表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/99

16 サリオス壊滅

「ぁああああああああああああああああああ」

俺のからだは悲鳴を上げていた。

いや、もちろん声のほうもね。

ずっと入院生活を続けていた俺のからだは空気抵抗に耐えきれそうにない。

『空…間転移』はつ、どう。

俺のからだが地面に着地する。

「はぁはぁ。死ぬかと、思った…」

まわりの人間が不審そうな目で見ている。

よく考えたら俺、むっちゃ大胆なことしてるやん。

魔法使い○○華麗に登場!

俺の場合は全然、華麗じゃなかったけどな。

むしろダサい。

さてとどうしましょうか。

まずはまわりを見てみる。

すこし離れたところに西洋風のお城があった。

まるでシンデ〇ラ城みたいだ…

ここは城下町のようになってるらしい。

人々には階級があるみたいで騎士や貴族みたいのがいたりそれとは逆に奴隷や商人みたいのもいた。

奴隷とかアズルートでは絶対にありえねー。

俺はそう思いながらちょっと暗いところで異空間を開いた。

オープン。

すると空中に穴が現れてそこから3人が出てきた。

「遅いですよ」

「俺は大変だったんだぞ」

「おそいよー」

「ごめんなさい」

「で、どうするんですか?作戦は?」

「そうだな…。じゃあ俺が最初にあの城をぶっ壊すからエマちゃんとアズルートは逃げた人を追撃して。たぶんここの人間は地面を自在に操れるからエレベーターみたいに上に上がると思う」

「えれべーたー?」

しまった。

ここは日本じゃなかった。

「それは後で話す。シャーロットも追撃を頼む」

「わかりました」

「じゃあ作戦スタート!」

『闇の豪雨』発動。

城に黒い槍が降り注ぎ崩壊する。

一気にパニックになった人は予想通り地面をエレベーターのように使って昇っていく。

そこをエマちゃんとアズルートの風魔法が襲う。

そして落下した人が俺とシャーロットの『闇の門』に入っていく。

いや、吸い込まれていく。

こうしてサリオスから奴隷以外の人間は消え失せた。

なぜ奴隷は残っているのかというと彼らはサリオスの住民に置いて行かれたからである。

また、俺たちは奴隷を殺す趣味はない。

サリオスのすべての奴隷を解放し何人かはアズルートに来ることとなった。

行ったことがあるところは『空間転移』が使えるのでそれらはアズルートに転移させておいた。

そもそもアズルートからサリオスへ転移しなかった理由はしなかったからではなくできなかったからである。

長距離転移は行ったことがある場所にしかできないのだ。

「さあ、俺たちも帰ろう」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