要なら畝立て用の作業機を追加する方が分かりやすいと思います」俺はカタログを眺めながら頷いた。
「ちなみに、粟の方はどうでしょう?」「粟でしたら、まず畑を耕して整地するところまでは同じですね。そのあと種をまくわけですが、2ヘクタールのうち1ヘクタールを粟にするんですよね?」「はい」
「でしたら、種まき用の機械も検討できます。ただ、粟は種が小さいので、一般的な播種機なら何でも使えるというわけではありません。対応する機械を確認する必要があります」「収穫する時の機械もあるんですか?」
「ありますが、粟の場合は少し特殊ですね。稲や麦用の機械をそのまま使えるとは限りません。収穫時期になってから困らないように、栽培方法も含めて考えておいた方がいいですよ」確かに、植えることばかり考えていたが、収穫のことも考えないといけないな。
「それと、もう一つ確認させてください。畑までの道幅はどれくらいありますか? トラクターを運び込める場所でしょうか?」「ええ、そこは大丈夫です。運搬方法は確保しています」「それなら問題なさそうですね。トラクターは機種によって車幅も違いますので、念のため確認させていただきました」
販売員はメモ用紙をこちらへ向けた。「ここまでのお話を整理すると、畑は合計2ヘクタール。安納芋と粟をそれぞれ1ヘクタールずつ栽培する予定。土地はほぼ平坦で、一部に草や木の根が残っている。ユンボはすでにお持ちで、トラクターは初めて。できるだけ早く作業を始めたい、ということですね」
「はい、そのとおりです」「でしたら、私としては25馬力前後の中古ディーゼルトラクターで、ロータリー付きのものを中心にご案内したいですね。安納芋用の畝立て作業機も一緒に検討しましょう」
販売員は窓の外に並んでいるトラクターを指差した。「ちょうど展示場に、条件に近い機械が何台かあります。メーカーや年式、使用時間によって価格も違いますので、実物を見ながらご説明しますね」「お願いします」
俺は席を立ち、販売員と一緒に展示場へ向かった。外には赤、青、オレンジ色のトラクターが何台も並んでいる。どれも似たように見えるが、よく見るとタイヤの大きさも車体の幅も違うし、後ろに取り付けられている機械もさまざまだ。
販売員はそのうちの一台の前で立ち止まった。「それでは、まずはこちらからご説明しますね」俺は目の前のトラクターを見上げた。さて、どんな機械があるんだろうな。
販売員が案内してくれたのは、オレンジ色のトラクターだった。車体にはクボタの文字があり、後ろには土を耕すためのロータリーが取り付けられている。中古とはいえ、外装はきれいで、タイヤの溝もしっかり残っていた。
「こちらはクボタの25馬力クラスのディーゼルトラクターです。ロータリー付きで、使用時間は約650時間。年式は少し古いですが、エンジンや油圧系統は点検済みです。今回のお客様の畑でしたら、こちらが一番おすすめですね」「650時間というのは、多いんですか?」
「いえ、農機具としてはそれほど多い方ではありません。ただ、使用時間だけで状態が決まるわけではないので、整備履歴も重要です。こちらは前の所有者が定期的に点検されていた機械で、当店でも消耗品を交換しています」
販売員は運転席に上がり、キーを回した。ディーゼルエンジンが低い音を立てて始動し、車体が小刻みに震え始めた。俺は思わず一歩近づき、エンジンの音を聞いた。おーはちーとは違うが、なかなか頼もしい音だ。
「操作はそれほど難しくありません。こちらが前進と後進の切り替え、こちらがロータリーの上げ下げです。耕す深さも調整できますし、慣れれば一人で十分扱えます。ただし、最初は必ず低速で操作を覚えてください」
「なるほど。これなら俺でも使えそうですね。ちなみに、100メートル四方の畑を耕すのに、どれくらい時間がかかりますか?」「土地の状態にもよりますが、整地が終わっていて普通に耕すだけなら、1ヘクタールで半日から一日程度を見ておけばいいと思います。ただ、今回は開墾したばかりの土地ですから、最初はもう少し余裕を持った方がいいですね」
「それなら十分です。ところで、安納芋の畝を作る機械も付けられますか?」「はい。この機種に対応する畝立て用の作業機があります。安納芋を1ヘクタール栽培されるなら、人力で畝を作るよりずっと楽になりますよ。ロータリーで耕したあと、作業機を付け替えて畝を立てる形ですね」
俺はトラクターの後ろに回り、ロータリーを眺めた。これ一台で土を耕せて、作業機を替えれば畝まで作れるのか。だったら、わざわざ何種類も機械を買う必要はないな。
「ちなみに、粟の収穫に使う機械も必要でしょうか?」「いや、収穫は人力でやるつもりです。もともと村の人たちが粟を作っていて、収穫も自分たちでやっていますから。俺が欲しいのは、畑を耕す機械と、安納芋の畝を作る機械だけです」
「そういうことでしたら、収穫用の機械は必要ありませんね。粟の種まきも人力でされるなら、今回はこちらのトラクターと畝立て用の作業機だけでよろしいと思います」
「分かりました。それじゃあ、販売員さんのおすすめでお願いします。これを買いますので、見積もりを出してもらえますか?」「ありがとうございます。それでは事務所でお見積もりを作成いたします」
俺たちは再び事務所へ戻った。販売員はパソコンに向かい、トラクター本体と付属品の金額を入力していく。しばらくするとプリンターから一枚の見積書が出てきた。
「お待たせしました。こちらがお見積もりになります」俺は差し出された紙に目を通した。「トラクター本体が125万円。ロータリーは本体価格に含まれています。畝立て用の作業機が18万円。納車前の最終点検とオイル交換が3万円。合計146万円で、消費税込み160万6,000円になります」
「160万円か。思っていたより安いな」「新品ですと、同じくらいの馬力でもかなり高くなりますからね。こちらは中古ですが、当店としても状態のいい一台だと思います」
俺はもう一度見積書を確認した。トラクター本体、ロータリー、畝立て用の作業機、最終点検。必要なものは揃っている。2ヘクタールの畑を作るための投資として考えれば、悪くない買い物だろう。
「それで、いつ引き渡してもらえますか? できれば明日の午前中に配達してもらいたいんですが」「明日の午前中ですね。少々お待ちください。整備担当と配送担当に確認してみます」
販売員は電話を取り、担当者と何やら話し始めた。しばらくして電話を切ると、こちらへ向き直った。「お待たせしました。明日の午前中でしたら、ご自宅まで配送できます。配送費用も確認しましたので、お見積もりに追加しておきますね」
「それでお願いします。支払いは一括で」俺は見積書を確認しながら、ふと思い出した。そうだ、燃料だ。1600年には軽油を買える場所なんてない。
「あ、すみません。最後に燃料用の携行缶を二個追加してください。軽油を入れられるものをお願いします」「かしこまりました。20リットルの軽油対応携行缶を二個ですね。こちらも明日、トラクターと一緒にお届けします」
販売員は配送費用と携行缶を追加した見積書を作り直した。携行缶は一個6,000円で二個合わせて1万2,000円。配送費用は別途加算されている。俺は金額を確認し、その内容で購入を決めた。
これでトラクターの手配は完了だ。明日の午前中にガレージへ届くなら、今日は残りの買い物に集中できるな。俺は販売員に礼を言い、店を後にした。
読んでいただきありがとうございます。
続きが気になったらブックマークや評価をして頂けると励みになります
面白くなくても評価をして下さい今後の参考にしたいです。よろしくお願いいたします




