表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うつろのゆめ  作者: 狛ノ上緒都
夢編:第三話「尊ぶべき日に祝福を」
PR
20/101

尊ぶべき日に祝福を 3-13



「ちょっといじめすぎた──」


奥様が喋り終わるよりも先に、世界が白に塗りつぶされました。

実際に塗りつぶされた訳ではなく、それは眩いほどの光です。


それと同時に待機をも震わせる轟音が鳴り響きました。


「きゃ……っ!」


私は咄嗟に目を閉じ、耳を塞ぎます。

大気がびりびりと響くのが肌で感じられました。

まだ轟音の余韻が辺りに響き、それ以上何もないと悟るとゆっくり目を開きます。


「驚いたねぇ、雷が落ちたんだ。あーあ、カーペットも喉が乾いてたみたいだね」


奥様は驚いた拍子ににカップを落としてしまったのか、赤いカーペットがゆっくりと溢れた紅茶を吸っていました。

私が慌てて立ち上がると、奥様は手を出して制止させます。


「シスターちゃんはお客さん。なーに軽い運動だと思えば良いさ」


そう言われて、私はすとんと座りなおしました。

奥様がキッチンまで行くとタオルを持ってきてカーペットを拭きます。


それでも一人座っている訳にも行かなくて、奥様が拭いてる隣でカップをテーブルに戻しました。

そのあとは雷が落ちて怖かった話に始まり、今までで何が一番怖かったかの話をしたり、少しずつ先ほどの雰囲気に戻っていきます。


時間は雷が落ちて30分ほどでしょうか。

窓をちらりと見ると、雨足はだいぶ弱まっていました



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