18 くっ俺のこの目が疼く…
俺は書斎で魔導書を読んでいた。
エデンという都市に最上位神がいるって話だったから俺と同じ『多重属性』を持っていた例の最上位神もそこにいたんじゃないかと思っていたがそれらしきことは書かれていなかった。
よって俺はムチャクチャ読みあさっている。
ガチャリという音をたてて扉が開く。
「あ、テオさん。いたんですね」
「ああ、アズルートか。いまエデンという都市について調べていたんだがなかなか分からなくて…」
「エデンですか…」
「知ってるのか?」
例の最上位神と面識があったアズルートならなにか知っているかもしれない。
俺はほんのちょっぴり期待した。
「エデンは最上位神の別荘みたいなものです。基本、神聖な神は地上ではなく天界にいるものですが定期的に最上位神が視察に来ます。その時に降臨するのがエデンです」
「なるほど。ちなみに最上位神はどのくらいの頻度で来るの?」
「2か月に一回ってところですね」
「そうか。教えてくれてありがとう」
「いえいえ。あ、そうだ!」
そう言うとアズルートは『空間転移』でどこかに行ってしまった。
しばらくするとアズルートが再び目の前に現れた。
「ちょっと前に本棚を整理していたらこんなのが出てきたんですよ」
「これは…」
「はい。異世界の書です」
いや、異世界の書っていうか漫画だよね!?
「これが何だかわかりますか?なぜか絵ばっかり書いてあるんですよ」
うん、それ漫画だから。
というよりこっちには漫画がないの?
マジで!?
「おーい、テオさーん。戻ってきてくださーい」
「はっ。ごめんごめん」
「それで?これは何なんですか。異世界からやってきたテオさんならわかるんじゃないかと思ったんですけど」
「これは漫画っていって娯楽だよ。小説を分かりやすくしたやつだね」
「まんが?変な名前ですね」
「そうかもしれないな」
そう言うと俺は自分の部屋に転移した。
《称号 死神
名前 テオ・マルティネス
魔法属性 闇・風・土
HP 817/817
魔力 817/817
攻撃力 817
防御力 817
スキル
『闇魔法LV7』『影魔法LV3』『空間魔法LV5』『風魔法LV3』『土魔法LV1』『多重属性LV2』
使用可能魔法
『闇の豪雨』『冥土送り』『乱舞』『追尾』『闇の咆哮』『闇の門』『悪夢(new)』『影の舞』『影分身』『隠れ見』『韋駄天』『3次元移動』『立体起動』『空間転移』『異空間構築』『突風』『竜巻』『風の乱舞』『壁構築(new)』》
『悪夢』:自分の目を見た相手に悪夢を見させることができる邪眼。
『壁構築』:座標の半径1メートルに壁をつくることができる。特定の相手のまわりに囲うようにつくることも可能。
やった…
一回だけでもやってみたかったんだよねー。
くっ俺のこの目が疼く…的な。
次はいつやれるかなー。




