表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/99

14 女性陣の恋バナ

私はあの人の作った異空間内にいます。

最初は光がなかったけれどランプを使ったりして明るくなりました。

なかに椅子とか小さな机を入れたりして今は3人でお茶会をしています。

「ねえねえ聞いてくださいよ。こないだ書斎を適当に整理していたら異世界の書が出てきたんですよ。文字は全く同じなんですけど小説とか魔導書のように文字だけじゃなくて絵ばっかりなんですよ。どう思います?シャーロットさん」

「私に聞かれても…。あの人に聞いたらどうなんですか。あの人は異世界出身ですから」

「そうなの!?ねえ、なんでこっちの世界に来たの?ていうか異世界ってなに?」

「異世界とはこの世界とは違う世界のことです。あの人はあちらの世界で重い病におかされていました。そこを闇の国の国王で私のご主人様である人がやっとの思いで見つけて連れてきたんですよ」

「それって誘拐じゃないですか」

「ゆーかい!ゆーかい!」

「そうかもしれません。でもご主人様がその時、見つけなければあの人は亡くなっていたんですよ」

数秒の沈黙。

「そして使い魔として私が選ばれて魔法のことやスキルのことを教えたんです」

「え?シャーロットおねちゃんは人じゃないの?」

「はい。私は蜘蛛の魔物です」

「へぇ。そうなんですね」

「はい。この姿は人に自然体で接してもらうためのものです。あの人は蜘蛛の姿でもそんなに気にしていなかったですけど」

「ねえ、シャーロットおねちゃんはテオおにいちゃんのことがすきなの?」

私はお茶を吹き出してしまった。

私があの人のことを?

はっ笑わせないでください。

「シャーロットさん、わかりやすい…」

「ちっ違いますっ!」

「実際のところはどうなのさー」

「だから違うって言ってるじゃないですか。邪眼を使いますよ。何にしましょうか…」

「うわあっ。怖いからやめてください。シャーロットさん、いつも本気なんですから」

「遊びにも本気でやれねぇやつはゴミ以下だ、と誰かが言っていましたよ」

「うん、そうだね。でもこれは遊びじゃないからやめようか」

「わかりました」

「良かった…。殺されずに済んだ…」

「では、羽交い締めにしましょう」

「それはもっとやめて」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