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リポップワールド ~ゲーム世界のバグは勇者を殺す~  作者: 佐倉コージ
第4章 勇者の癖は『生意気』だ
163/166

※ネタバレ注意※ 第4章 あとがき あらすじ、登場人物紹介、補足説明、年表

 ※※※※※※※注意※※※※※※※

 以下、第4章のネタバレを含みます

 ※※※※※※※※※※※※※※※※


 ※今回から年表を追加しました。



■■■第4章のあらすじ■■■

 なんとかかんとか魔王を倒したハルトたちポンコツ聖勇者パーティーの3人。

 まずは冒険者として活動を始めることにするが、登録時からトラブルの連続。

 あわやパーティー全滅や、修羅場、DT喪失未遂など数々の危機を乗り越え、光魔法を習得し力をつけていくハルト。

 そんな中彼らはシンラ正教国の外交特使リンネからの指名依頼を受け、伝説のダンジョンに向かうことになった。

 リリナの魅了攻撃に辛くも耐えながらミカグラ大火山にたどり着いたハルトは、そこでなんと全裸のユウナと遭遇。

 天恵のポーションのバグにより、ユウナにも偽ユウナが生まれていたのでした。

 そんな露出狂ユウナは、第2勇者パーティーのクソウタ&アオイによる暴行を受け、『くっころ』すらさせてもらえず薄い本寸前の危機。

 おまけにこの世の悪事の黒幕はほぼ全てアオイだったことも知らされ、ハルトたちは超級げきおこ。

 クソウタたちをぐっちょぼこにした上で、ウギャアァァッなお仕置きをしたのでした。

 そしてユウナは自分が王女様で巫女姫だと告白する。

 全裸だけどね!!!



■■■第4章あとがき■■■

 第4章までお付き合いいただきありがとうございました。

 想定以上に長くかかりましたが、ようやくメインヒロインの偽ユウナが合流しました。

 次の第5章では最後のメイン枠ヒロインが登場予定です。

 とはいえ露出癖王女、ポンコツ堕天使、未亡人巫女と、ラノベにあるまじき属性を備えた本作のヒロインたち。

 最後のヒロインもとんでもない属性を持ってますので、あれこれ予想しながらお待ちください。


 さて4章までは鬱展開の連続でストレスも多かったかと思います。

 受難系勇者の俺YOEEE小説という触れ込み通りなのですが、ちょっとやり過ぎたかもしれません。

 ですが4章ラストではようやく初ざまあもあり、ここから徐々に下剋上モードへとシフトしていきます。

 さらにはヒロインも増えてハーレムパーティーっぽくなってきた主人公たち。

 ラブコメ展開も加速する予定です。

 王女と幼女と巫女を相手に、DTハルトに春は来るのか?


 とはいえそうそう簡単に俺TUEEEできるほど甘くないのが本作。

 動き出した魔王たちの侵攻はいつか?

 ざまあられたもののアオイとソウタ、そして大僧正派が黙っているわけもない。

 さらに次章ではあの勇者と聖女がついに登場。

 迫ってきた聖勇者選定の行方はどうなる?


 そして物語の謎も深まってきました。

 全てはホノカとヒカルに起因する出来事から。

 地球が舞台だと明らかになった世界で、『マナ』をめぐって何が起きたのか?

 真相に深く関わる始の断章は、まだ2、9、10話が語られただけ。

 次章以後にご期待ください。



■■■第4章の登場人物■■■


▼主人公ハルト(偽)パーティー


ハルト(偽):

「くぉらあぁぁぁっ!!!やめろババァっ!!」

 本作の主人公。

 カムナ教会第5勇者ハルトの偽者。

 元は勇者だったはずが、天恵のポーションを使った際に何らかの異変が起きて生み出されたバグと呼べる存在。

 カムナの理から外れて、魔法やステータスなどのあらゆる奇跡の力を失っている。

 なのに天使に選ばれた今代の真の聖勇者。

 そして初代聖勇者ホノカの神託により、千年魔王を倒し新たなる秩序をもたらす者と予言されている。


ユウナ(偽):

