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Stellacce Twinkle  作者: 橿原るり
第二幕 リマク国編
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第40話 大地に抱かれて

岩の悪魔はティカを手にかけた。

討伐隊の人達だって大きな傷を負った。

ステラッチェ団長が我を忘れる程怒りを覚えるほどの所業を彼らはした。

だけど、彼の話を聞いてどうすればいいかわからなくなってしまった。


彼らへの怒りと情けとやるせなさがぼくの心に入り乱れていた。


大昔に作ったヴィラコチャが産んだ第一のひと。

傲慢で協調性のない身勝手なひと。

ただ己の持つ力を誇示し悪戯に大地へと向けていた。


第二のひとはぼくたち人間。

でも、やっていることは第一も第二も一緒だった。


岩の悪魔はそれを知った。


ぼくたちの祖先は彼らの清い心を踏み躙った。無下にした。


ひとの醜い心が彼らの心を犯しこの蛮行を行った。


だけど彼らの言葉を聞くとそんなことをさせてしまったのはぼくたちだと思った。


彼らの言葉とティカの言葉が重なるように思い出した。

私たちが食べる前にパチャママにあげるの。私たちはパチャママに育てられたから。

ぼくは立ち上がって彼のそばに立った。


そして力を放った。

ぼくの最後の力を。


「ありがとう。これでゆっくり眠れる」


微かにそんな声が聞こえた気がした。


これでようやく終わった。

安心からか全身の力が抜けて座り込んでしまった。

岩に手を伸ばした。

ひんやりとしていて冷たい。


ああ、安心したから力が抜けたんじゃない。

限界だったからだ。

また意識が遠のいていった。

遠くで団長がぼくの声を叫ぶ声が聞こえる。


心地の良い冷たさを全身で感じながら気を失った

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