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安らぎの夜 1-6
「マリ姉、悪ふざけもほどほどに。そう言う質問は俺がどう答えようとマオさんを傷つけかねないでしょ。それに彼女はシスターだ、彼女の信仰に変な口出さないの」
「う、それもそうだね。マオちゃんごめんねぇ」
アリウス様にたしなめられたアマリリス様が、申し訳なさそうに抱きついて頬擦りしました。
私は大丈夫ですと呟きますが、抱きつかれるのがなんだかくすぐったくてそちらの方が困ってしまいます。
「マオさん、ちょっと訳ありで今日1日泊まるから、姉さん達色々教えてあげて。さすがに俺が聞くわけにも行かないから」
「はいはーい、ねぇマオちゃん。今夜は女子会しましょ?あたしのお部屋にお布団用意して、マリちゃんも一緒に寝ましょうよ」
「こ、肯定。わたし女子会未経験。ゆえに教授願う」
誰かの体温も、明るい家で過ごすのも、夢の中で繰り返したのにこんなに賑やか夜が随分久しぶりに感じて、胸が暖かくなりました。
少しのお喋りをした後、アリウス様に外套をお返しして、お姉様方にお部屋の案内をしてもらいます。
明日の事を考えると、不安で不安でたまりません。
ですが、お姉様達とお話をして、眠りにつくまではその不安も少し癒されていたのです。
第一話「安らぎの夜」終了




