15 バンジージャンプ!
あのあとはもう、散々だった。
謎に魔物に襲われたり地龍にも追いかけられたり…
まあ、どっちもこないだ新しく手に入れた魔法『闇の門』で倒したんだけどね。
この魔法は『冥土送り』の空中に浮かんでるバージョンで自分から突っ込んでくれるからむっちゃ楽。
でも不意打ちを狙うんだったら『冥土送り』のほうが便利だね。
思ったんだけど七不思議の最後の威力がエグイ。
もういい加減にしてほしい。
いま、俺の目の前にはムチャクチャ高い壁があった。
…冗談だよね?
これを登れとか言うのか。
鬼畜だ。
「最上位神とやら、ふざけんなよっ!なに高いところから見物してやがる!アンタはこういう俺を見て嘲笑ってるんだろ!」
最上位神め…
「ハーッハーッ」
俺は思う存分、叫びまくった。
ん?
そういえば俺、『3次元移動』使う予定だったような…
「はぁ」
やらかした。
最初から分かってればこんな無駄なところで体力を使わないですんだのに。
俺は壁からすこし離れると勢いをつけて壁に走り出す。
そして直前でジャンプ!
『3次元移動』発動。
本来ならばぶつかるところだったが『3次元移動』によって着地に成功する。
根性!
「っらああああ」
俺はてっぺんにむかってダッシュを始めた。
結果発表!
「し…死ぬ…」
俺はバタンと倒れた。
まだ半分も移動できていない。
どうする…?
俺よ。
…『韋駄天』
そうだよ!それがあるじゃん!
『韋駄天』発動。
根性だ!
「っらああああああ」
俺は再び猛ダッシュを始めた。
2回目の、結果発表!
イエーイ!
パチパチ。
「…やった。遂にやったぞ…。がはっ」
うん、察してくれ。
俺の魂はただいま天国に行っております。
しばしお待ちください
「復活!」
テメー、復活がはえーんだよ!(by 作者)
メンゴメンゴ。
「で、こっからどうやって降りよう」
そう、サリオスは岩の壁に守られている。
だから登ったら次は降りなければならないのだ!
鬼畜かよ!
俺には答えが2択あった。
『立体起動』の連続か? or 『空間転移』の連続か?
俺は考えまくった。
そして俺はついに答えを決めた。
俺は壁のてっぺんから飛び降りる。
よく考えたら飛び降りてギリギリで地面に転移すればいいじゃん。
ということで俺は解答3を選んだ。
でもやっぱり
「ぁああああああああああああああああああ」
怖いんだよぉ。