「見にゃいで、くりゃしゃい(ホントはもっと見て☆はぁと)」

 本作のメインヒロイン。

 露出癖、王女様のバグ、絶壁属性。

 偽ハルトと同じく天恵のポーションにより生み出されたバグのような存在。

 全裸で行動し続けたせいで新たな性癖に目覚めてしまったが、本人はまだ自覚していない。

 天使に選ばれた今代の真の至聖女。


ケイ:

「ばっちゃいのぽーいっ!」

 本作の第3ヒロイン。

 堕天使、ロリBBA、ポンコツ、はいてない、らめ、絶壁属性。

 可愛らしい幼女天使だったはずが、いまや天界を追放された堕天使。

 大天使から許され天界に戻るためには、ハルトを導いて千年魔王を倒す必要がある。


リリナ:

「初めてなんだろ?ちゃんと教えてやるよ」

 本作の第5ヒロイン。

 巫女、未亡人、子だくさん、不幸、絶壁属性。

 カムナ教会から破門された元天才巫女。

 亡き夫シオンとともに教会の陰謀を知ったが、阻止できずに破門された。

 その後は新たな魔法を研究し冒険者として生きていたが、4年前の聖戦で夫のシオンと死別。

 引き取って育てていた5人の子どもたちも失ったため、シオンと同じ意志を持つハルトを支えることだけが生きる意味となった。


▼第5勇者ハルト(本物)パーティー


ハルト(本物):

 本物のカムナ教会第5勇者。

 一言たりとも出番のなかったモブ中のモブ。

 エンシェントドラゴンにより2回全滅し、聖勇者への道が絶たれた。


ユウナ(本物):

「最初からあなたに決めていました」

 本作の第2ヒロイン。

 王女様、神託姫、闇の秘密結社のボス、絶壁属性。

 幼い頃から『クミヤマの聖女ユウナ』として名声を得ていた天才聖女。

 その正体はカムクラ王国第3王女であるカムクラ・ユナ。

 生まれたときから特別な素質を秘めており、洗礼を受けて神託の巫女姫の力に目覚める。

 その力を恐れて命を狙われるのを避けるため、村娘として育てられた。

 神託によりハルトが千年魔王を倒す存在だと知り、行動を共にしている。


カイト:

 表向きはカムクラ王国の特級王国魔術師で、カムナ教会にも籍を置いている天才魔術師。

 実際にはユウナを姫とする組織カムナテの最古参メンバーの一人。

 ユウナが洗礼を受けたときから仕えるユウナ専属従者。

 正体を隠してハルトパーティーに加入している。


レン:

 出番、何それ美味しいの?


ウコ:

 ハルト(本者)パーティーの良心。

 カイトが作り出した魔法獣。

 本作のメインマスコットのはずなのに出番なし!

 きゅうにゃあぁぁんっ!!(怒)


▼その他勇者パーティー


クナイ・ソウタ:

「奥の奥まで引き裂かれるぜぇぇ」

 カムナ教会第2勇者。

 超級下位だが戦闘技術は低い。

 クナイ家の次男。

 世間で人気のイケメン勇者だが、典型的な傲慢バカ貴族キャラ。

 屋敷の地下牢には性奴隷がいっぱい。

 ハルトの倍くらいデカい。


カンナギ・アオイ:

「あなた貧乳の闇に飲まれたのではなくて?」

 カムナ教会第3聖女でソウタのパートナー。

 大僧正カンナギ・ミコトの長女でカムナ教会の姫。

 次代の大僧正の最有力候補。

 ユウナと人気を二分する絶世の美女。

 ハルトに手酷く痛めつけられたことで、新たなる性癖に目覚めてしまったが、本人も少し自覚しはじめている。

 この世界の弱者が苦しんでいるのは、ほぼ全てコイツのせい。


ミツル:

 ソウタの従者である高級の王国兵士。


シンスイ:

 アオイの従者である高級上位のカムナ教会僧侶。

 攻撃魔法全般に秀でた僧兵。


カレン:

