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双醒のアルマ ――最弱の少年と、眠れる二つの古代武装――  作者: 白峰ユウ
双醒のアルマ Ⅱ 重なる迷宮/12人の帰還

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第27話 3つの迷宮

 机の上に、3枚の地図が並んでいた。


 1枚目は、見慣れたルーメン迷宮の地図。


 2枚目は、昨日俺たちが壁の向こうで歩いた道を、フィアの記憶を頼りに書き起こしたものだ。


 そして3枚目だけは、見覚えがなかった。


「これ、何?」


 朝のギルド。


 紙を持ち上げると、ミナさんが手元の報告書から顔を上げた。


「昨日の夜、別の捜索班から上がってきたもの」


「別の捜索班?」


「うん。4つ目の失踪地点を調べていた班ね」


 紙に描かれているのは、それほど長くない通路だった。曲がり角が2つ。その先は記録が途切れている。


 余白には、現場で確認されたものが書き込まれていた。


 砂。

 石片。

 足跡。


 それから。


「乾燥……?」


「向こう側の空気が、ルーメンよりかなり乾いていたらしいよ」


 俺は隣に座るフィアを見る。


 フィアも3枚目の紙を覗き込んでいたが、その耳がわずかに動いた。


「昨日の場所と違う」


「やっぱり?」


「昨日は湿ってた。土と水の匂いもあった」


 そうだ。


 昨日、壁の向こうへ入った瞬間に感じたのは、冷たさと湿気だった。


 黒っぽい石。

 苔。

 植物の根。

 水滴の音。


 この報告に書かれている場所とは、かなり違う。


「でも、ルーメンとも違うんだよね?」


 俺が聞くと、ミナさんは表情を少し引き締めた。


「調査班からはそう報告されています。壁面の石質がルーメン迷宮と一致しない。通路の形も違うそうです」


「じゃあ、昨日の場所とは別?」


「それを確かめるのが今日の調査」


 ミナさんが3枚の紙を指先で揃える。


「今、確実に言えるのはここまで。ルーメンとは違う構造が、少なくとも2種類確認されてる」


「ルーメンを入れたら……」


 俺が言いかける。


「3つ」


 フィアが先に言った。


 その言葉だけが、妙に耳に残った。


     ◇


「今日の調査目的を確認します」


 ミナさんが地図を畳む。


「昨夜、新しい異常が確認された地点の現場確認。失踪者の痕跡が残っている場合は追跡します。ただし、未知の通路が開いても深追いは禁止です」


 そこまで仕事の声で説明してから、俺を見る。


「特にルカ」


「なんで俺だけ」


「昨日、壁の向こうまで入ったから」


「フィアも入ったよ」


「フィアさんはちゃんと戻る判断をしたでしょ」


「俺も戻った」


「フィアさんに言われてね」


 言い返せない。


 横を見ると、フィアまで小さく頷いている。


「なんでちょっと勝ち誇ってるの」


「事実だから」


「今日も2対1か……」


『俺様がいるぞ!』


「ベルはだいたい無茶する側だろ」


『なにぃ!?』


 ミナさんの眉が上がる。


「またベル?」


「……うん」


「そのベルっていう人の話、まだちゃんと聞いてないんだけど」


「帰ってきたら」


「昨日も聞いた」


「じゃあ今日こそ」


「約束ね」


 どう説明しよう。


 壁の向こうより、そっちの方が難しい気がしてきた。


「とにかく」


 ミナさんが俺のギルドタグを返す。


「今日は調査が最優先。敵を倒すのが目的じゃないからね」


「分かってる」


「フィアさんもお願いします」


「任せて」


 そこでミナさんの表情が少しだけ緩む。


「じゃあ、行ってらっしゃい」


「行ってきます」


     ◇


 新しい調査地点は4階だった。


 昨日俺たちが入った場所とは離れている。


 先頭はフィア。その後ろを俺が歩き、護衛2人が続く。


 現場へ着くと、壁の前にはすでに細い縄が張られていた。


「ここです」


 待機していたギルド職員が壁を示す。


「昨夜、未帰還者1名の足跡を追跡していた班が異常を確認しました。壁が開いていたのは数分程度です」


「中には?」


「入口から少しだけ確認しています。それ以上は進ませていません」


 正しい判断だと思う。


 昨日の俺たちは、入ったあとで帰り道そのものが変わった。


「閉じたあとは?」


「今のところ、一度も開いていません」


 壁を見る。


 やっぱり普通だった。


 昨日と同じ。


 知らなければ、ここに道ができるなんて絶対に思わない。


「フィア?」


「待って」


 フィアがしゃがみ、床へ顔を近づける。


 指先で砂を少しだけ拾い上げた。


「これ」


 薄い灰色の砂だった。


 昨日見た黄土色とは違う。


「昨日の砂じゃない?」


「違う」


 指先で軽く擦る。


