表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/77

依里と依子

 母に歓迎された。

 もちろん、娘としてではないが、それでも大分、気分が楽になっていた。

依里(えり)さん、いつも悪いわね」

「いえいえ、仕事みたいなものですから」

「この仕事は長いの?」

「そうでもないですよ」

 依子はぱっと顔色を明るくして、話し始めた。

「そういえば、昨日、男の子が生まれたのよ。夫の名前を取って快里って名付けたの……」


 母は事ある毎に、男の子が生まれた話をする。毎日、毎日、母の頭の中では快里という男の子が生まれていく。

 快里って名前を付けたの……

 快里君とは直接関係ないのかもしれないけれど、奇妙な嫉妬をしてしまう。

 そういえば、快里君の話をしてから特におかしくなっていった。どんな関係があるかわからないけど、後でお兄さんと快里君に話しておいた方が良いのかな……。

「ねぇ、依里さん。それでね……」

 依入は苦笑いをしながら話し相手を続けた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