第31話 はじめましてと再会と
それから続々と団の人達がお昼ご飯を食べに食堂へやってきた。
ミッシェル「あ、前もいた子」
ティカ「はじめまして。ティカです。一晩お世話になることになりました。よろしくお願いします!」
ミッシェル「ミッシェルだよ。よろしくね」
レイモンド「おっとかわい子ちゃんが増えてるじゃあないか」
ティカ「はじめまして、ティカといいます」
レイモンド「レイモンドだ。そういや!この前いたな。ゆっくりしていけよ」
ティカ「は、はい!(すっごい髪型……爆発した後?)」
ミッシェル「レイモンドの髪型怖いんだから変なことしないでよ」
レイモンド「えー!!こんなイカしたアフロが怖いのか!?」
ミッシェル「あんたのはデカすぎ」
レイモンド「夢とアフロは大きく待てとマミーに教えられたのになぁ」
ミッシェル「夢とアフロを同列にしないで」
マルクス、アルティオム「「お腹減った〜」」
マルクス「あれ?見ない子がいる」
ティカ「こんにちはティカといいます」
マルクス「こんにちは。俺はマルクス。いい匂いだね。今日は何だった?」
ティカ「チキンとコーンスープとアイスクリームです!」
アルティオム「アイス!!!熱った身体には嬉しい。昼からアイスなんて珍しいなぁ」
マルクス「そんな身体だからやっぱり暑がりなんだね」
アルティオム「だからこの身体は仕方ないだろ?そんなことより早く食べないと痩せちゃうよ」
マルクス「あぁそうだったね。ティカちゃん。俺たちには気にせずゆっくりしてってね」
ティカ「はい!ありがとうございます。(痩せちゃうって別にいいことなんじゃないのかな)」
ファロ「パトリックさん。さっきの水のは結構良かったんじゃない?」
パトリック「ああ。やっと見せれる精度になってきた」
ファロ「初日から余裕で見せられるクオリティだったぜい?おやお嬢ちゃん迷い込んじゃったのかい?」
ティカ「はじめまして。ティカといいます。今日はこちらに泊まらせてもらうことになりました」
パトリック「そうか。私はパトリックという。ご飯は食べたのかな?」
ティカ「はい。いただきました。とても美味しかったです!」
ファロ「それは良かったぜい。いっぱい食べて大きくなるんだぜい」
パトリック「その通りだ。ところで名乗ったらどうだ?」
ファロ「おおっと。俺ちんはファロだ」
突如五つの光の球が浮かび上がる。そしてそれらがファロさんの体を照らした。
そしてファロさんの腕から眩い蛍光のような緑色の羽が一瞬で生えた。(生えたというか出てきた?現れた?)
続けてキメ顔。決めポーズを取りながら
ファロ「こう見えて亜人なんだ。よろしくな。ティカ嬢」
レイモンド「あーー!ファロずるいぞ!俺もやれば良かった!!」
ファロ「なんだレイモンド、地味な挨拶しちゃったのか?」
パトリック「お前ら食事中だぞ。控えるんだ。すまないな。騒がしい奴らで。気はいい者達だ。仲良くしてやってくれ」
ティカ「は、はい!ありがとうございます。(この人のオーラすごい)」
フレン「あー!ティカちゃんだ!久しぶり!元気か?」
ティカ「あ、フレンさん!」
フレン「なんだよプレンツ。ティカちゃんがいるなら教えてくれよ」
フレンさんがプレンツの肩に腕を回しながらそう言った。
プレンツ「さっき台本見てたから邪魔しちゃまずいなと思って」
フレン「いいんだよそんなの!」
プレンツ「よくはないんじゃない?」
フレン「よくはないな!あっはははは!ティカちゃんご飯は食べた?」
「ティカはい!美味しかったです!」
フレン「そっかぁ。ここの飯はずっと美味いぞ!それに何でも美味い!」
ガッツポーズを取りながら叫ぶフレンさん。
ソフス「暑苦しいのが来ましたので行きましょうか」
サッフィ「そうだねー」
フレン「えー!ソフスさんもサッフィさんもそのままでいいですって!」
ソフス「いえ。ここら辺で。ティカさん。楽しいお話ありがとうございました。また話しましょう」
ティカ「私も楽しかったです!ソフスさん、サッフィさんまたおしゃべりしましょう!」
サッフィ「うん!またね〜」
ソフス「では」
フレン「行っちゃった」
ソフスさんが座っていたところにフレンが座った。
フレン「なんか久しぶりな感じするなー!あ、故郷の村行ってきたんだろ?つか早くね!?」
ティカ「キエリスさんが頑張ってくれました!」
フレン「副団長ガッツあるからなぁ。にしたってかなりの距離だったと思うけどやるな。で、久々の故郷はどうだった?」
ティカ「おばあちゃん元気でした。久しぶりに色々話せました。
フレン「そっか。良かったな。そうだティカちゃんに謝らないといけないんだ。討伐だけど俺は参加できないんだ。ごめんな。団長には言ったんだけど、俺の魔法は相性が悪そうでな」
ティカ「気にしないでください!ステラッチェ団長さんの判断なら仕方ないです」
フレン「その分、団長とニニギさんとプレンツが頑張ってくれるから!な!プレンツ!」
プレンツ「うん。もちろん。そのつもりだよ」
フレン「あ、あとアメデオさんが行くんだった。」
ティカ「アメデオさん?」
まだ聞いたことがない人だ。それに今回の討伐隊のメンバーなんだ。フレンさんを差し置いて他の団員の人が参加するんだ。ということは、とっても強い人ってこと?
フレン「ここの医者なんだ。変な人だけど頼りになる人だよ。そう考えるとうちのメンバーではかなり主力メンバーだよなー。団長にニニギさんにアメデオさん、そしてプレンツだ!」
アメデオさんってひとお医者さんだったんだ。確かに前に見た津波の魔法といい怪我が多いのかも。お医者さんもここにいるんだ。思っていたよりもいろんな人がいるなぁ。
プレンツ「そう聞くとぼくの立場がないな……」
プレンツがわかりやすく肩を落として落ち込んでいる。
「「そんなことない!」」
フレンさんと被ってしまった。見つめ合った。フレンさんはニコッと笑った。
フレン「さっきもすんでのところでリーホワさんの電撃消してたじゃんか!俺プレンツが丸焦げになる!と思っちゃったよ。でもちゃんとできてた。プレンツはここに来てから一回もミスってない!派手なことができるのもすごいけどミスがない方がすごいことだと俺は思うぜ」
フレンさん、プレンツをべた褒めだ。この2人は本当に仲が良さそう。
プレンツ「ありがとうフレン。とりあえずご飯取りに行ったら?」
プレンツが照れくさそうにそう言った。
フレン「そうだった。腹が減ってたんだ…じゃ取ってくるわ」
フレンさんが席を立った。プレンツよりも、私よりもずっと歳上だろうけどお兄さんでもあるし友達のような関係みたい。
また扉が開いた。あ、あの紫色の髪の小さい女の子!
ティカ「はじめまして。えっとザーラちゃんだったよね。私ティカっていうの。よろしくね」
ザーラ「ん?あぁ。ヴィラコチャのあれか。ふむ。ああ。妾はザーラ。何か用かのぉ?」
ティカ「あ、ううん。これからよろしくね」
ザーラ「これから?ふむ。そうだといいのぉ」
行っちゃった。なんだか古風というか、全然子供感ない女の子だなぁ。
それにあの綺麗な目。瞳の中に花が咲いているみたいな模様だ。そういえばステラッチェ団長さんの目もあんな目だったような。