「乾いてる。それに細かい」


「ルーメンの砂?」


「たぶん、それも違う」


 待機していた職員が頷いた。


「簡易鑑定でも別のものと出ています」


 俺も足元を見る。


 昨日の場所は、空気そのものが湿っていた。


 ここにはそれがない。


 むしろ喉の奥が少し乾く。


「同じように壁が開くのに、向こうは違う……」


「まだ開くとは決まってない」


 フィアが立ち上がる。


「そうだった」


「決めつけない」


「はい」


 最近。


 フィアにこれを言われる回数が増えてきた。


     ◇


 結局、また待つことになった。


 壁の前に座り、何も起きない石を見続ける。


 昨日よりは慣れた。


 慣れたけど。


 退屈なものは退屈だった。


『またこれか』


「昨日も聞いた」


『敵が来た方がまだ分かりやすいだろ』


『来ない方がいい』


『そういう意味じゃねえ!』


「クロの方が正しい」


『小僧!?』


 フィアがこちらを見る。


「また?」


「気にしないで」


「最近ずっと誰かと話してる」


「そういう時期なんだよ」


「どんな時期?」


「俺にも分からない」


 フィアが少し怪しそうな目をする。


 その時。


 狐耳がぴくりと動いた。


「静かに」


 声の調子が変わる。


 俺たちはすぐに黙った。


 フィアが立ち上がり、壁を見る。


「来る」


 昨日と同じ言葉。


 少し遅れて。


 壁の奥から、低い石擦れの音が響いた。


 ご、と。


「昨日と同じ?」


「違う」


 フィアの返事とほぼ同時だった。


 動き始めたのは、壁の中央より少し下。


 正方形に近い石板が、ゆっくり奥へ沈み込んでいく。


 昨日は壁そのものが横へずれた。


 今日は違う。


 沈んだ石板が、そのまま横へ滑る。


 やがて、人1人が屈めば通れる程度の穴が現れた。


 流れてきた空気が頬へ触れる。


 冷たくない。


 湿ってもいない。


 乾いた空気だった。


「開き方まで違うのか」


 俺が呟く。


「うん」


 フィアの警戒が少し強くなる。


 穴の向こうは薄い灰色の床。


 壁は黄色がかった石で、天井も昨日の場所より低い。


 黒い石も。


 苔も。


 植物も見えない。


「同じ場所には見えないな」


 護衛の1人が言った。


「見た目は」


 フィアはそこで止めた。


 同じじゃない、とは断定しない。


 でも。


 俺にも別物にしか見えなかった。


     ◇


 今回も、ギルド職員1人を外へ残した。


 中へ入るのは俺、フィア、護衛2人。


 もし通路が閉じても、少なくとも外側に報告できる人間が残る。


 フィアが最初に穴をくぐった。


 続いて俺。


 中へ入った瞬間。


「……暑い」


 思わず声が出た。


 昨日とは逆だった。


 空気は乾いていて、少し吸っただけでも喉が乾く。


 床には薄く砂が積もっていた。


 歩くたびに、しゃり、と小さな音がする。


「ルーメンより暖かいな」


 護衛が言う。


「かなり」


 フィアは足元から目を離さない。


 壁へ視線を移す。


 石の表面は粗く、苔も水滴もない。


「昨日の場所と繋がってると思う?」


「分からない」


「見た感じは?」


「違いすぎる」


 そこは。


 俺も同じだった。


 昨日は黒い石、水、植物。


 今日は乾いた石、砂、熱。


 共通しているのは、ルーメンとは違うこと。


 今のところ。


 それだけだった。


     ◇


 足跡を追う。


 今回は砂がある分、昨日より俺にも分かりやすかった。


 1人分。


 一定の歩幅で、奥へ続いている。


「この人、走ってない」


 フィアが言った。


「普通に歩いてる?」


「うん」


「知らない場所に入ったのに?」


「その時、この人にどう見えてたかは分からない」


「あ……そっか」


 今の俺たちは、ここが知らない場所だと分かっている。


 でも未帰還者がここを通った時も、同じ景色だったとは限らない。


 フィアが数歩先で止まった。


「ここ」


「何かある?」


「足跡が止まってる」


 2歩分。


 ほとんど同じ場所に残っている。


 向きだけが少し変わっていた。


「振り返った?」


「たぶん」


 俺も入口の方向を見る。


 ここから30歩くらい。


 今はまだ、入口からルーメン側の光が見えている。


「戻ろうとしたのかな」


「分からない」


 足跡はそのあと、また奥へ続いている。


 どうして戻らなかったのか。


 そもそも戻ろうとしたのか。


 それも分からない。


「ルカ」


 フィアが後ろを向いた。


「入口」


「まだある」


「うん」


 今は。


 その言葉を言わなくても、もう分かる。


     ◇


 通路の先は2つに分かれていた。


 右と左。


