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夢の終わり 5-8
「肯定。しかし、もう夢は終わり。わたし、これより先どうすればいいかわからず」
俺はマオさんの前に膝をついて、白いハンカチを差し出す。
「マオさん、一つお願いがあるんです。あなたの様子を探るように俺に依頼した方、俺の依頼主にあっ てもらえませんか?考えるのはそのあとで言いはずです」
依頼である彼女の夢を覚ます事は達成出来た。
あとは彼に会わせる方が良いだろう。
いや、彼女の心をこれ以上壊さないためにも会わせなくてはいけない。
マオさんは少し迷ったあと、正体を知らない相手に会うのは怖いだろうに、俺の手を取る。
彼女からすれば、今の自分に選択肢がないのも同じだ。
それでも彼女の心を救う手立てになることだけは、どうか信じてほしかった。
うつろのゆめ 現実編:第五話「夢の終わり」終了