 幼少時からアオイの専属として仕えていた高級のカムナ教会巫女。

 アオイにとって最も身近な、従者でありながらも友人のような姉のような存在。

 索敵などの支援全般を担当していた。


メイスイ権中僧正:

 マモルパーティーに同行していた僧侶。

 大僧正直轄の極秘研究機関の副所長。

 魔王の封印を解くためにマモルに同行していた。

 実際は全てアオイの命令通り。


サクヤ:

 カムナ教会第1聖女。

 聖級下位の力を持つ天才聖女。

 先々代の至聖女アンナの一番弟子で、そのときの聖戦の前哨戦では魔王と戦ったこともある。

 ハルトとも面識があり、二人で千年魔王を倒そうと誓い合った仲。

 実はサクヤはハルトをパートナーに指名するつもりだったが、第1聖女となったことで自動的にユウヤと組むことになった。


ユウヤ:

 カムナ教会第1勇者。

 聖級中位という圧倒的な力を持つ天才勇者でサクヤのパートナー。

 高貴な生まれと高潔な精神をもち、体術、剣術、魔法の全てに秀でた完璧超人。


キョウ:

 カムナ教会第5聖女。

 絶世の美人として大人気の聖女。

 ハルトの友人。

 特級中位。

 パートナーは第6勇者ジュン。


リヒト:

 カムナ教会第7勇者。

 ハルトとキョウの友人。

 特級中位。

 パートナーは第6聖女ミナ。



▼その他主要キャラ


シオン:

 カムナ教会から破門された元天才僧侶。

 リリナとともに教会を出奔し、奇跡の力を失った。

 4年前の聖戦で月の魔王イルギウスを封印するため、命を消費して封印術を発動した。


リリナの子どもたち:

 人間の夫婦と獣人の夫婦からなる、高級4人組冒険者パーティー『虹色』の子どもたち。

 魔王イルギウスと戦って命を落とした『虹色』の4人から、リリナは子どもたちを託された。

 セナとセイジは人間の夫婦の子ども。

 ポメ、ヒャウ、ミャアはヒョウの獣人夫婦の子ども。


ハルカ:

 ハルトの妹。

 妹にして天使、ポンコツ堕天使とは違い、本物の天使にして至高の存在。

 3歳弱という幼いころに、特級魔物バジリスクに襲われ、両親を失い目が見えなくなった。

 至聖女アンナの両親に引き取られて、娘として育てられた。

 6歳のときには魔王アエルギウスの侵攻により、新しい両親と両足の太ももから先を失っている。

 ウルギ村で村長に世話をしてもらいながらハルトが聖勇者となり魔王を倒して戻ってくるのを待っている。


▼カムナ教会


カムナ・ナユタ教皇:

 カムナ教会の頂点に立つ人物。

 代々、親から子へと『カムナの記憶』という特別な力を受け継いでいるらしい。

 教会が保持する全ての奇跡の力を使えるとされている。

 カムナ教会を支える聖務をこなすので毎日精一杯。


カムナ・ウララ聖妃:

 教皇の妃。

 王国四大華族の1つ、クサナギ家出身。

 カムナ教会の教皇派の指導者。


カンナギ・ミコト大僧正:

 カムナ教会の最高権力者。

 権力を笠に着てやりたい放題のイケメンちょい悪オヤジ。

 本作の敵役だと思われていたが、悪いこと考えているのは娘のアオイの方が多い。

 正妻イオナは王国四大華族の1つ、クナイ家出身なので、ソウタとも血縁関係にある。


クウソウ権大僧正:

 カムナ教会の大僧正派のNo.2。

 4人しかいない権大僧正(第2僧階)の1人。

 教会の実務の取りまとめ役。

 9ヶ月前の選抜の儀では、聖勇者候補者選抜の進行を行った。


タイシン権大僧正:

 カムナ教会の大僧正派のNo.3。

 教会の基盤システムの管理責任者。

 広域理力分布計測など極秘の奇跡の力を管理している。


エイメイ権大僧正:

 カムナ教会の大僧正派のNo.4。

 教会の軍務のまとめ役。

 巨大なマナ反応の調査と、天恵のポーションの入手のため、ミカグラ大火山に向かっていた。


セイスイ権大僧正:

 カムナ教会の教皇派で最も高い僧階にいる人物。

 ウララ聖妃の補佐として教皇派を取りまとめていたが、13年前の教皇派崩壊以後は辛うじて中央に留まっている状況。

 ウララ聖妃の姉であるユラカ正王妃とは親交が深く、ユナ姫の誕生時にその素質を見抜いた。


トウコウ中僧正:

 大僧正直轄の極秘研究機関の所長。

 8人の中僧正(第3僧階)の1人。

 魔物操作実験など表に出せない研究を行っいる。


ソウカイ権中僧正:

 ソウマの街のカムナ教会大寺院の住職にして権中僧正。

 16人の権中僧正(第4僧階)の1人。

 リリナの恩師で、名付け親でもある。

 教皇派だったため、危険な前線であるソウマに追いやれられていた。


▼シンラ正教会


リンネ:

 シンラ正教国からカムクラ王国を訪れていた外交特使。

 シンラ正教会でも高い地位に就いている模様。

 聖戦に派遣するシンラ正教国軍の規模を見積もるため、カムクラ王国側の準備状況を視察していた。

 道中でハルトと接触し何度も便宜を図っている。

 その目的は不明だが、シンラ正教会の成り立ちに理由がありそう。


▼カムクラ王国


カムクラ・シュウ:

 カムクラ王国の国王。

 3人の王妃との間に、4人の王子と3人の王女がいる。

 寵愛する第3王妃に首ったけで、政治をほっぽりだしている頭パッパラ国王。


カムクラ・ユラカ:

 カムクラ王国の正王妃。

 次期国王である第1王子ユヅルと、第3王子の母親。

 そして第3王女ユナ=ユウナの母親。

 ユウナが正7歳となったときに引き取り、母親であることを明かした。

 クサナギ家当主ライトの妹。

 カムクラ王国の政務を担う最高指導者。


カムクラ・キラリ:

 クナイ家出身のカムクラ王国第2王妃。

 第2王子と第1王女の母。

 ソウタの叔母。


カムクラ・ミナト:

 四公国出身のカムクラ王国第3王妃。

 第4王子と第2王女ミユカの母。

 シュウ国王が政治を放り出して夢中になっている儚げ系の超絶美人。


クサナギ家:

 王国四大華族で最も歴史のある名家で代々常に備長官を務める。

 ホノカの教えを遵守する立場。 

 軍部、治安維持、公安、外務のまとめ役。

 護国派のリーダーで、備(王国軍)を掌握している。

 ユウナの実家であり、ホノカの実家でもある。


クナイ家:

 四大華族でクサナギに匹敵する名家。宮内長官を務める。

 王族と華族のまとめ役で、カムナ教会との折衝も行う。

 集権派のリーダーで、王国華族の半数近くを支配下に置く。

 大僧正派ともつながっている。


トウイン家:

 四大華族で内務長官を務める。

 内務と官公庁のまとめ役で、公家を率いる官僚のトップ。

 地方分権派のリーダーで、王国の冒険者連盟を統括。


キノミヤ家:

 四大華族で財務長官を務める。

 財政、民間行政、税務のまとめ役で、商業組合、職人組合を掌握。

 基本的にはトウインとは手を組んでいるが、対立することもしばしば。


▼オグニ村


ダイキ:

 冒険者連盟オグニ支部の支部長。

 現役時代は『悟りのダイキ』と呼ばれていた高級冒険者。

 マナを読む戦い方を得意とする。


ハナ:

 冒険者連盟オグニ支部の受付嬢。

 絶壁ヒロインたちと違って超級の豊満なパーツを持つ。


ヒロト:

 オグニ村に住む変態。

 『ユウナたんペロペロ』のハンドルネームでカムナ版にコメントを書き込みまくっていたユウナ信者。


▼過去編 姫の断章


キミノリ:

 ユウナの里親で、ユラカ正王妃から王族教育を託された。

 歴史学者で、息子のタカフミと共に先史文明の研究を行っていた。


ミナ:

 ユウナの育ての母。

 シノミの部下として王宮でユラカ正王妃付きの女官として働いていた。

 夫婦共に正王妃から厚く信頼されていたため、ユウナの里親を任されることとなった。


オウガ:

 ユウナの護衛という極秘任務に就いていた王国騎士。

 上の息子のソウゴは王国騎士見習いで、下の息子のソウジはユウナの幼馴染。


ヒイラギ・シノミ:

 カムクラ王宮の女官長。

 ヒイラギ家は宮中の重鎮だが、クナイ派ではなくクサナギ派に属している。


シカイ・キサ:

 シノミの親戚でカムクラ王宮で働く女官。


▼過去編 開の断章


レイヤ:

 通称『切り開く勇者レイヤ』。

 アンナのパートナーだった第491代聖勇者。

 史上3人目の神級に到達した勇者であり、神級魔法を操る魔法剣士。

 11~10年前の聖戦で全ての魔王と大魔王を討伐したが、千年魔王に敗れて戦死した。

 カムクラ王国華族の名家であるスオウ家に関係があるらしい。


アンナ:

 故人。

 ハルトとハルカの義理の姉。

 通称『慈愛の戦巫女アンナ』。

 11年前に先々代の第491代至聖女に選ばれる。

 その直後、レイヤとともにウルギ村の危機を救ったあと、ハルトに打倒千年魔王を約束して旅立つ。

 レイヤと共に10年前に千年魔王に敗れて戦死した。


▼過去編 始の断章


ホノカ・ライノールト:

(ホノカ・ラングスター、或いはクサナギ・ホノカ)

 通称『始まりの勇者ホノカ』。

 初代聖勇者にして、3000年前に人類を滅亡の危機から救った救世主。

 帝国の軍人であり、マナを感じ取る特殊能力を持っていた。

 戦争に疑問を持ち逃亡する中で、天族の少女と出会う。

 天界に向かって天族から力を授かり、その後帰還して獣人戦争の英雄となった。

 しかし帝国に裏切られて封印され、先史文明崩壊後に、倭国の尽力により復活した。

 復活後は勇者となり、絶滅寸前の人類を魔族から救う。

 最後は魔王や魔族に立ち向かう数々の奇跡の力を人類に残すために、自分の命を犠牲にした。

 

シェイ:

 天界から墜ちてきた天族の少女。

 ホノカに助けられ、天界への帰還を目指すことになった。

 ホノカの愛する人物。


ヒカル:

