番外編「白うさデート編」そのいちっ!
デート!デート!おねショタデート! やふーっ!!茨ちゃんの話書いてて鬱鬱してたので、これでぱーっと明るk・・え、あ 茨ちゃん・・・聞いてたん?あ、やめてこっち来ないで、大丈夫ちゃんとちゃんとしあw・・・うわぁぁぁー!!!
あ、そうだ お仕事の関係上更新が少しゆっくりになります。申し訳ありません。更新次第 Twitterのほうでご報告させていただきます!
どうしよう・・・昨日は結局いろいろ考えて一睡もできなかった。時計とみると朝の6時過ぎをさしていた。
ゴトゴトと玄関で音がしたので確認しに行ったら「デート服」と書かれた箱が置かれてた。早すぎるだろう・・・電話からわずか8時間後の事である。
もう、私は寝ることを諦め箱を開けてみる事にした。白いワンピースに日よけ用か小さめのワンピースに合う麦わら帽子が入っていた。そして何故か眼鏡が入っていた。
いやいや、似合わないだろう私には・・・普段スーツを着てる私が・・・家じゃ短パン、Tシャツだぞ・・・で、でもこの服を着たら、白うささんどういう反応してくれるかな・・・
いっつも大人のお姉さんって感じで見てくるけど・・・可愛いって・・言ってくれるのかな・・・いや、私がいつもお姉さんでいなきゃって風にしてるから悪いんだけど・・・あーもう!!
もやもやした気持ちで私は恒例の占いを見た。メイメイ大先生よろしくお願いします・・・
「はーい、今日も占いの時間の始まりですよー!カニ座!おいカニ座のちょっと純情乙女ぶってるそこのあなた!」いつも通りピンポイントである。
「今日は・・・そのご愁傷さまです・・・ い、いや悪い事が起こるって意味じゃないのよ・・・?ただ、邪魔者が多いってのと・・・そ、その恋敵的なものを見ちゃうかなっていう・・・うん」テレビの中のメイメイちゃんは焦りながら言ってる。よし、テレビを切ろう 見なかったことにしよう。
「あ、でもこれだけは気を付けてほs・・・」私は彼女が言い終わる前にテレビの電源を切る。ははは・・・もうこれ以上不幸なことは起こるか・・・うん・・・所詮占いだ当たるわけない。
約束の時間が近づく、私は届けられた荷物の服に袖を通す。うん、いつもスーツだったからか、鏡の中に別の人間がいるように見える。
眼鏡も一応かけてみることにした。私が眼鏡をかけると眼鏡のレンズから突然文字が浮かび上がった。
システム起動・・・白うさ撮影システムオールグリン・・・使用者の連絡確認起動・・・・
あ、邪魔者その1だ 叩き割ろう。
私は眼鏡を外そうとするが・・・おかしい・・・外れない・・・レンズから文字が浮かび上がる。
この、眼鏡は白うさ様の撮影をするための眼鏡です。撮影終了次第外すことができます。
変態を信じた私がバカだった。仕方がない、私は身支度を整え白うささんとの約束の場所に向かう。事務所の近くの噴水の前で待ち合わせと言っていたが、白うささんはもう来ているだろうか?
いた。いや正確に姿は見えてないのだが噴水の向こうからお馴染みのウサ耳だけ飛び出ている。私はそーっと近づき「白うささんっ!」と声をかけた。
白うささんのウサ耳はぴーんっとなる!振り向いた白うささんは何故か涙目だ。
「うなっ!!な、な、なんだ桜さんだったのですか。びっくりしたです。」
びっくりしたのは私の方だった。そこのいたのは女の・・・子?
