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尊ぶべき日に祝福を 3-11
「あの野良猫はいないようだねぇ、お姉ちゃんからも言っといてやってよ。本気でもないのにあまり女を口説くもんじゃないぞってね」
「こ、肯定……。わたし謝罪有り……」
野良猫と言うのはシャオランのことです。明るい性格で友人も多い彼ですが、良く女性に声をかけていたりもする困った一面もありました。
「アタシはシスターちゃんには怒っちゃいないよ。でも苦労するねぇ」
奥様は大きな声で高らかに笑います。その姿はまさに女主人で、私にはなんだかかっこよく映ります。
「さて、見たとこ雨宿りかい?雨宿りがてら一緒に食事でもどう?」
奥様は私の後ろ、つまり外に視線を向けました。
雨足が強くなっていて、賑やかだった通りも静かになっています。
「否定。家、子供たち待ってる。しかし申し出とても嬉しい」
それにお買い物をしに来ただけです、と付け加えました。
「ふふ、なら買い物が終わったら、一緒にお茶にしようか。お茶ならお腹いっぱいにならないしね」
ぱち、と奥様が愛嬌のあるウィンクを見せます。
それならと私は頷き、先に買い物を済ませてしまいました。
その後、奥様に連れられて店の奥にある奥様達のお家にお邪魔させて頂きます。




