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うつろのゆめ  作者: 狛ノ上緒都
現実編:第三話「真面目な仕事人」
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真面目な仕事人 3-6



力強い目が俺を射抜き、彼は追加として新たな依頼を俺に願う。

マオ・シャオマオを危険な目に合わせないことは継続。


新たに、可能であれば彼女の夢を覚まさせることが追加された。

それは彼が最低限動けるようになるまでの期間且つ、彼女の精神状態を見つつで構わないそうだ。


「最善を尽くします、それと」


俺は努めて丁寧に頭を下げる。

もう一つ伝え忘れていたことがあったことを思い出した。

依頼主はまだ何かあるかと言う様に首を傾げる。


「これは個人的な質問なんですが、マオ・シャオマオが話すのはどこの国の言葉ですか?昨日ずっとどこかの国の言葉を話していたので」


一応の確認として聞いてみると依頼主はやはりアイリス姉さん同様北の国の名前を答えた。

なんでも彼女は公用語に不馴れだと言う。

たまに自国の言葉を喋ることがあったそうだ。


「俺もその国の言葉を覚えた方が良さそうですね」


俺もごく稀だが外国の人を相手に依頼を持ち込まれることもある。

そう言うときのために、簡単な外国語は習得しているが、全くわからない言葉となると不便で仕方ない。

依頼主は必要があれば教えると言ってくれた。


「ありがとうございます、ぜひお願いします」


俺は礼を述べて、頭を垂れる。

差し障りのない話をした後、俺は病室を後にした。


報告を終えた後は依頼遂行のために教会へ向かう。

教会、家、病室の往復に加えて依頼のための勉強。


この繰り返しを一週間と繰り返したころのこと、俺の生活に些細な変化が起こった。





第三話「真面目な仕事人」終了



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