15話 猪突猛進
足利「おいおい、正気か? そんなことしたって爆破の衝撃くらうだけだぞ」
潮来「やってみなきゃわかんない」
日光「そんな無茶しないで湖泳いだらいいんじゃない?……あらやだ、相手にヒント教えちゃった」
栃木県組はなぜか潮来のことを止めようとしている。敵なのにこっちのことを心配してくれている?小美玉は空っぽな脳みそをフル回転させて考える。
(もしかして…そうか!)
小美玉「潮来くん、自分の意志を貫いて!きっと大丈夫!」
日光「あんたも頭のネジ飛んでたか。じゃあ勝手に自爆したら?」
日光はそうは言うものの焦っているように見える。
潮来「じゃあ行くぜ!うおおおおおー」
潮来は相手めがけて刀を振りながら突き進む。……見栄えはよくないが。
ひたすら進む。ひたすら。
日光「ちょっと待って、、、」
まだまだ進む。
もう敵まで後数メートル。
足利「やめろーー」
もう一振りで相手に届く。潮来は足利めがけて刀振り下ろす…
が、その刀は足利の頭上でぴたりと止まる。
数秒の間時が止まる。誰もこの状況が飲み込めずにいる。
しばらくして口を開いたのは潮来だった。
潮来「わりぃ、また対戦しよう」
そういって潮来は踵を返した。
そしてまだ震えている足利を後目に遠くの方へと消えていった。
登場人物紹介11
小美玉奈緒
茨城県代表
地下アイドルグループ「マリン⭐︎スノーズ」のメンバー。メンバーカラーはピンク。
アイドル活動だけでは生活が厳しいのでバイトを2つ掛け持っている。
ちなみにクリスマスの予定はないそうだ。




