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WORLD WAR  作者: 空繰
19/26

番外編、アメリカ兵のため息

「はぁ、、、」

ダニエルは心底思う、何故こうなったのかを、、、

あの時の事を思い出す、



「ダニエル!!!!!逃げるぞ!!!!!」

大混乱の中、相棒が言う、

「どうやって逃げるんだ、街も落下傘に取られた、どこに逃げるって言うんだ?」

酷く落ち着いた様な自分とは思えない声が続ける、

「後ろにも前にも逃げ道は無いぞ、」

そんな諦めた様な声出した、

「サンフランシスコへ逃げるんだ、今来た情報だと日本軍を、、、

それは状況をひっくり返す物だった、

「完全に退けたらしい、」

その言葉に希望が湧いた、

だが一つ、

「この街を捨てるのか、、、?、故郷の街を、、、?」

その言葉に相棒は歯軋りした、

「もうこの街は、、、無理だよ、、、」

その時、

『米軍に伝える、ロサンゼルスは日本が完全に占拠した、諦めて出て来い』

それはカタコトで拙い発音だったが、それは絶望の知らせだった、

「ジャップの野郎ッ、、、!!!!!」

怒りが湧いた、ずっと育って来た街を、敵がそこで笑うその事が、

「落ち着け、ダニエル、」

そんな声が聞こえ言葉を吐いた、

「この状況で落ち着いていれるか!?!?」

だが帰って来た言葉は至極冷静な言葉だった、

「こんな時に死んで良いのか?、」

そんな言葉に自分の言葉が小さく思えた、、、

「了解、、、」

そして自分達は故郷を背中に向けた、

そこで育ってみんなと笑顔でいられた場所に、、、

「I'll be back(絶対に帰って来てやる)」




なのに今は仮説テントのベットで休んでいる所である、

「日本軍の状況は?」

そこら辺に居た衛生兵に話しかける、

「ロサンゼルスから動いてない、サンフランシスコにも被害はほぼ無い、」

そんな言葉に安堵と憎悪が込み上げる、

「そうか、動いて無いか、、、」

もう昨日からジープで逃げて居て眠い、、、

「もうすぐ日本軍は地獄を見るだろうな、」

ふと衛生兵の言葉に疑問を持った、

「何故だ?」

回らない頭で問う、

「新戦車T34が完成した、」

それは戦局を覆す報告だった、

「それは本当か!?」

この絶望戦線が覆るかも知れないその報告に心を躍らせた、

「ああ、今ラジオでやってるぞ、」

そしてベッドの隣にあったラジオを点けた

そしてこの国を背負う者の声がラジオを通して聴こえた、

『私は大統領、フランクリン・ルーズベルトだ、』

それは静かな怒りさえ感じる声色だった、

『アメリカはこれより反抗作戦を開始する、」

雑音混じりの覇気を纏った声で続ける、

『200万の鉄と肉で出来た群れを使い、日本軍を打倒する、』

それは圧倒的な信頼を抱ける声だった、

『私は何も出来ない、彼らを倒すのはあくまでもアメリカ国民である、』

それは国民に語りかける様な、

『君達は剣であり、盾である、さぁ朝日が没する時だ、』

日本軍にとって最悪の作戦がここで始まった、






サンフランシスコ電撃戦、作成中

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