私の白いワンピースとは対照的に。白いベレー帽のウサ耳 黒いワンピースにグレーの短パン・・・女として完全な敗北をした気がした。
「桜さん・・・ひどいのですよ・・・あの化け物がっ、あの化け物がー!」
白うささんは私にぎゅーっと抱き着くとウルウルと目に涙をにじませた。
「ボク、今日桜さんとのお出かけの服を見てたら。あの化け物が来てボクにはこっちのほうが似合うからこっちを着なさいって無理やりきせられたです。うぅ・・・かっこよくスーツで行こうと思ったのに。」
なるほどそういうことか。あの化け物め中々分かってる・・・スーツを着た白うささん・・・確実に七五三にいく親子だ。
さて、白うささんを慰めないと。
私は泣きじゃくる白うささんを抱きかかえベンチに座る。そして白うささんを膝の上に乗せて頭を撫でる。気持ちがいいのか目を閉じてうさ耳がぺたーんと垂れている。
「よくお似合いですよ。そんな方にエスコートしてもらえるなんて私は幸せな部下です。」私の言葉を聞いた白うささんは「本当・・?」と一言いうと袖でごじごじ涙を拭くとぱーっと私の方をみて笑顔になった。
「桜さんが言うなら間違いないのです!今日は僕が桜さんをしっかりエスコートするのです!」白うささんは私の膝の上から降りると私の手を握り、ぐいっと引っ張る。
チョロイ・・・じゃなかった、可愛い。
ん?立ち上がった私をみて白うささんがじーっと私の方を見ている。
「桜さん・・今日とっても綺麗なのです。絵本のお姫様みたいです・・」
ぼんっ、私の頭の中の回路が爆発する音がした。い、いやいやいや、服だよね!服が綺麗だからお姫様みたいって言ったんだよね!私個人に白うささんが綺麗っていうわけないじゃない・・・うんうん・・でも、うん・・・
私がいろいろ考え込んでいると白うささんが心配そうに私の顔を見る。
「うなな!桜さん顔真っ赤ですよ?どうしたですか風邪でも引いたですか!」白うささんはまた泣きそうな目になっている。
落ち着け私・・・平常心、無心だ無心になれ・・このスキルを覚えなければ早乙女ママは殺せない。
「あ、ご、ごめんなさい 大丈夫ですよ! さ、白うささん連れてってくださいな」私はなんとか誤魔化すと白うささんはニコッと笑って
「じゃあ、行きましょうです。とっても楽しみにしてたのですよ。」
白うささんは私の手をぎゅっと握りなおした。
10分ほど歩くと商店街についた。映画館はこの商店街の奥の方にあるらしい。白うささんはそこそこ有名人らしく
「あら白うさちゃん?今日はお姉ちゃんとお出かけ?この飴玉もってって」
「おー、白うさちゃん美人な彼女さん連れて 大人だねぇ この野菜もってきな!」などなど商店街を歩くたびに白うささんは物をもらっていた。
白うささんは一人一人に「ありがと~」と笑顔を振りまいていた。無理もない私も商店街の人ならあげてる何故なら可愛いからだ。
映画館に着くころには私と白うささんは袋一杯に荷物を抱えていた。白うささんが申し訳なさそうに私に話しかける。
「桜さん、ごめんなさいです。いつもみんなこんな調子なんです。ちょっと荷物を預けるの着いてきてくれませんか?」
白うささんはてちてちと映画館の横の路地に入っていく。路地の先には小さな喫茶店があった。看板に白うささんが書いたのだろうか「うさきっさ」と書いてあった。
白うささんは体ごとドアを押しのけ「紅葉さーんいますですかー!」と中の人に声をかけていた。
「はーい久しぶりね白うさ君」奥から女性の声が響く
抹茶色の綺麗な着物を着た栗色の髪の女性。
女性は「今日もいつものでいいの?」と白うささんの頭を撫でていた。もう一度いう綺麗な女性が白うささんの頭を撫でていた。
私の頭の中で朝のメイメイちゃんの言葉が響く「恋敵的なものを見ちゃうかなって」その言葉が何度も何度も私の頭を巡る。
私の聖戦は本当の意味で今始まった。
番外編「白うさデート編」そのにっ!に続く。
お姉さんキャラが突然少女っぽくなる・・・いい、これはいい属性だ・・書いてて最高の・・・あ、今回もお疲れ様でした。番外編ということでしたが、桜さんの独り相撲を楽しんでいただけていますでしょうか?
紅葉さん・・・いったい何者なんだ・・・次回もよろしくお願いします。




