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うつろのゆめ  作者: 狛ノ上緒都
夢編:第三話「尊ぶべき日に祝福を」
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尊ぶべき日に祝福を 3-4


朝食の片付けを終えると子供たちはすぐに外に飛び出して行きました。

私は洗濯籠を持って、ゆっくりと皆の後を追うことにします。


「手伝うっすよ」


『ありがとうございます、シャオラン』


重いシーツ達を運ぼうとするとシャオランが代わりに運んでくださいました。

なんてことない談笑をしつつ、外に出ます。


外では輝く太陽の下で子供たちが走りまわっており、どんぐりの歌を歌ったり自由に過ごしていました。


『シャオラン、こちらはもう大丈夫。よろしければ子供たちの様子を見ていてはくださいませんか?』


「あー、そっすね。この辺の森はさして広くはないっすけど、危ないモンがねぇわけじゃねーすもんね」


そう言うことです、と理解の早いシャオランに頷き返します。

シャオランは返事をした後、子供たちに混ざって行き、遊びか何かの作戦会議をし始めました。


私はその後ろ姿を微笑ましい気持ちで見送って、井戸のある教会の裏手に回ります。

子供たちの声を聞きながら、黙々と洗濯をしていき、終われば次は聖堂や居住区の清掃です。


ぴんと張った洗濯ロープに真っ白なシーツが風ではためく様を、満足感と共に見上げてから聖堂に向かいました。

御神の像や掃き掃除をしていると、子供たちが聖堂に入ってきます。その後ろにシャオランもついてきていました。



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