41 生徒たちとの決闘
「先生!よろしくお願いします!」
決闘部員1が話しかけてきた。
たしか名前は、名前は…
まぁいい。
「こちらこそよろしく」
「ルールは先程と同様。では試合、始め!」
という流れで二人目とも決闘が始まった。
決闘部員1が『風の乱舞』を俺にむけて放つ。
痛いのは嫌だ。
攻撃されたくないなぁ。
『模倣』発動。
風が俺のまわりに現れた闇の門に吸い込まれる。
決闘部員1の顔に驚愕の表情が浮かぶ。
『模倣』は本来、永遠の夜を使う魔法だったがその永遠の夜がジョシュアとの戦いで破損してしまったので一時的に使えなくなっていた。
しかし杖が登場したことで杖に対応した魔法に変化した。
俺は杖を一振りする。
決闘部員1のまわりに風の門が現れる。
決闘部員1が風の暴力にさらされた。
うわ…
これを俺にやろうとしていたのか。
度胸のあるやつだな。
もういっちょやってやるよっ!
俺は『突風』を発動しようとした。
「やめ!勝負あり。赤の勝ち!」
シャーロットが赤旗をあげる。
シャーロット、なにをしてくれた。
もう少し楽しませろよ。
「やりすぎです」
シャーロットが俺を非難するような目で見る。
「俺はやられたのをやり返しただけなんだが」
奥のほうでは決闘部員1がぶっ倒れていた。
「幸い大きなけがはしてないのでよかったですけど少しは手加減してください」
「わかった」
決闘部員2が進み出てくる。
「よろしくお願いします」
「よろしく。じゃあシャーロット」
「はい。試合、始め!」
決闘部員2が魔法を放つ。
「下か…!」
俺は箒を取り出し浮上した。
下から土魔法が襲う。
すると俺のまわりを土の魔法陣が囲む。
そこから岩が出てくる。
『空間転移』発動。
天井近くに転移する。
しかし岩は俺を追い続ける。
「追尾!?」
ああうん、これ箒じゃ無理だわ。
俺は箒をしまった。
俺のからだが落下を始める。
『飛行魔法』発動。
背中から翼がはえる。
俺は術者である決闘部員2に突っ込んでいった。
決闘部員2は慌てて『水』を放つが俺はそれを容易にかわす。
俺は決闘部員2の近くをすれすれに通過した。
すると岩が決闘部員2を直撃した。
「やめ!勝負あり。赤の勝ち!」
と、言われても岩は俺を追い続ける。
仕方ないから鎌の結界でそれを防いだ。
うん、死ぬかと思ったわ。




