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うつろのゆめ  作者: 狛ノ上緒都
夢編:第八話「明けない夜」
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明けない夜 8-4



ただそれだけの作業とも言える食事を終わらせ、包みを綺麗に畳みました。

一人では美味しい物もわからない。


一人では眠ることも、笑うことも出来ない。

一人では寂しくて、寂しくて、たまりませんでした。


『シャオラン……』


「呼んだっすか」


ぽつりと呟くと、シャオランは私の隣に乱暴に座ります。

勢いよく顔をあげて、隣を見ると、シャオランも子供たちも心配そうに私を見つめていました。

皆様を見てほっとしたのも束の間、気が緩んでしまって涙が頬を伝います。


「マオせんせー、どこかいたいの?」


「先生誰かにいじわるされたの?」


急いで涙を拭いますが、子供たちに心配をかけてしまいました。

子供たちは私が子供たちにやるように優しく撫でて、"痛いの痛いのとんでいけ"と呟きます。


『違うのです、違うのです。ただ、寂しくて堪らないのです』


拭っても拭っても、涙が溢れて仕方ありません。

涙が修道服に落ちて、一つ、また一つと小さな染みを作って、涙を流す度に子供たちを不安にさせてしまいました。



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