25 あ、今日お気に入りの漫画の発売日でした。
俺は宿でぶたれた頬をさすっていた。
「いったー」
「すいませんでした。つい感情的になってしまって」
「いや、俺も悪かった」
あー。
こういうのをランスは笑いながら見てるんだろうなー。
「しっしっしっ」
前から思ってたのですが彼はやはりバカというか鈍感というか…
見ていて飽きないですねー。
あの人も本当に面白いのを選んできましたね。
ポテチ片手に頬杖をつきながらモニタリングってサイコー!
え?
なんでお前のところにポテチがあるかって?
決まってるじゃないですか。
異世界から持ってきたんですよ。
あ、今日お気に入りの漫画の発売日でした。
では惜しいですがさようならー。
数日後。
俺たちは再び馬車のなかにいた。
約一週間の休暇を楽しんだ俺たちはかなり疲れた状態でアズルートに帰ることとなった。
みんなぐっすりと寝てしまっている。
シャーロットの寝顔がちょっと可愛い。
まぁ、俺はそんなくだらないことを考えながら窓の外を眺めてた。
そういえばステータス、見てなかったなぁ。
ステータスオープン。
『死神
名前 テオ・マルティネス
魔法属性 闇・風・土・光
HP 817/817
魔力 817/817
攻撃力 817
防御力 817
スキル
『闇魔法LV8』『影魔法LV3』『空間魔法LV6』『風魔法LV3』『土魔法LV1』『光魔法LV1』
使用可能魔法
『闇の豪雨』『冥土送り』『乱舞』『追尾』『闇の咆哮』『闇の門』『悪夢』『波動(new)』『影の舞』『影分身』『隠れ見』『韋駄天』『3次元移動』『立体起動』『空間転移』『異空間構築』『飛行魔法』『突風』『竜巻』『風の乱舞』『壁構築』『聖光線』
アイテム
『永遠の夜』
『波動』:剣を振るう時の軌道にそって闇の波動が放たれる。
その時、いきなり馬車が止まった。
他の三人も驚いて飛び起きる。
よく見ると恐竜のようなシルエットが立ちふさがっていた。
「…地龍か」
俺は馬車を飛び出した。
『飛行魔法』発動。
俺の背中から翼が現れる。
上昇してなるべく地龍を馬車から引き離すように移動した。
俺の思惑通り地龍は俺のことを追いかけている。
俺の下のほうから地面が針のように襲ってきた。
俺はそれを軽くかわす。
永遠の夜を取り出すと大きく振りかぶり地龍に突っ込んでいった。
地龍の頭を真正面から斬ると『波動』を発動する。
『波動』の効果によって地龍が真っ二つになった。
俺は女神(仮)様の声を聞き流しながら馬車に戻っていった。




