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第一章の設定まとめ

第一章で出たキャラクターや国などの設定です。


※読み飛ばしていただいても大丈夫です




【キャラクター】

・セイラス

 主人公。第一章終了時点で十三歳。

 エルランド王国の第二王子。

 黒髪黒目。外見は顔は母親譲りで「かっこいい」というより「かわいい」印象。

 

 ヴェルナという町にある母親が遺した屋敷に、複雑な事情で軟禁されていた。

 第一章でようやく屋敷から脱出して、国外逃亡。ようやくタイトルどおりの逃亡王子になった。

 『エーテル』と呼ばれるさまざまな力の源と思われるものを目視できる。

 加えて、人や場所、モノの『過去』を視る異能を持つ。

 しかし普通の人間なら生きているだけで誰でも行っている『エーテル』の身体への吸収が、なぜかほとんどできない。

 そのため非常に虚弱。

 外見を含めて舐められないように、なんか強そうに見えるように喋るようにしている(つもり)。



・ノエル

 ヒロイン。第一章終了時点で十五歳。

 寒村生まれ。母が流れのハンターに惚れて生まれた。父はいつか迎えに来るといいつつ来なかった。

 母はとても美人。父のハンターも美形だったらしい。

 年齢のわりに大人びて見える美しい少女。

 青い髪は父親譲り。

 

 母が病で亡くなり、面倒を見れなくなった村から口減らしのため出された。

 仕事を求めて近くのヴェルナの町まで来たが、仕事や家、食べ物を得られず凍死もしくは餓死しそうなところをセイラスに助けられる。

 

 『エーテル』を自由に操る、という、ある意味無法な異能持ち。

 ただし『エーテル』は見えないため、具体的に何をどうすればいいのかわからず、使いこなすためにはセイラスの協力が必要。

 通常は食事や運動で少しずつ取り込むか、魔物を倒してまとめて吸収する『エーテル』を、

 無理矢理かき集めて体の中に押し込むという無茶をセイラスが考え付き、約5年間、毎日実践。

 異常なほど強化された体になった。

 

 母親に似て、よく言えば一途、悪く言えば依存する傾向。

 たまに好戦的かつ冷徹になるのはハンターの父親の血か。



・エリア

 物語開始時点で故人。セイラスの母。

 セイラスはエルランドの国王との間に生まれた。

 事情があり、国王の側室にはならず。

 自身もかなり特殊な生まれ。

 設定だけでお話が一つ書けそう。

 

 『未来視』の異能を持っていた。

 予知ではなく、高度な未来シミュレーションのようなもので、ある程度好きに未来を変えられる。この能力もかなり無法。

 未来が見えるのに暗殺された理由は、屋敷の地下に残したノートに書かれている。



・ロビン

 第1章終了時点で30歳を過ぎている。

 近衛騎士団の副団長。

 無理を言ってセイラスの護衛隊長となった。

 エリアに恩義があり、そのためにセイラスを見守っていた。

 

 これからは自分よりはるかに強くなったノエルがセイラスを守ると知り、自分の役目は終わったと実感した。

 

 ちなみにエリア自身に惚れていたわけではないが、理想の女性のタイプはエリアのような女性。

 しかしそうそういないタイプのため、望みは薄い。



・ロザンナ

 年配の女性。ロビンの母親。

 エリアとは生前からの知り合いで、しがらみにほとんど関係なくセイラスの世話をしてくれていた。

 とある貴族の家でメイド長をしていた。

 

 厳格な性格。

 子供は何人か居り、ほとんどは結婚して巣立っていったが、約1名拗らせた息子は結婚できそうなのが心配の種。



・マルタ

 年上の女性商人。

 セイラスたちが国外へ逃げるのを手伝ってくれるらしい。

 なんか強そう。




【国・町】

・エルランド王国

 『国』の体裁を保っている数少ない王国。

 人間の生息圏の真ん中あたりにあり、魔物の脅威を魔物の生息圏と接しているのは南部の限定された地域のみ。

 魔物との争いは他人事だと考え、権力争いやぜいたく三昧。


・ヴェルナ

 セイラスの住んでいる屋敷のある町。

 エルランド王国の南西の端あたりに位置する。


・工業都市

 『エーテル』を動力とした機械を作ったり、ガラスを作ったり、他にも色々。

 便利そうなものはだいたいここで作っている。




【用語】


・エーテル

様々な力の源になるもの。

セイラスが見る限り、空気中だけでなく、人や動植物、石などの無機物にも存在している。

自分の異能やノエルの異能の使い方を加味すると、情報も保持していると思われる謎の何か。


・エーテル石

 エーテル機械を動かす動力。ほぼ電池。


・魔物

 人間と土地を奪い合っている。

 現在は魔物の方が優勢。


・ハンター

 魔物を狩る人。


・異能

生まれつき、その人が使えるエーテルを操る能力。

ハンターではあれば持っている人間はそれなりにいるが、農村などではめったに見られない。

遺伝により高確率で同じような異能を受け継ぐ。

突然変異的にも発現する。

エルランド王国は建国の時に活躍した異能者達が王族や貴族になったため、ほとんどの王族や貴族は異能持ち。


読んでいただきありがとうございました。

少しでも楽しんでもらえたら嬉しく思います。


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