 ホノカと関係の深い人物。

 ホノカから記憶と力を受け継いでいる。

 ホノカの復讐心をも受け継いだせいで心を壊し原初の魔王になってしまったと、ホノカは考えている。


相楽サガラ リン

 眞羅正教の枢機卿。

 魔法に適性があり、ホノカの封印を解いた人物。

 メルシア大陸に遠征して封印されたホノカを発見して連れ帰る。

 唯一の生き残りとして眞羅正教を再建する。

 その後ホノカから特別な頼み事をされ、眞羅正教を率いて人類を影から導くことになった。


神凪カンナギ 伊織イオリ

 眞羅正教の修道女で、相楽とともにホノカの捜索に向かった部隊の生き残り。

 唯一魔法に適性のあった女性だったため、ホノカから人類の希望となる子を生むことを依頼される。

 ホノカの死後はカムナ教会の設立と運営に尽力する。


神命カムナ 成神ナルカ

 ホノカと伊織の息子。

 カムナ教会の初代教皇で、カムナの一族の始祖。

 ホノカから特別な力を継承している。

 その力は代々カムナ家の長子だけが引き継いでいる。


神凪カンナギ 俊秀トシヒデ

 伊織の伯父。

 倭国の公家筋の主要華族家だった神凪家の出身。

 避難民の先導を任されて王都の最終決戦から離脱する際に当主を引き継ぐ。

 生き残った4人の華族家当主の中で最年長。

 伊織の補佐をしてカムナ教会の設立に尽力する。


草薙クサナギ 絢斗アヤト

 ホノカの親戚。

 倭国の武家筋の主要華族家だった草薙家の出身。

 避難民の護衛を任されて王都の最終決戦から離脱する際に当主を引き継ぐ。

 倭国の国防軍で将官を務めていた魔法能力者。

 ホノカに草薙家当主の座を譲るつもりだったが、断られている。

 ホノカ亡き後は都市の防衛の責任者となる。


周防スオウ 文哉フミヤ

 倭国の武家筋の主要華族家だった周防家の出身。

 避難民の護衛を任されて王都の最終決戦から離脱する際に当主を引き継ぐ。

 倭国の国防軍に所属していた魔法能力者。

 ホノカ亡き後は都市の防衛の補佐を行う。


宮内クナイ 政貴マサタカ

 倭国の公家筋の主要華族家だった宮内家の出身。

 避難民の先導を任されて王都の最終決戦から離脱する際に当主を引き継ぐ。

 ホノカ亡き後は都市の運営の責任者となる。


▼敵キャラ


千年魔王:

 『千年魔王』の通称で呼ばれる魔王の中の魔王で、原初の魔王。

 3000年前に先史文明を滅亡させ、人類を絶滅間際まで追い詰めた。

 その後3人の大魔王と8人の魔王を生み出し、人類への攻撃を続けている。

 人類の文明を滅ぼすのには、何か理由があるみたい。

 ヒカルという人物と関係ありそう。

 ホノカとも関係が深く、ホノカから記憶などいろいろ受け継いでいる可能性がある。


月の魔王イルギウス:

 千年魔王が生み出した8人の魔王の1人。

 父なる月を司る魔王。

 防御タイプで闇の攻撃魔法と、光の防御、回復魔法を操る。


コクテイ:

 900年以上の時を生きるエンシェントドラゴン。

 通称『アホの子』。

 この世界では3位以下に大差をつけて2位の実力を持つラスボスと大差ない存在。

 最初にハルトたちと戦ったときはかなーり手を抜いていたらしい。

 実際には神級でもさらに上位のとんでもない実力の持ち主。

 おやつタイムには好物のスライムを味わう。


スライム:

 女体大好きの変態紳士。


バジリスク:

 閃光攻撃と毒を特徴とする巨体の特級魔物。


■■■第4章 補足■■■


▼教会


カムナ教会:

 初代聖勇者ホノカから託された数々の奇跡の力を管理する組織。

 人類が魔王と魔族に立ち向かうための後ろ盾となっている。

 カムクラ王国を中心として、各国に施設を設置している。


シンラ正教会:

 カムナ教会と同等の奇跡の力を保持している教会。

 主にシンラ正教国内にのみ普及している。

 先史時代に眞羅倭国の国教だった眞羅正教と深い関係がありそう。

 3000年前にはその眞羅正教をルーツとする新たな組織が相良によって設立された。


奇跡の力:

 初代聖勇者ホノカが生み出した、魔法やステータス強化、聖都の結界などの魔王と戦うための力。

 今はカムナ教会の基盤システムと呼ばれるものにより管理されている。

 ホノカの死後もカムナ教会によって新たな力や魔法装置などが生み出されており、今では人類社会を支えるのに不可欠なものとなっている。


カムナの洗礼:

 一般人でもカムナ教会の洗礼を受けることで使えるようになる奇跡の力。

 ただしこの呼び名は一般には知られていない、教会内部の一部だけでの呼び名。

 使用できる力にかなり制限がある代わりに、世界中の誰でも使用可能。


カムナの加護:

 カムナ教会の聖職者だけが使える奇跡の力。

 教会の基盤システムの制御など、カムナ教会の維持に必要な多くの力が使えるようになる。

 使用できる人数に限りがある上に、多くの制約がある。

 姦淫や悪徳など、定められた戒律を破ると、その瞬間に加護を失うことになる。


カムナの祝福:

 カムナ教会の有力者のみに許された特別な奇跡の力。

 16人しか使えない貴重なもので、中僧正以上の僧階の者と、大僧正が認めた特別な人物だけが授かる。

 奇跡の力の大部分を使えるようになる上に、戒律による使用制限もない。


カムナの記憶:

