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昼と夜 7-1
「お前何者、ここ教会。しかしぼろぼろ、祈り捧げる危険」
仮面の青年を警戒しながらですから、声音が少し刺のあるものになってしまいました。
ですが、人さらいだって世の中にはいます。
子供たちがいなくてよかった。もしそうだったらどんなひどい目に合うかわかりませんし、私だけで守れたかもわかりません。
「言葉がわかるようで安心しました。えっと、驚かせるつもりはないんです。俺はアリウス・アルトリウスと言います」
仮面を被っているものの、彼は穏やかな口調で語りました。
私は恐る恐るアリウスと名乗る彼の前に出ます。
「マオ・シャオマオ。この教会のシスター兼、孤児院院長」
「マオさん、改めてよろしくお願いいたします。実は俺、町で噂を聞いてこちらの様子を見にきたんです」
噂という言葉に、私は首を傾げました。
先日町へは行きましたが、私はあまりそう言った方面には疎く、聞いたこともありません、彼はそれを察したのか、噂について語ってくれました。
「なんでも、こちらに悪霊憑き、あるいは気が狂ったシスターがいると言う話を聞きました。俺はある方に、その件でここに来るように依頼され、この教会にいるシスターの様子に探ってほしいと頼まれたんです」
私は驚くしかありませんでした。
この教会にシスターは私だけです。




