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37 夢のマイホームだ!

あの後、あの連中は「エデン魔法道具販売会社」を発足しエデンに本社を作った。

なんか黒龍の死骸を一緒に転移して置いてってやったらむっちゃ感謝された。

それで業績のほうはというと順調だ。

というよりバカ売れしてる。

そりゃあそうだろ。

だってこれなしに魔法、使えないんだもん。

どうやら貴重な魔物ほど質はよくなるらしく黒龍の杖は最高級品だ。

ということは俺のやつは…

おー!

高級品じゃん!

とまぁ、こんなかんじで色々あったのだがもう自分たちでできそうだから完全にもう任せることにした。

でででので、いま俺はなにをしているのかというとシャーロットと水の国のアクリシータにいる。

アクリシータは水の都と呼ばれる場所で魔法の箒が登場するまでは小舟が移動手段だった。

俺はこのアクリシータにマイホームを買いにきた。

そう、夢のマイホームだ!

いままでいろんな人のお世話になってきたが、さすがに自分たちの家をもったほうがいいということでここにいる。

「ちなみにお客様の職業はなんですか?」

「無職です」

「それでこの家を購入しようとおっしゃってるんですか?はっ。笑わせないでください」

こいつ…

たしかに無職なのはヤバいけどなんかむかつく。

「いや、職をもってないわけではないのですがお見せしましょうか?」

「どうせろくでもない職業なのでしょう」

ステータスには一番下のところに画面共有のボタンがある。

それを押して担当者に見せてやった。

ああ、むっかつく!

「さ、最上位神?死神?」

段々と担当者の顔が青ざめていく。

「これでわかりましたか?俺とアンタの違いが。本当は殺してもいいんですが俺は優しいからやめときますよ。で?売ってくださるのですか?」

「も、もちろんでございます!この金額でどうでしょう?」

なんかさっき見せられた金額と違うなー。

まぁ安くなるのはこっちにとってのメリットだから良しとしよう。

「これでいい」

「では契約書にサインを…」

ふふふ…

もっと恐れろ。

もっと震えろ!

「なんかすごい顔になってますよ」

シャーロットが真顔で言う。

「そうか?」

「はい」

こうして俺たちの夢のマイホームは手にはいった。



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