45 悪魔の森②
生徒たちは『韋駄天』で動くことにしたらしい。
そうやって魔物をスルーしようとしたがそれは不可能だ。
なぜなら俺らがこのルートを強力な魔物の巣のすぐそばを通過するように設定したからである。
どれもこれもスピードのある魔物ばかりである。
例えばトカゲみたいな地竜とかカマキリとかカマキリとか…
なんかカマキリばっかなのは気のせいだろうか。
まぁいい。
おっ早速トカゲに遭遇したみたいだな。
さあ、始まりました「テオ・マルティネスの楽しく実況!」今日も盛り上がっていきましょう!
トカゲが『壁構築』を発動!
逃げ道をふさいでいく!
決闘部員2が『岩の乱舞』を発動!
トカゲが串刺しに…いや!トカゲが決闘部員2のうしろに転移!
足のつめで決闘部員2を襲う!
だが決闘部員2!
身を低くしてこれをかわし、杖を突きつける!
『突風』だ!
『突風』でトカゲが吹き飛ばされる!
だがこれしきのことでやられるトカゲではない!
『立体起動』で足場を作って決闘部員2に突進する!
ていうかなんで魔法が使えるんだよ!
禁止にしたんだけど!
おっとまわりの生徒に動きあり!
これは…『氷の弓矢』だ!
氷の弓矢がトカゲにむかって飛ばされていく!
だがトカゲはこれに気付いていない様子!
あーっと!トカゲが串刺しにされた!
3!2!1!ダウン!トカゲがダウン!
勝った!
ついに俺の生徒が勝った!
その時、いきなり地響きがした。
嫌な予感しかしない。
木々の影から地龍が現れる。
しかも3匹も。
ないわー。
これは俺一人でもギリ勝てるレベルだ。
それを俺よりも弱いこいつらが勝てるわけない。
しょうがないけど俺が介入しますか!
俺は最上位神になったときに手に入れた魔法『闇の渦』を発動した。
地龍を中心に黒い渦がなにもかもを飲み込んでいく。
生徒たちには被害が出なさそうなので良かったわー。
生徒たちが「なにが起こった?」ってかんじでびっくりしてるけど早く目的地に着いてくれないかな。
もうあっち側にはすぐに着くって言っちゃってるんだよなぁ。
再度言うががんばりたまえ!




