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36 最上位神の誓約

久しぶりに再会したランスから創造神は俺の魔法によって完全にこの世から姿を消したと聞いた。

そして俺たちはこの世界の新しいルールを作った。

これにはあの創造神の願いも組み込まれている。



《最上位神の誓約》

一.この世の生物は神の承認なしに食料調達と自衛目的以外は殺生をしてはいけない。

二.個人同士の決闘は互いの同意をもとに行う事。

三.魔法属性の撤廃。

四.魔法の発動は魔法の杖、または魔道具を使うこと。

五.魔道具は最上位神に認められた人物しかつくることはできない。

六.魔道具の原材料には魔物を使うことを許す。ただし魔物を過剰に殺生した場合は販売権を剥奪する。

七.以上をもって最上位神の誓約とする。



この最上位神の誓約は瞬く間に世界に広がった。

しかしこの誓約、人化できない魔物にはかなり不利である。

魔物は杖もてないからな。

まぁシャーロットは持てるからいいんだけど。

で、そしたらなんか樹に人が押し寄せちゃって渋々俺が出て行った。

「最上位神様が出てきたぞ!」

「ほんとうか!」

「あの方が…」

えーと。

なんか騒がしいな。

もうちょい落ち着いてくんないかな。

「あー。静かにしないと邪眼で殺しちゃいますよ」

俺は杖を取り出した。

この杖は俺が自分で材料を調達してきて作ったものである。

その名も「黒龍の杖」。

名前の通り世界最強の龍、黒龍から作った試作品である。

場が鎮まる。

「よろしい。ではここにいる人たちは魔法の杖の販売業者になりたいっていうお方たちかな?」

代表らしき人物が前に出てくる。

「その通りでございます」

「わかった。全員で何人いる?」

「ざっと700ほど」

「ふむふむ…。うん、全員許可しよう!」

「え!?いいんですか?」

「はい。ただし条件があります」

「なんでしょうか」

「各国ごとに100人ずつ配置してください。そうすればどの国も平等に杖をもらえるでしょう」

「それだけですか?」

「はい。後はあなたたちの自由です」

「わかりました」

「あ、そうそう」

「まだ他にも?」

「これは俺からの提案なんだけど空飛ぶ箒を作ってみないか?」

「それはいい考えですね」

「じゃあ皆さんに『属性付与』と『杖の作り方』のスキルを与えたので後で確認しておいてください。それではー」

俺は『空間転移』を発動して家に戻った。





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