 教皇ただ一人だけが使える、最高峰の奇跡の力。

 代々、教皇の最初の子どもだけが、継承権を持って生まれてくる。

 カムナ教会の持つ全ての力を使うことが出来る。


カムナの意思:

 カムナ教会の持つ奇跡の力の源。

 初代聖勇者ホノカによって作られた。

 実際にはホノカが天族から授かった力を受け継ぐものである。


神託の力:

 カムナの意思からの声を聞くことのできる能力。

 歴史上数十~数百年おきに、神託の力を持つ子どもが生まれてくる。

 その全てが女性であることから巫女姫とも呼ばれており、清らかな体であることが必要。

 聖祠に入ってカムナの意思に触れることで、神託を授かることができる。

 さらに特別な場合には、離れている場所にいても神託を受けることもある。



■■■年表■■■

 4章のあとがきから年表を記載します。

 4人の断章で語られた過去が物語の真相に関わっています。

 前後関係がわかりにくくなっていると思いますので、年表にして整理しておきます。

 年表の【】の中の数字は、その出来事の描かれた話数。

 『版』はカムナ版の記事の中での記載、『始、開、姫、巫』は誰の断章かを表しています。


■帝国暦2619年=カムナ-12年

【144-始2】ホノカ、帝国から出奔した先で天族の少女と出会う


■眞羅834年=カムナ-7年

【52-始9】ホノカ、眞羅倭国に搬送され、封印から目覚める


■カムナ元年

【147-始10】ホノカ、開発したカムナシステムの稼働開始を見届け、魔王との決戦に赴く


■カムナ17年

魔王が最初の大魔王ヒエルゴウズを生み出し、魔王本人は聖戦に参加しなくなる


■カムナ31年

第19代聖勇者ヒナタがカムクラ王国を建国


■カムナ230年

最後の魔王が誕生し、3人の大魔王と8人の魔王が出揃う


■カムナ2997年

【93-版】カムナ教会第137代教皇カムナ・ナユタ即位


■カムナ2998年

【64-巫1】リリナが受戒し、巫女見習いになる


■カムナ3001年

【146】第3王女ユナ姫、特別な素質を見い出され、クミヤマ村で村娘ユウナとして育てられることになる


■カムナ3003年

【64-巫1】リリナとシオン、中央に異動


■カムナ3004年

【71】ウルギ村が魔物に襲われハルトの両親が死亡、ハルカは視力を失う


■カムナ3005年

【70-巫2】リリナ、集落を助けに向かって謹慎処分となり、大僧正への側室入りが決まる


■カムナ3006年

【95-巫4】リリナとシオン、教会の闇を知り出奔を決意。その後大僧正の計画により大事件が起き教皇派が壊滅


■カムナ3007年

【97-姫1】クミヤマ村が魔物の大群に襲われ、ユウナの家族が死亡

【118-姫2】ユウナ、正王妃に引き取られ、洗礼を受け神託の巫女姫の力を授かる


■カムナ3008年

【71】第491代聖勇者と至聖女にレイヤとアンナが選ばれる

【50-開3】ウルギ村が風の魔王アエルギウスに襲われ、アンナの両親が死亡、ハルカは両足を失う

【3-版】レイヤが魔王領に先制攻撃をしかけ聖戦に完全勝利、帰路で伝説のダンジョン発見

【49】レイヤ、伝説のダンジョンを攻略し、ケイから天恵のポーションを授かり使用


■カムナ3009年

【5-版】レイヤ、魔王城に向けて旅立つ


■カムナ3014年

【71】第492代聖勇者と至聖女にミノルとレイカが選ばれる


■カムナ3015年

【53-版】ミノル、聖戦に敗北し死亡

【53-版】生き残った勇者3人と人類側の全戦力で、闇の大魔王ヒエルゴウズを撃破

【87-巫】シオンとリリナ、月の魔王イルギウスを封印


■カムナ3018年

【145-姫5】第493代聖勇者選定の選抜の儀。ハルト、第5勇者に選ばれ、ユウナのパートナーとなる


■カムナ3019年

【1】本編スタート


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