 足跡は右へ続いている。


「追う?」


「少しだけ」


 右へ入る。


 その先で、床の砂が急に減った。


 露出した石床。


「足跡は?」


「見えなくなった」


 その言葉に、一瞬だけ嫌な感じがする。


 でもフィアは慌てなかった。


 しゃがんで床を確認し、次に壁の下へ視線を移す。


「消えてない」


「分かる?」


「ここ」


 壁の下に、白っぽい石粉がほんの少し落ちている。


「何か擦った?」


「たぶん。服か、荷物」


 フィアは数歩進み、また止まる。


 俺にはほとんど分からない痕跡を、1つずつ拾っていく。


「砂がなくても追えるんだな」


「完全には無理」


「でも追えてる」


「今はね」


 できることを大きく言わない。


 分からないものを、分かったことにしない。


 フィアと一緒に歩いていると、その理由が少しずつ分かってきた。


 自信がないんじゃない。


 判断を間違えないために、自分が分かる範囲をちゃんと分けている。


     ◇


 短い曲がり角を抜けたところで、フィアがまた止まった。


「……何?」


「足跡」


 床に、また砂が薄く積もっている。


 そこに残っていた。


 でも。


「さっきの人?」


「違う」


 フィアはしゃがみ込んだ。


「2人」


「増えた?」


「違う。こっちから来てる」


 指した先。


 左側。


 そこには壁しかない。


「壁から?」


「今は壁」


 昨日も聞いた言い方だった。


 俺は近づいて壁を見る。


 亀裂はない。


 隙間もない。


 普通の石壁だ。


「じゃあ、ここも開くのかな」


「分からない」


「でも、この2人はここから来た可能性がある」


「ある」


 俺たちが入口から追ってきた1人。


 別の場所から来たらしい2人。


 3人分の足跡は、ここから同じ方向へ続いていた。


「昨日の場所にも、途中で合流した足跡があったよな」


「うん」


「同じ人が混ざってる可能性は?」


「ある」


 だから、昨日の5人と今日の3人をそのまま足すことはできない。


 でも。


 別々の場所から入った人間が、向こう側で合流している。


 それは昨日と同じだった。


     ◇


「戻る」


 フィアが言った。


「もう?」


「入口から離れすぎた」


 足跡はまだ先へ続いている。


 その先に誰かがいるかもしれない。


 少しだけ。


 あと少しなら。


 そんな気持ちが出た。


 でも。


「ルカ」


「分かってる」


 フィアに言われる前に、俺は足跡から目を離した。


「戻ろう」


 フィアは一瞬だけ俺を見たあと、黙って先頭へ戻った。


 以前なら。


 俺はもう少し食い下がっていたかもしれない。


 今は違う。


 見つけた痕跡を持って帰る。


 それも調査だ。


     ◇


 幸い、帰り道は変わっていなかった。


 分かれ道。


 砂の通路。


 そして入口。


 まだ開いている。


「今日は素直だな」


 護衛が少し安心したように言った。


「次も同じだと思わない方がいい」


 フィアが返す。


「分かってるよ」


「ならいい」


 俺たちは順番に穴を抜けた。


 フィアが最後に外へ出てから、しばらく待つ。


 やがて石板が動き始めた。


 奥から滑って戻り、入口を塞いでいく。


 最後には。


 また。


 何の変哲もない石壁だけが残った。


 昨日とは違う開き方。


 違う空気。


 違う石。


 違う道。


 それでも最後には、どちらも同じように普通の壁へ戻る。


 俺はその壁を見ながら、昨日より少しだけ嫌なものを感じていた。


     ◇


 ギルドへ戻ると、ミナさんは俺たちを見るなり会議室を空けてくれた。


「まず確認。全員、怪我は?」


「大丈夫」


 俺が答える。


 ミナさんの視線がフィアへ移る。


「本当です」


「よし」


 そこで仕事の顔に変わった。


「では、報告をお願いします」


 フィアが今日の地図を広げる。


「新しい異常空間を確認。昨日の場所とは環境が違う」


「具体的には?」


「乾燥してる。温度も高い。砂が多い。石質も違う」


「昨日確認した植物や水は?」


「なし」


「人の痕跡は?」


「最初に1人分。その先で、別方向から来た2人分と合流してた」


 ミナさんの筆が止まる。


「別方向から?」


「うん」


「その2人が通った入口は?」


「今は壁」


 ミナさんが小さく眉を寄せる。


「つまり、別の入口から入ってきた可能性がある」


「可能性はある」


「昨日確認した5人分との重複は?」


「分からない」


「じゃあ人数は足さない」


「うん」


 ミナさんが記録を書き進める。


 俺は机に置かれた3枚の地図を見る。


 ルーメン。


 昨日の湿った道。


 今日の乾いた道。


「ミナさん」


「なに?」


「これ、重ねてみてもいい?」


「地図を?」


「うん」


「正確な測量図じゃないから、位置関係は参考程度ね」


「分かってる」


 ルーメンの地図を一番下へ置く。


 その上に、昨日フィアが描いた道。


 さらに今日の道。


 入口の位置を基準にして、おおよそ合わせる。


 正確じゃない。


 距離も角度も、フィアの記憶から起こしたものだ。


 それでも。


「……変だな」


 思わず口から出た。


「何が?」


 フィアが隣から覗く。


「昨日も思ったけど、この道」


 湿った空間の通路を指す。


「ルーメンの地図にそのまま当てはめると、途中で別の通路にぶつかる」


「うん」


「今日のも」


 今度は乾いた道。


 フィアが少し位置を直す。


「ここまで正確じゃない」


「分かってる。でも、それを差し引いてもちょっと変じゃない?」


 ミナさんも横から地図を見る。


「高さが違う可能性は?」


「あると思う」


 俺は頷く。


「だから、これだけじゃ何も決められない」


 昨日の俺なら、ここで先に答えを出そうとしていたかもしれない。


 でも。


 フィアが何度も言っていた。


 分からないものは、分からないままにしておく。


「ただ」


 3枚を見る。


「1つの場所が姿を変えてるだけにしては、違いが大きすぎる気がする」


 黒い石。

 水。

 植物。

 湿った空気。


 乾いた石。

 砂。

 熱。


 そして。


 見慣れたルーメン。


 フィアが地図へ指を置いた。


「少なくとも、3種類」


「うん」


 3つ。


 同じ言葉が。


 朝より重く感じる。


「3つの迷宮……?」


 ミナさんが小さく呟いた。


「まだ迷宮とは決めない方がいい」


 フィアがすぐに言う。


「そうだね」


 俺も頷く。


 それが別の迷宮なのか。


 迷宮に似た何かなのか。


 今は分からない。


 でも。


 ルーメンとは違う場所が。


 1つだけじゃない。


 そこまでは。


 かなり確かになってきた。


     ◇


 その日の夕方。


 俺たちは4つの失踪地点を、改めて地図へ書き込んでいた。


 ミナさんが調査班から届いた追加資料を並べ、フィアが1つずつ確認していく。


「ここ」


 フィアが最初の地点を指す。


「黄土色の砂と植物片」


「昨日の湿った方?」


「近い」


「じゃあ、こっちは?」


「乾いた砂」


 今日見た場所に近い。


 痕跡を分けていくと。


 少しずつ。


 違いが見えてくる。


 全部が同じ現象だと思っていた時には、ただの変な痕跡だった。


 でも今は。


 湿った場所に近い痕跡。


 乾いた場所に近い痕跡。


 ルーメンそのものの痕跡。


 完全には分けられない。


 それでも。


 何かがある。


「12人は、同じ場所へ行ったのかな」


 俺が呟く。


 フィアはすぐには答えなかった。


「分からない」


「だよな」


「でも」


 地図を見る。


「別々の場所から入った人が、向こうで合流してるのは見た」


「うん」


 そこは事実。


 それだけでも大きい。


 12人がそれぞれ消えて終わりじゃない。


 向こう側に、痕跡が続いている。


 しかも。


 人と人の道が。


 途中で交わっている。


「まだ生きてるといいな」


 口にしてから。


 少し。


 胸が重くなる。


「探す」


 フィアが言った。


 短いけど。


 それで十分だった。


「うん」


     ◇


「今日はここまで」


 ミナさんが資料をまとめ始める。


「まだ見たい」


「駄目」


「迷宮へ行くわけじゃないよ」


「ルカ、朝からずっと調査してるでしょ」


「でも」


「疲れた頭で地図を見ても、変な答えを作るだけ」


 言われて。


 ちょっと刺さる。


「……それはあるかも」


「ある」


 フィアまで頷く。


「また2対1」


「いつもの」


「いつからいつものになったんだよ」


 ミナさんが笑いながら資料を重ねる。


「続きは明日」


「分かった」


 立ち上がってから。


 最後にもう一度だけ。


 机の地図を見る。


 ルーメン迷宮。


 湿った知らない場所。


 乾いた知らない場所。


 3つ。


 まだ。


 3つの迷宮とは言えない。


 どこにあるのかも。


 どう繋がっているのかも。


 分からない。


 ただ。


 昨日までは。


 ルーメンの壁の向こうに、知らない道が1つあると思っていた。


 今日は違う。


 知らない道は。


 1つじゃなかった。


 それだけは。


 もう。


 見間違いじゃない。

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