26 俺VS火龍
俺たちはやっとアズルートに着いた。
今更ながらに普通に『空間転移』で帰ってくればよかった。
マジで後悔。
それで例のガキ(ハリーという名前らしい)は結局、アズルート図書館に住まわせることになった。
はっきり言って邪魔。
目障り。
でも一日の大半は七不思議で世話になったクリムゾン学院に通わせてるからまだいい。
これが休日になったら俺は部屋にこもらなくてはいけない。
そして今日がその休日なのである!
よって俺は部屋にこもるか外に出てスキルアップをしなければならないのだ!
俺はこの部屋にこもるorスキルアップの究極的選択でスキルアップを選んだ。
いや、だって部屋にいてもやることないし。
ということで俺はいまアズルートから出てスキルアップに励んでます。
『飛行魔法』で上からアズルートを眺める。
風のドームがアズルートを守っているのがよくわかる。
その時、俺の横を炎がかすめた。
振り返るとそこにはプテラノドンのような生物がいた。
「火龍!」
火龍は俺に再度ブレスを放ってきた。
俺はそれを火龍に接近しながらかわした。
永遠の夜を一振りすると同時に『波動』を発動。
しかし火龍はいとも簡単にかわす。
『追尾』発動。
闇の門が火龍を囲いそこから黒い閃光が走る。
火龍、逃げるが黒い閃光は追い続ける。
すると火龍はクルクルと回転しながら下降をし始めた。
だが、ここまでは予想内!
火龍を追う黒い閃光が互いにぶつかり合い消えていく。
俺は黒い閃光から逃れることに夢中になっている火龍にむけて永遠の夜を横に一振りする。
『波動』発動!
すると波動は見事火龍に命中した。
波動は火龍のからだを両断する。
断末魔の叫び声が聞こえ、火龍のからだは下に落ちていった。
女神(仮)の声が聞こえる。
しかしステータスを確認している時間はないようだ。
「ちっ。アイツ仲間を呼びやがった!」
視線のむこうでは火龍の大群がこちらにむかって来ていた。
『闇の豪雨』発動。
大群が3秒後に来るであろう地点に設定した。
結果、火龍の大群に大量の黒い槍が降り注いだ。
「フフフ。これならどんなヤバいやつが来ても俺の敵ではないわっ!」




