プロデューサー、令和ですよ!令和!!
私、リズムゲームは専らdeemo派なんで、アイマスとかラブライブとかあんま分かんないんですよね
「ど、どうかお慈悲を……!!」
「駄目だね。絶望しな」
ドンッドンッドンッ
奥の階段から足音が聞こえる。恐らくギルドマスターが出てくる展開だろう。
だがその前に俺は去るぜ!
……と思ったけど、面白くなりそうだから辞めた。
「……何事だ?」
「「「ギルドマスター!」」」
皆さん、救いを見つけた顔をしている。そしてさっきまでのことを必死に話すギルド職員。ちょっと面白い。
「…ふむ、なるほど。つまりはこちらに全面的に非がある、ということじゃな?」
「しかし!彼が決闘を受けていれば…」
「馬鹿者!決闘を挑まれたら必ず受けなければならない、と誰が決めた!誰も決めておらんだろう!」
「はい…すみません…」
「儂に謝るのではなく彼等に謝るべきであろう!馬鹿者が!!」
「すみません…でした…」
俺を睨みながら謝る職員。そんな風に謝られたら、返す言葉が決まっちゃうじゃないですか。
「土☆下☆座☆し☆ろ」
「ぐぬぬぬぬ…この度は誠に申し訳ございませんでした!」
「何に対して『この度は』なの?ちゃんと説明して?」
「うぐぐぐぐ…先程の不用意な発言に対してです」
「それだけ?ふーん」
「あと、決闘騒ぎを止めなかったことに対してもです」
「どうやって償うの?俺、斬られちゃったよ?ねえ?」
「………」
「君では話にならないようだね。帰りたまえ」
「はい…すみませんでした」
ホントに帰っちゃったよ。もうちょっと粘っても良かったのに…
まあ、どうでもいいけど。
「さて、皆さんはどのように対して償うつもりですか?言っておきますけど見知らぬフリをした時点で全員同罪ですからね?」
ギルド中が沈黙している。が、そんな中で1人動いた人がいる。そう、ギルドマスターだ。
「この度は誠に申し訳なかった。どうか許してくだされ」
土下座である。そこそこ地位の高い人の土下座である。まあでも、
「許しませんけどね?」
当たり前だろ。頭下げただけで許すわけないだろ。何のためにこの茶番を用意したと思ってるんだ!
「そもそもお前もお前で悪いからな?なんか俺を見下してるけど、まあそれは別にいい。
何が悪いって、お前さあ下でなんかあるのに気付いてただろ?そりゃあいつも昼間っからダメ人間達が酒飲んで騒いでるけどよ。今日はいつもと違う騒ぎ方をしてることぐらい分かってただろ?それを知らんふりして、いざ自分達の立場が悪くなったらノコノコと出て来たんだろ?ホントお前は最低のクズだな。こんなのがトップの冒険者ギルドとかたかが知れてるな」
「そうだが、それで?お前が出て行くまでに間に合ったから良いではないか?」
「どうせアレだろ?間に合わなかったら間に合わなかったで、俺の暗殺依頼とか出す気だったんだろ?こっすいわあ。トップがこんな薄汚い爺って。さっぶ。冒険者ギルドめっちゃ寒いやん」
「………」
「図星かぁ。ホント萎える。なんか言い返してみたらどうだ?ゴミ。ザコ。ハゲ。デブ。じじい。浮浪者。
言っとくけどこのワードってさっき俺が煽られたのとほぼ同じだから」
「………」
「はあ。話にならん。ってことで冒険者ギルドは今日を皮切りに衰退していくと思うから、そこんとこよろしく。じゃあね」
そう言って俺と絵里香は扉に向かう。
「………殺気!?」
言ってみたかっただけである。後ろを振り向くと剣を持ったギルドマスターが突進してくるのが見える。
「お前ら!こんなに好き放題言われたままでいいのか!2人ぐらい全員で当たれば簡単に倒せるぞ!いいかお前ら!剣を持て!そして戦えええええ!!」
こんなこったろうと思いました。なのでリミッターをちょっと緩めて殺気を放つ。
ドンッ
バタバタバタバタ
呆然としてるな。まあいいか。扉に手を掛ける。
「待って…ください…」
メガネの受付嬢に止められた。…って受付嬢!?よく耐えたなぁ。
仕方ない、絵里香と相談してみよう。
「どうする?帰る?」
「早く帰りましょ?」
帰る一択だな。
「あ、帰りますね?それじゃあ、バイバイ!」
「じゃあね〜」
俺達は帰った。
令和をクズで始める男、よしお
これが「クズ初め」ってヤツですね(姫初めとは一切関係ないからね!名前が似てるだけだからね!決してエロゲの悪役みたいに誰でも彼でも陵辱するわけじゃないからね!)
正味、最後帰らせるんじゃなくて毎年500億ぐらい冒険者ギルドに払わせておしまいにしようと思ってた。
けど、そうなったらよしおが成長しなくなるからやめた。
次からは吟遊詩人ロールか劇作家ロールをすると思う。しないかもしれないけど。
後味悪くてゴメンね!




